2019 年 4 月 Expense Professional Edition 管理サマリー
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リリース ノート サマリー
管理
信頼できる差出人のリストへの IP アドレスの追加SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります。
ここで説明する問題は、はじめは Concur Expense を使用する会社のみに影響します。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。
その他のサービスは引き続き追加されます。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。
通知: カスタム フィールドには個人または機密データを記載しないすべての会社は従業員の個人および機密情報を保護するために適切なすべてのステップを取る必要があります。推奨されるセキュリティ関連のベスト プラクティスに従い、カスタム フィールドには個人および機密データを含めることはできません。
次のステップ
会社が現在、個人または機密データ (社会保障番号、家族の名前、またはその他の個人を特定する情報など) を保存するためにカスタム フィールドを使用している場合は、サービス内の既存のフィールドからこの情報を削除し、現在の設定を修正するように計画する必要があります。
追加情報については、FAQ (英語のみ) を参照してください。
予算
予算のワークフローが利用可能にワークフローを予算で使用できるようになりました。ワークフローでは、承認および処理ステップによる請求書、経費精算レポート、および支払申請のルーティング方法が定義されます。SAP Concur で提供される予算の柔軟なワークフロー機能を使用することで、会社は固有のニーズに合わせてワークフローを設計することができます。
予算の確認がないと、期末または年度末までに予算が完全に消費されてしまい、組織の選択肢が制限されたり、予算所有者の予算が超過したりする場合があります。さらに、早期支出によって、それほど重要ではない支出に早期に予算が消費されることで、(組織にとって) より重要な支出が却下されることになります。
ワークフローで予算確認を組み合わせることで、価値が高まります。監査ルールとワークフロー ステップ ルールを使用することで、組織は、組織固有のニーズに応じた微調整を行い、予算をより適切に制御することができます。
また、支出明細がいつ予算の執行と見なされるかを決定することも重要です。ほとんどの組織では、支出明細が支払われるときが執行となります。この場合、(すべてではなくとも) ほとんどの承認ステップで承認を受けています。その他の組織では、それよりもかなり早い時期に執行が行われます。購入申請または事前申請が承認されると、それらは直ちに "執行済" と見なされます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、たとえば、予算期間または予算年度で予算が早期に超過してしまわないように、お客様が予算支出を制御できるようになります。
Expense Pay
(USD/CAD) 更新: 従来の支払の廃止とグローバル支払への移行 (9 月 1 日まで)SAP Concur Expense Pay (クラシック) 製品は、経費精算レポートの処理に関連する支払を実行する製品です。頻繁に変更される法令の要件を確実に遵守し、地理的に多様な市場に合わせるため、SAP Concur は専用の経験豊富なサード パーティ支払処理パートナーと協同し、次世代の支払製品を開発しました。Expense Pay - グローバル。
これらのリリース ノート (2017 年 9 月) で以前に発表されたとおり、さらなる進化に向け、SAP Concur は 1 つの Expense Pay 製品で、世界のあらゆる場所でお客様のビジネスにサービスを提供します。既存のレガシー Expense Pay (クラシック) 製品 (NA Pay、EMEA Pay、次の APA Pay を含む) は、SAP Concur Expense Pay - グローバル製品に置き換えられます。Expense Pay 製品を使用している SAP Concur のお客様の場合、Expense Pay - グローバルが今後使用する製品となります。この通知により、すべてのレガシー Expense Pay (クラシック) 製品が終了プロセスに入ります。
Expense Pay - 北米の廃止日: 2019 年 9 月 1 日
4000 社以上のお客様が Expense Pay - グローバルにすでに移行しています。USD と CAD で支払を行っているお客様は、9 月 1 日の廃止日より前に、廃止されるサービス "Expense Pay - 北米" を "Expense Pay - グローバル" に購読を切り替える必要があります。現在、Expense Pay - グローバルでは、USD、CAD、GBP、およびユーロがサポートされています。クラシック Expense Pay で他の通貨を使用しているお客様は、今年はそれらの通貨を移行する必要はありませんが、移行プロセスを開始することをお勧めします。paymigration@concur.com に連絡して、移行を検討および計画してください。
Expense Pay - 北米および Expense Pay - EMEA の制限事項
SAP Concur では、お客様がクラシック製品で次の通貨を追加することをサポートしていません。米国ドル、カナダ ドル、メキシコ ペソ、ユーロ、スイス フラン、デンマーク クローネ、スウェーデン クローナ、または英ポンド。お客様がクラシック製品でこれらの通貨をすでに実装および使用している場合、新しいプラットフォームに移行するまで、または規定された廃止日までは、これらの通貨を引き続き使用することができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: Expense Pay - グローバル製品は、引き続き SAP Concur 内での支払処理機能における業界のベスト プラクティスを提供します。
日本の公共交通機関 (JPT)
ジョルダンのメンテナンス駅および路線の日本公共交通機関 (JPT) データベースに対し、追加、名称変更、および削除などの定期メンテナンスでの変更が行われました。
業務目的/お客様にとってのメリット: Concur Expense の一覧には、今後も JPT の最新の駅および路線が反映されます。
次世代 (NextGen) の Expense
