2019 年 11 月 Expense Professional Edition 管理サマリー
更新 #1
リリース ノート サマリー
管理
経費同席者フォームでの連結リスト データ タイプの利用開始 - 撤回2019 年 11 月のリリース ノートでは、連結リスト データ タイプ機能が正式にリリースされる前に、"経費同席者フォームでの連結リスト データ タイプの利用開始" リリース ノートが誤って公開されました。この新機能は、今後リリースされる予定です。
連結リスト データ タイプ機能は、現在長期間のロードマップ上にある製品で計画されている今後の方向性の一環です。機能全体を正式にリリースする準備ができたら、この機能に関する追加情報を公開します。
この連結リスト機能は、一般に同席者レコードではサポートされず、従業員同席者 (SYSEMP) に非常に固有のユースケースでのみ使用できます。
認証
**進行中** HMAC の SSO セルフサービスへの移行開始サポートの終了これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
SAP Concur はまもなく、SSO オプションとしてのハッシュベース メッセージ認証コード (HMAC) を削除する廃止プロセスを開始します。HMAC の代替サービスは SAML SSO です。このサービスの設定はセルフサービス方式となります。お客様の管理者は SAP Concur 内でこの設定にアクセスして SAML 接続を完了します。
現在 HMAC を使用しているお客様の場合、リリースされ次第 SSO セルフサービス ツールに移行することをお奨めします (2020 年第 1 四半期を予定)。この新しい SSO セルフサービス ツールにより、複数のポータル (アイデンティティ プロバイダ) を追加できるようになります。
HMAC の廃止は、以下の 2 つのフェーズで行われます。
フェーズ I:
お客様は、アイデンティティ プロバイダ (IdP) またはカスタム SAML 2.0 ソリューションを保有している必要があります。
お客様が、新しい SSO セルフサービス ツールのテストを開始します。
お客様が、新しい SSO セルフサービス ツール (2020 年 第 1 四半期リリース予定) を使用する新規従業員に対するオンボーディングを準備します。
SSO ツールを使用できるようになると、リリース ノートでお客様に HMAC の正式な廃止日が通知されます。正式な廃止日以降は、HMAC を使用して新規クライアントをオンボーディングすることはできません。新規クライアントは、新しい SSO セルフサービス ツールを使用してオンボーディングする必要があります。
HMAC を使用している既存のクライアントを新しい SSO セルフサービス ツールを使用して移行する必要があります。
フェーズ II:
お客様は、引き続き新しい SSO セルフサービス ツールへの既存の HMAC クライアントの移行を進めます。
HMAC から新しい SSO セルフサービス ツールへの移行がすべて完了したら、HMAC サービスをシャットダウンします。フェーズ II の終了は 2020 年中頃を予定しています。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。
新しい SAP Concur [サインイン] ページ (10 月 31 日)これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
2019 年 10 月に、SAP Concur [サインイン] ページが更新され、直接 SAP Concur ユーザー名/パスワード ユーザーとシングル サインオン (SSO) ユーザーの両方に対して新しいログイン エクスペリエンスが提供されます。SSO ユーザーは www.concursolutions.com で SP 初期化済 SSO ログイン プロセスを開始します。この変更は (スケジュールされた月次リリースでなく) 2019 年 10 月 31 日に行われました。当初、新しい [サインイン] ページが表示されるのは少数のユーザーのみでした。利用可能状況は、新しい [サインイン] ページを使用するオプションがすべての Concur ユーザーに提供されるまで、2019 年 11 月に段階的に増加します。
新しい SAP Concur [サインイン] ページには、2 ステップ ログイン プロセスが含まれます。これにより、セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率が高まります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。
突合
[突合請求書を経費精算に表示] のサポート終了12 月に、SAP Concur によって次のポリシー設定が廃止されます。
突合請求書を経費精算に表示
このチェックボックスは Concur Expense のポリシー構成オプションから削除され、対応する機能はサポートされなくなります。
この機能は NextGen Expense UI には実装されません。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能の廃止により、SAP Concur は、多くのお客様によって使用される機能に焦点を当てることができます。
E-Receipt
領収書として自動的に受け入れられないE-Receipt 技術は急速に発展しています。今日では、領収書の取扱いルールはイメージ要件を満たすために、E-Receipt を受け入れるようにハードコードされています。さらなる進化に向け、E-Receipt がより一般的になり、E-Receipt に関する法令がより複雑になるにつれて、これはすべての国および状況に対して有効な前提ではありません。
