2019 年 5 月 Invoice Professional Edition 管理サマリー
更新 1
リリース ノート サマリー
Concur Invoice
管理ページの支払申請は請求書に名前を変更4 月のリリースで、"支払申請" という用語とその関連用語は、"請求書" という用語とその関連用語に置き換えられました。これらの変更はエンド ユーザーに対して、ユーザー インターフェイス、Concur Invoice ドキュメント、およびその他すべての SAP Concur 製品ドキュメントで、この用語が出現する箇所に対して行われました。
5 月のリリースより、管理ユーザーに対するこの用語の変更が行われます。
以下の用語の名前も変更されます。
申請 ID -> 請求書 ID
支払申請 -> 請求書
申請名 -> 請求書名
支払申請タイプ -> ポリシー
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、SAP Concur で使用される用語と業界標準用語との整合性が確保されます。
請求書および未割り当ての請求書ページにアンカーされた列ヘッダー列ヘッダーは、請求書のスクロール時の可視性を向上させるため、[請求書] および [未割り当ての請求書] に "アンカー" されるようになりました。つまり、多くの請求書を含むページの最後までスクロールしても列ヘッダーは表示されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、お客様は日常業務に必要な情報を表示しやすくなります。
購入申請
コメントを含む購入申請を示す新しいアイコンお客様は、購入申請 (PR) のヘッダー レベルおよび行項目レベルでコメントを入力することができます。このリリースから、購入申請の承認者、ユーザー、または処理者ロールのあるユーザーが購入申請の詳細を表示すると、PR にコメントが追加されている場合はアイコンが表示されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、購入申請の処理がより効率的になり、購入申請の承認者、ユーザー、および処理者がコメントの存在に確実に気付くようにします。
購入申請で利用できる支払先詳細の表示リンク[詳細を表示] リンクが購入申請に追加されています。[詳細を表示] リンクによって、購入申請のユーザー、承認者、および処理者は、購入申請 (PR) の行項目に割り当てられている支払先についての追加の詳細情報を表示することができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、購入申請の詳細に対する可視性が向上します。
認証
インポート ファイルによる一括パスワード リセットまたは更新は今後不可これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
ユーザーのパスワードはユーザー インポートおよび従業員インポート機能によってリセットまたは更新できなくなります。ユーザー インポートおよび従業員インポート機能で、初期インポート中に新規ユーザーのパスワードは引き続き設定することができます。
ユーザー インポート
パスワード フィールドは、ダウンロード可能な Excel テンプレートで利用可能なままですが、ファイルの初期インポート時、またはシステムに新しいユーザーを作成する場合のみ読み込まれます。フィールドの後続の使用はシステムによって無視されます。
この機能に関する一般情報については、Shared: User Import User Guide (共有: ユーザー インポート ユーザー ガイド) を参照してください。
従業員インポート
パスワード フィールドは 100、300、305、および 310 のレコード セットで利用可能なままですが、ファイルの初期インポート時、またはシステムに新規ユーザーを作成する場合のみ読み込まれます。フィールドの後続の使用はシステムによって無視されます。100 件のレコード パスワードを更新または置き換える機能は使用されなくなりました。
この機能に関する一般情報については、Shared: Employee Import Specification (共有: 従業員インポートの仕様) を参照してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ユーザー パスワードのセキュリティが強化されます。
[パスワードを忘れた場合] 機能、セキュリティの質問、およびパスワードのカスタム テキストこれらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
このリリースでは、SAP Concur の [サインイン] ページに新しい [パスワードを忘れた場合] 機能を追加します。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのエクスペリエンスが更新されます。
会社の設定に応じて、パスワードを忘れた場合のプロセスには、その他いくつかのオプションが利用できる場合がありました。このリリースで、それらの追加オプションは削除されます。削除される追加オプションは以下のとおりです。
セキュリティの質問: ユーザーには、ログイン認証でセキュリティの質問プロンプトが表示されなくなります。
ページ上のテキスト: 会社のカスタム テキストは表示されなくなります。
パスワード ヒント: [パスワード ヒントをメール アドレス宛に送信] オプションは使用できなくなります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、ユーザー パスワードのセキュリティが強化され、ユーザー エクスペリエンスが合理化されます。
コンポジット ログインの廃止これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
このリリースで、コンポジット ログイン サインイン ページの URL はサポートされなくなります。
コンポジット ログイン機能によって、ユーザーはドメイン名を含まないログイン ID を使用して SAP Concur 製品にログインできました。
ユーザー名 (例: johndoe) のみを使用してログインしているすべてのユーザーは、ログイン ID ではなく、[CTE ログイン名] を使用して SAP Concur 製品にログインする必要があります。
コンポジット ログイン ページの一般的な URL には、エンティティの名前 (例: entity=pxxxxxxxxx) が含まれ、https://www.concursolutions.com/signin.asp?entity=pxxxxxxxxx のように表示されます。
すべてのお客様は、標準の [サインイン] ページを使用して SAP Concur 製品にアクセスします。標準のサインイン ページは次のアドレスにあります。 https://www.concursolutions.com/nui/signin
重要!