**進行中** Concur Expense エンド ユーザーのための新しいユーザー インターフェイス更新: お客様からのフィードバックに対応して活用し、円滑で正常な移行のための SAP Concur のコミットメントに合わせるために、次世代 Expense のための改訂された導入方針に取り組んでいます。
SAP Concur は、製品の一貫性のある改善に力を注いでいます。それは提供する機能だけでなく、それらの機能を使用するエクスペリエンスについても言えます。ユーザーが技術にどのようにかかわるかは、ニーズおよび期待とともに経時的に変わります。SAP Concur は、常にお客様の声を聞き、ユーザー エクスペリエンスをどのように改善できるかについてのフィードバックを求めています。
NextGen Expense は SAP Concur ユーザー エクスペリエンスの継続的な進化です。これは、680 回の 1 対 1 の対話、58 のユーザビリティ研究、3,000 を超える調査回答、月間 13 億 のユーザー アクションを含む大規模なユーザー調査およびデータ分析から構築されています。
お客様は必須のカットオーバーよりも前に、NextGen Expense をプレビューし、オプトインできるようになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この結果は次世代の Expense ユーザー インターフェイスで、現代的で一貫性があり、合理的なユーザー エクスペリエンスを提供するように設計されています。この技術により、拡張された UI を提供するだけでなく、お客様の変化するニーズに応じたご要望に対して、SAP Concur がより迅速に対応できるようにもなります。
支払マネージャー
従来の [Accounting Extract Reconciliation (勘定抽出の突合せ)] ページの廃止Expense Pay または Expense Pay - グローバルを保有しているお客様の場合は、2018 年 11 月に [Accounting Extract Reconciliation (勘定抽出の突合せ)] ツールが [ツール] > [Concur Classic 管理者] から [ツール] > [支払マネージャー] > [監視バッチ] に移されました。
従来の (Concur Classic 管理者) アクセス パスは [管理] > [会社] > [ツール] > [Concur Classic 管理者] > [払戻マネージャー] > [突合せの抽出] です。
新しい (支払マネージャー) アクセス パスは [管理] > [会社] > [ツール] > [支払マネージャー] > [監視バッチ] > [Accounting Extract Reconciliation (勘定抽出の突合せ)] となります。
このリリースでは、元の払戻マネージャーのページ ([管理] > [会社] > [ツール] > [Concur Classic 管理者] > [払戻マネージャー]) は廃止されています。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、すべてのお客様が新しいページを使用するようになります。
出張手当
法令の追加更新 (ノルウェー)出張手当を使用するお客様向けのノルウェーの法令の変更をさらにサポートするために、SAP Concur で丸めおよび出張延長に関する機能が更新されました。
丸め - すべての出張手当の金額が完全なクローナに丸められます。
出張延長 - SAP Concur では、出張延長を計算するロジックが変更されました。
最も一般的な計算プロパティの設定は以下のとおりです。
extended_trip_days: 29
extended_trip_domestic_comp_amount: 202 NOK
extended_trip_company_factor: 75%
この設定では、出張延長について以下の動作が確認されます。
出張がノルウェー外の同じ場所で 28 日よりも長く連続して続く場合、都道府県レートに従った食事手当は、29 日目以降は 75% に削減されます。この都道府県レートに基づいて、提供される食事控除にも同じ係数が適用されます。出張延長係数は、SKD レートまたは SKD レートに基づいて提供される食事控除に従った食事手当には適用されません。
出張がノルウェー内の同じ場所で 28 日よりも長く連続して続く場合、都道府県レートに従った食事手当は、29 日目以降は 202 NOK に削減されます。提供される食事控除は、この削減率を使用する日については適用されません。出張延長の金額は、SDK レートに従った食事手当には適用されません。
業務目的/お客様にとってのメリット: 企業は最良の法令遵守を維持できます。
計画変更サマリー
管理
**計画変更** SAP Concur 製品へのアクセスの変更点 (6 月)お客様は以下のドメインを使用して、SAP Concur の製品およびサービスにアクセスする必要があります。
*.concursolutions.com
*.concurcdc.cn
この変更は、2019 年 6 月 8 日を予定しています。
SAP Concur では、お客様が上記のドメインのいずれかをまだ使用していない場合は、できるだけ早く移行することを推奨しています。
この変更に関する質問については、appsec@sap.com に連絡してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、お客様は一貫した安全な方法で SAP Concur のサービスにアクセスできるようになります。
認証
**計画変更** コンポジット ログインの廃止これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
コンポジット ログイン機能では、ユーザーはドメインを含まないログイン ID を使用して SAP Concur 製品にログインすることができます。
ユーザー名 (例: johndoe) のみを使用してログインしているすべてのユーザーは、ログイン ID ではなく、[CTE ログイン名] を使用して SAP Concur 製品にログインする必要があります。
コンポジット ログイン サインイン ページの URL はサポートされなくなります。コンポジット ログイン ページの一般的な URL には、エンティティの名前 (例: entity=pxxxxxxxxx) が含まれ、https://www.concursolutions.com/signin.asp?entity=pxxxxxxxxx のように表示されます。
すべてのお客様は、標準の [サインイン] ページを使用して SAP Concur 製品にアクセスします。標準のサインイン ページは、https://www.concursolutions.com/nui/signin です。
www.concursolutions.com のコンポジット ログインの廃止は、2019 年 5 月 11 日を予定しています。
ユーザーへの影響