現在のシステム動作を保持するお客様、つまりイメージ要件を満たすために E-Receipt の受け入れを継続するお客様は、カスタム領収書ルールを設定する必要があります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、E-Receipt を使用するお客様は、継続して法令および文書の契約要件に準拠して経費を具体化することができます。
Expense Pay - グローバル
資金管理口座ページの変更SAP Concur では、[資金管理口座] ページに対して以下の変更を行いました。
[口座通貨] フィールドの名前が [払戻通貨] に変更されました。
[拠出タイプ] ドロップダウンが画面から削除されました。
[支払処理パートナー] フィールドがページの新しいセクション [支払処理パートナー詳細] に追加されました。このフィールドには、利用可能な支払処理パートナーが表示されます。選択した払戻通貨で利用できる支払処理パートナーが 1 つのみである場合は、そのパートナーが既定で設定されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更によって、表示される情報の読みやすさおよび正確さが維持されます。
ファイル転送の更新
新しい SAP Concur IP アドレス (EMEA) (11 月 23 日)このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。
ヨーロッパ、中東、およびアフリカ (EMEA) 地域のメンテナンス期間中である 2019 年 11 月 23 日に、st-eu.concursolutions.com の IP アドレスが 84.14.175.233 から 46.243.56.11 に変更されます。
接続するためにファイル転送プロトコルで SAP Concur DNS エンドポイント (st-eu.concursolutions.com) を使用するお客様は、この変更による影響を受けません。
2019 年 11 月 23 日より、IP アドレスを介して接続するお客様は、SAP Concur DNS エンドポイント (st-eu.concursolutions.com) または新しい IP アドレスに接続する必要があります。
SAP Concur では、SAP Concur IP アドレスが変更された場合の接続の問題を回避するため、DNS エンドポイント st-eu.concursolutions.com に接続することをお奨めします。
この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。
st-eu.concursolutions.com
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。
セキュアでない SSH プロトコル アルゴリズム/暗号のサポート終了 (10 月 14 日)このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。
2019 年 10 月 14 日 (8 AM 太平洋夏時間) より、SAP Concur では、以下のセキュアでない SSH プロトコル アルゴリズム/暗号はサポートされなくなります。
(鍵交換) diffie-hellman-group-exchange-sha1
(暗号化) aes128-cbc
(暗号化) aes192-cbc
(暗号化) aes256-cbc
(メッセージ認証コード) hmac-md5
(メッセージ認証コード) hmac-sha1-96
(メッセージ認証コード) hmac-md5-96
この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。
st.concursolutions.com
st-eu.concursolutions.com
st-cge.concursolutions.com
st-cge-dr.concursolutions.com
vs.concursolutions.com
vs.concurcdc.cn
サポートが必要な場合は、SAP Concur サポートに連絡してください。
詳細については、Shared: File Transfer for Customers and Vendors User Guide (英語のみ) を参照してください
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。
NextGen (次世代) Expense
**進行中** Concur Expense エンド ユーザーのための新しいユーザー インターフェイス更新: お客様からのフィードバックに対応して活用し、円滑で正常な移行のための SAP Concur のコミットメントに合わせるために、次世代 Expense のための改訂された導入方針に取り組んでいます。
SAP Concur では、製品の一貫性のある改善に力を注いでいます。それらは提供する機能だけでなく、それらの機能を使用するエクスペリエンスについても言えます。ユーザーが技術にどのようにかかわるかは、ニーズおよび期待とともに経時的に変わります。SAP Concur は、常にお客様の声を聞き、ユーザー エクスペリエンスをどのように改善できるかについてのフィードバックを求めています。
NextGen Expense は SAP Concur ユーザー エクスペリエンスの継続的な進化です。これは、広範囲に及ぶユーザー調査およびデータ分析を行うことで構築されています。680 回もの 1 対 1 の対話、58 のユーザビリティ研究、3,000 を超える調査回答、毎月 13 億回ものユーザー アクションが行われました。
