Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2016 年 11 月 Travel Professional Edition 管理サマリー

管理

PNR 最終処理 – Sabre プロファイル ID

Sabre プロファイルを使用した移動の増加にともない、このリリースでは、PNR 最終処理からの Sabre プロファイル ID のサポートが開始されます。

ユーザー/お客様にとってのメリット: PNR 最終処理での Sabre プロファイル ID のサポートにより、お客様/TMC は、Sabre プロファイル ID をプロファイル移動によって PNR に追加できない場合に、最終処理から追加できます。

**近日中** ブランド運賃ルール パートおよびルール

お客様は、Concur Trvel に適用される新規ブランド運賃に基づいてフライト ポリシーを設定したいと考えています。Concur でのブランド運賃のサポートが強化されると、出張ポリシーのルールは常に最新の状態に保たれ、新規運賃が含まれるようになります。

ユーザー/お客様にとってのメリット: ブランド運賃に関する出張ポリシーの設定により、出張管理者は出張者が利用する運賃を管理できるようになります。また、払戻ができない安い運賃を選択してしまい変更手数料が発生する可能性を回避できます。

フライト

**近日中** 2016 年 12 月 6 日におけるアメリカン航空の運賃選択の終了

アメリカン航空は、米国本土内のメイン キャビンでの旅行について、追加の運賃オプション (Choice Essential および Choice Plus) を導入しました。これらの運賃オプションにより、固定運賃、優先搭乗、預入荷物などの特定の機能が提供されます。

アメリカン航空は、2016 年 12 月 6 日以降は Choice Essential および Choice Plus 運賃オプションを利用できなくなることを発表しました。

Web 運賃

Ryanair の必須ユーザー ログイン

Ryanair は、2016.年 11 月 1 日以降、アイルランド市場に必須ユーザー ログインの導入を開始しました。これは、ユーザーがスクリーン スクレイピング ツールを使用する代わりに自分の Web サイトから予約できるようにするためです。

詳細については、このリンクをお使いのブラウザーにコピーしてください。 http://corporate.ryanair.com/news/news/161025-ryanair-to-introduce-automatic-my-ryanair-membership-from-november/?market=ie

Travelfusion では point-of-sale/Ireland から Ryanair のコンテンツが取得されないため、現時点では Concur ユーザーには影響しません。ただし、これは Ryanair が必須ユーザーログインを他の国々にも拡張した場合に変更される可能性があります。

ホテル

ホテルの結果アップデート

Concur では、フライトおよび鉄道の結果ページの最新情報に一致するように、ホテルの結果ページを更新しました。このアップデートには以下が含まれます。
  • [ホテル名検索] がページの左側に移動しました。

  • ソート オプションがページ中央に移動しました。

お客様にとってのメリット: これらのアップデートにより、ユーザー/手配者は検索オプションやフィルター オプションを見つけやすくなります。これらのアップデートにより、航空機/鉄道に対して行われた変更も一致するようになります。

ホテルの料金コードの削除

ホテルの仕様アップデートの一部として、ホテルの室料コードをユーザー インターフェイスから削除しました。

お客様にとってのメリット: ホテルの室料コードは通常の出張者には関連性がなく、GDS コードのみを目的としています。これを削除することにより、部屋のオプションの表示が見やすくなります。

**近日中** ホテルの推奨

12 月のリリースにより、各ホテル リストで、出張者またはその組織/会社の別の従業員が、過去に該当するホテルに宿泊したことがあるかどうかが表示されるようになります。これは、すでに Mobile で提供されている機能と同じです。

ユーザー/お客様にとってのメリット: この機能には、さまざまな点でメリットがあります。ホテル推奨はユーザー/手配者に関連する情報を提供し、最適なホテルを選択するのに役立ちます。出張者がこれまで訪れたことのない場所に出張している場合、同僚が宿泊したことがあるホテルの情報が役立ちます。また、出張者が過去に宿泊したホテルについての履歴を手配者が確認できない場合がありましたが、今後は確認できます。

**近日中** ホテル サービス セグメントが出張に含まれている場合の自動キャンセル

現行では、(ホテル サービス TSG で定義された) ホテル サービス業者のホテル予約セグメントが出張に含まれている場合、ユーザーが出張を終了していないか、出張の保留がタイムアウトしたか、マネージャーが出張を却下したか、マネージャーが期限内に出張を承認しなかったケースでは、出張を自動キャンセルできません。

12 月のリリースにより、これらの規定違反が発生しなくなります。お客様の設定に基づき、ホテル サービス業者に対する自動キャンセルが GDS ホテルと同様に機能するようになります。

鉄道

**近日中** Sabre - 鉄道会社 2A (Deutsche Bahn) がパッシブ セグメントの構造を変更し、2016 年 12 月 11 日までに解析のための更新が必須

Sabre PNR にマージされた Deutsche Bahn データに対し、PNR の新しい構造が導入されます。変更は、RAL GK セグメント、OSI 行、注釈、および会計行に含まれます。フロントエンド アプリケーションやバックオフィス システムが Deutsche Bahn PNR からマージされたデータで Sabre PNR を使用している場合、実装日までに適切な変更を行ってください。詳細な仕様については、Sabre Advanced Notification #8964 を参照してください。

プロファイル

**近日中** XML プロファイル同期が 2017 年 1 月 1 日に非推奨ステータスに移行

10 月のリリースより、XML プロファイル同期が非推奨ステータスに移行します。非推奨ステータスへの移行により、2017 年 1 月から 6 月まで、Concur ではミッションクリティカルな問題のみに対応します。2017 年 7 月より、同期プロファイル データを Concur と同期する手段として、XML プロファイル同期はサポートされなくなります。

その他

推奨レベル支払先名の変更

6 月のリリース後のフィードバックに基づき、Concur では推奨支払先の命名規則が更新されました。
  • 航空機の推奨支払先が、業者から航空会社に変更されました。
  • 鉄道の推奨支払先が、業者から鉄道サービスに変更されました。
  • 車両の推奨支払先が、業者からレンタカー業者に変更されました。
  • ホテル チェーンの推奨支払先が、業者からホテル チェーンに変更されました。
  • ホテル資産の推奨支払先は、ホテルのままです。

たとえば、航空会社の推奨支払先がある場合、現行では Concur の推奨業者と表示されます。このリリースでは、Concur の推奨航空会社と表示されます。

お客様/TMC にとってのメリット: これらの更新により、メッセージの送受信がセグメント タイプに絞られ、ホテル プロパティとホテル チェーンの推奨の違いが表示されます。

**近日中** 2017 年 3 月における TLS v 1.0 暗号化プロトコルに対するサポートの終了

Concur は、TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポート (2017 年 3 月) サイクルの終了を発表します。引き続き、よりセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンがサポートされます。背景として、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になります。バージョン 1.0 に限定されたブラウザまたは電話を使用して Concur ソリューションにログインしている Concur ユーザーは 1% に満たないため、このサポートの中止による影響を受けるユーザーは非常に少数です。

業務目的/お客様にとってのメリット: Concur は、お客様のセキュリティと、より新しくセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンへの容易なアップグレードの両方について、慎重に検討したうえでこのステップを実行しています。TLS v 1.0 の使用終了計画により、お客様は TLS バージョン 1.1 以上を使用し、安全かつセキュアな方法で Concur サービスと通信できるようになります。