今回は、コンポジット ログインの中で、ユーザーに表示される部分のみが廃止されています。従業員インポート (スケジュール済、オーバーナイト) およびユーザー インポート (オンデマンド、スプレッドシート) は影響を受けません。今までどおりに、インポートは正常に処理され、完全なユーザー名が形成されます。コンポジット ログイン情報がインポートで受け入れられなくなると、情報および指示がリリース ノートで提供されます。
ユーザーへの影響
コンポジット ログイン ページ (https://www.concursolutions.com/signin.asp?entity=pxxxxxxxxx) にログインし、さらに、ユーザー名にアット (@) 記号を使用していないユーザーは、[サインイン] ページで [ユーザー名を忘れた場合] リンクをクリックしてサポートを受けずにユーザー名を取得する (推奨) か、法人管理者に連絡して [CTE ログイン名] を取得する必要があります。ユーザーのパスワードは同じままとなります。
この変更によるシングル サインオン機能への影響はありません。以下のユーザーは、https://www.concursolutions.com を使用してログインしないため、影響されません。
SAP Concur Web SSO
Concur モバイル ユーザー名/パスワード
Concur モバイル SSO
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能の廃止により、ログインの依存関係が減少する一方で、ログインの安定性およびログインの成功率が向上します。
Concur 管理
従業員およびユーザー インポート列 (Amadeus ユーザー権限) の廃止ユーザー インポートおよび従業員インポートの Travel Addendum インポート (レコード タイプ 350) 形式から、Amadeus ユーザー権限列が廃止されました。
この列は、フラット ファイルおよび Excel インポート ファイルに残されますが、今後はアクティブになることはなく、列に含まれる値は無視されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、Concur Travel 開発チームによって行われた作業がサポートされます。
SAP Concur メール
**進行中** メール インフラストラクチャの変更 - 信頼できる差出人のリストへの IP アドレスの追加SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります。
ここで説明する問題は、はじめは Concur Expense を使用する会社のみに影響がありました。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Concur Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。
2019 年の第 1 四半期までは、その他のサービスを引き続き追加します。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。
その他
通知: カスタム フィールドには個人または機密データを記載しないすべての会社は従業員の個人および機密情報を保護するために適切なすべてのステップを取る必要があります。推奨されるセキュリティ関連のベスト プラクティスでは、カスタム フィールドに個人および機密データを含めることはできません。
次のステップ
会社が現在、個人または機密データ (社会保障番号、家族の名前、またはその他の個人を特定する情報など) を保存するためにカスタム フィールドを使用している場合は、サービス内の既存のフィールドからこの情報を削除し、現在の設定を修正するように計画する必要があります。
追加情報については、FAQ (英語のみ) を参照してください。
計画変更サマリー
Concur Invoice
**計画変更** [すべての割り当てられた請求書] ビューが利用可能AP ユーザーは割り当てられたすべての請求書を表示して、割り当てた請求書を追跡できるようになります。このオプションは、[未割り当ての請求書] ページの [表示] リストから [すべての割り当てられた請求書] オプションを選択すると利用することができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、お客様には割り当てられた請求書のビューが提供されるため、管理する請求書を制御しやすくなります。
**計画変更** [割り当てられた日] 列の並べ替え今後のリリースでは、お客様は [割り当てられた日] 列を含むページで列をクリックすることにより、この列を並べ替えられるようになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、お客様は日常業務に必要な情報を表示しやすくなります。
発注
**計画変更** インポート ファイルによる一括パスワード リセットまたは更新は今後不可今すぐインポート機能では、オーバーナイトのスケジュール済インポートを待つ必要なく、PO および PO 領収書ファイルを Concur Invoice にすぐにインポートすることができます。これは、PO および PO 領収書をインポートして、外部登録された同じ日に Concur Invoice 製品で処理する必要があるお客様に有用です。頻繁に同期された最新データにあわせて、1 日に複数の PO および PO 領収書インポートを実行することもできます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、Concur Invoice に PO および PO 領収書をインポートする時間および頻度を管理しやすくなります。
認証