お客様は決められたカットオーバーよりも前に、NextGen Expense をプレビューしてオプトインできるようになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この結果は次世代の Expense ユーザー インターフェイスで、現代的で一貫性があり、合理的なユーザー エクスペリエンスを提供するように設計されています。この技術により、UI が拡張されるだけでなく、お客様の変化するニーズを満たすために、SAP Concur がお客様のご要望により迅速に対応できるようにもなります。
プロファイル
[個人のクレジット カード] ページの名前を [経費用クレジット カード] に変更このリリースでは、[プロファイル設定] の [個人のクレジット カード] ページの名前が [経費用クレジット カード] に変更されます。[プロファイル設定] における [経費の設定] の [個人のクレジット カード] リンクも [経費用クレジット カード] に変更されます。
この更新では、表示のみが変更され、機能は何も変更されません。この更新は、新規および既存のユーザーに対して行われます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、通常のコーポレート フィードでは利用できない会社発行のクレジット カードを接続する際に、ユーザーに明確さが提供されます。
計画変更サマリー
このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の SAP Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2019 年 11 月 Expense Professional Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。
認証
**計画変更** シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプションの日付変更 - ステータス更新この機能は 2019 年 10 月の対象から外れ、現在のリリースでは対象外となりました。このリリース ノートは Shared Planned Changes Release Notes (英語のみ) に移動されました。
法人カード
**計画変更** Amex ビジネス カードの接続 (US)SAP Concur では、まもなく American Express (Amex) ビジネス カードの接続が提供されます。Amex ビジネス カードの直接接続機能により、お客様は Concur Expense で Amex ビジネス クレジット カードに接続できるようになります。
Amex ビジネス カード機能には、以下の機能が備わっています。
Amex から SAP Concur への取引の自動日次更新の提供 (Concur Expense ユーザーは、取引を更新するために Amex にサイン インする必要はありません)
SAP Concur 経費アシスタントとの互換性の提供
すべての補足カード取引を表示しなくても、第 1 カード所有者による取引の管理が可能
取引に対する代理およびプロキシ機能のサポート
外国取引を処理するための取引通貨の提供
利用可能な取引の表示の使用
標準レポートでの Concur Analytics の使用 (未提出取引を含む)
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、SAP Concur のお客様にビジネス カード コネクタが提供されます。
ファイル転送の更新
**計画変更** ソース IP のチェック (EMEA) - ステータス更新この機能は 2019 年 10 月の対象から外れ、現在のリリースでは対象外となりました。このリリース ノートは Shared Planned Changes Release Notes (英語のみ) に移動されました。
その他
**計画変更** 組み合わされた経費のカスタム フィールドユーザーは、手動で作成した経費エントリでのカード取引など、2 つの経費関連項目を組み合せることがあります。統合プロセス時には、最も重要な情報を存続させるために、ほとんどのフィールドが優先ルールに基づいてコピーされるか、無視されます。
現在、カスタム フィールドでは、2 つの項目 (この場合は、カード取引と経費) で異なる経費エントリ フォームが使用されている場合に、このプロセスによって予期しない結果が生じる場合があります。これにより、手動で作成した経費エントリのカスタム フィールド データを維持する必要がある場合でも、これらのデータが削除されてしまう可能性があります。
1 月のリリースを目処に、このプロセスが変更される予定です。カスタム フィールドのデータは、以下の場合に維持されます。
組み合わされる項目で同じ経費エントリ フォームが使用されているかどうかに関係なく維持されます。
データ タイプ (リスト、テキストなど) が同じ場合に維持されます。
最初、この変更は、データ タイプがリストまたはテキストであるカスタム フィールドのみに適用されます。その他のデータ タイプも経時的に含められます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ユーザーがカスタム フィールドでデータを再レンダリングする必要がある場合に、時間が短縮されます。
**計画変更** 非アクティブ ユーザーのワークフロー メールの終了現在、Concur Expense では、非アクティブ ユーザーを含むすべてのユーザーにワークフロー メール (ステータス変更に関するメールなど) が送信されます。
12 月のリリースを目処に、Concur Expense では、非アクティブ ユーザーにワークフロー メールは送信されなくなります。
業務目的/お客様にとってのメリット: 非アクティブ ユーザーは Concur Expense にアクセスできないため、Expense ワークフロー メールを受信する必要はありません。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。