**計画変更** シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプションが SAP Concur でまもなく使用可能これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
シングル サインオンにより、ユーザーは 1 つのログイン資格情報セットを使用して、複数のアプリケーションにアクセスすることができます。現在、SAP Concur では 2 つのサインインの方法があります。ユーザー名とパスワードを使用する方法か、または組織に対するユーザーのログイン資格情報など、アイデンティティ プロバイダ (IdP) の資格情報による SSO を使用する方法です。
SAP Concur では、シングル サインオン (SSO) の管理機能を SAP Concur 製品に追加する予定です。これにより、お客様に組織で SSO を設定するためのセルフサービス オプションが提供されます。SSO は現在、Concur Expense、Invoice、Request、および Travel でサポートされています。
新しいシングル サインオン (SSO) の管理機能は、[セキュリティ キー] ページの既存の SSO 設定を使用しているお客様にとっては代替ツールであり、組織で SSO を導入しようとしているお客様にとっては新しいツールです。すべてのユーザーが新しい SSO セルフサービス ツールに移行するまで、[セキュリティ キー] ページの既存の SSO 設定と新しい SSO セルフサービス ツールを両方とも使用できます。
その他の SAP Concur 製品およびサービスは、この初回リリースの範囲外です。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、SAP Concur のお客様に SSO を設定するセルフサービス オプションが提供されます。
**計画変更** 新しい SAP Concur のサインイン ページこれらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
SAP Concur は、新しい [サインイン] ページを追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。現在のシングル サインオン (SSO) ユーザーは、SSO ログイン プロセス (www.concursolutions.com) を開始できるようになります。この機能は、2019 年に向けて計画されています。
新しい [サインイン] ページの機能には、以下が含まれます。
2 ステップ ログイン: セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。
マルチアカウント ログイン: 管理者が複数のアカウントを使用してログインできます (将来のリリースに向けて計画中)。
ユーザー アバター: ユーザーのエクスペリエンスが向上します (将来のリリースに向けて計画中)。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。
組織管理
**計画変更** SAP Concur 製品へのアクセスの変更点今後のリリース (6 月予定) から、お客様は以下のドメインを使用して SAP Concur の製品およびサービスにアクセスします。
*.concursolutions.com
*.concurcdc.cn
この変更は、2019 年 6 月 8 日を予定しています。
SAP Concur では、お客様が上記のドメインのいずれかをまだ使用していない場合は、できるだけ早く移行することを推奨しています。
この変更に関する質問については、appsec@sap.com に連絡してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、お客様は一貫した安全な方法で SAP Concur のサービスにアクセスできるようになります。
トレーニング管理
**計画変更** ページの最適化および再配置[トレーニング管理] ページを簡素化するために、機能と内容が変更されます。
内容の変更に加えて、[トレーニング管理] ページへのアクセスが、[組織管理] から [ツール] に移行します。
業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更によって、トレーニング管理機能の検索および使用が簡単になります。
テスト ユーザー管理
**計画変更** テスト ユーザー取引の消去機能の廃止SAP Concur は、テスト ユーザー管理機能において Concur Expense、Concur Invoice、Concur Travel、および Concur Request からテスト ユーザーの取引を削除する機能を廃止する予定です。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、SAP Concur は、多くのお客様が使用する機能の開発およびメンテナンスにリソースを費やすことができるようになります。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。