コンポジット ログイン ページ (https://www.concursolutions.com/signin.asp?entity=pxxxxxxxxx) にログインし、さらに、ユーザー名にアット (@) 記号を使用していないユーザーは、[サインイン] ページで [ユーザー名を忘れた場合] リンクをクリックしてサポートを受けずにユーザー名を取得する (推奨) か、法人管理者に連絡して [CTE ログイン名] を取得する必要があります。ユーザーのパスワードは同じままとなります。
この変更によるシングル サインオン機能への影響はありません。以下のユーザーは、https://www.concursolutions.com を使用してログインしないため、影響されません。
SAP Concur Web SSO
Concur モバイル ユーザー名/パスワード
Concur モバイル SSO
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能の廃止により、ログインの依存関係が減少する一方で、ログインの安定性およびログインの成功率が向上します。
**計画変更** [パスワードを忘れた場合] 機能、セキュリティの質問、およびパスワードのカスタム テキストこれらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
今後のリリースでは、SAP Concur の [サインイン] ページに新しい [パスワードを忘れた場合] 機能を追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのエクスペリエンスが更新されます。
現在は、会社の設定によっては、パスワードを忘れた場合のプロセスでその他のオプションをいくつか使用できる場合があります。新しい [パスワードを忘れた場合] 機能が使用可能になると (5 月 11 日予定)、これらの追加オプションは削除されます。以下に例を挙げます。
セキュリティの質問: ユーザーには、ログイン認証でセキュリティの質問プロンプトが表示されなくなります。
ページ上のテキスト: 会社のカスタム テキストは表示されなくなります。
パスワード ヒント: [パスワード ヒントをメール アドレス宛に送信] オプションは使用できなくなります。
このようなオプションについてはすべて以下のページに記載されています。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、ユーザー パスワードのセキュリティが強化され、ユーザー エクスペリエンスが合理化されます。
**計画変更** 新しい SAP Concur のサインイン ページこれらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
SAP Concur は、新しい [サインイン] ページを追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。現在のシングル サインオン (SSO) ユーザーは、SSO ログイン プロセス (www.concursolutions.com) を開始できるようになります。この機能は、2019 年に向けて計画されています。
新しい [サインイン] ページの機能には、以下が含まれます。
2 ステップ ログイン: セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。
マルチアカウント ログイン: 管理者が複数のアカウントを使用してログインできます (将来のリリースに向けて計画中)。
ユーザー アバター: ユーザーのエクスペリエンスが向上します (将来のリリースに向けて計画中)。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。
**計画変更** インポート ファイルによる一括パスワード リセットまたは更新は今後不可これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
100、300、305、310 件のレコード セットにおいて、ユーザー パスワードの更新または一括リセットにパスワード フィールドを使用できなくなります。インポートでの機能が変更され、パスワード フィールドはユーザー アカウントの作成時にのみ使用されるようになります。このフィールドは、ユーザー パスワードの更新または一括リセットには今後使用されません。100 件のレコード パスワードを更新または置き換える機能は使用されなくなります。
この変更は、従業員インポートおよびユーザー インポート機能に影響します。
従業員インポート
パスワード フィールドは、100、300、305、310 件のレコード セットにおいて引き続き利用できますが、ファイルの初期インポート時、またはシステムに新規ユーザーを作成する場合にのみ読み込まれます。フィールドの後続の使用はシステムによって無視されます。100 件のレコード パスワードを更新または置き換える機能は使用されなくなります。
この機能に関する一般情報については、Shared: Employee Import Specification (英語のみ) を参照してください。
ユーザー インポート
パスワード フィールドは、ダウンロード可能な Excel テンプレートで引き続き利用できますが、ファイルの初期インポート時、またはシステムに新しいユーザーを作成する場合にのみ読み込まれます。フィールドの後続の使用はシステムによって無視されます。
この機能に関する一般情報については、Shared: User Import User Guide (英語のみ) を参照してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ユーザー パスワードのセキュリティが強化されます。
**計画変更** シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプションが SAP Concur でまもなく使用可能これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
シングル サインオンにより、ユーザーは 1 つのログイン資格情報セットを使用して、複数のアプリケーションにアクセスすることができます。現在、SAP Concur では 2 つのサインインの方法があります。ユーザー名とパスワードを使用する方法か、または組織に対するユーザーのログイン資格情報など、アイデンティティ プロバイダ (IdP) の資格情報による SSO を使用する方法です。
SAP Concur では、シングル サインオン (SSO) の管理機能を SAP Concur 製品に追加する予定です。これにより、SAP Concur のお客様が組織に対する SSO を設定するためのセルフサービス オプションが提供されます。SSO は現在、Concur Expense、Invoice、Request、および Travel でサポートされています。
新しいシングル サインオン (SSO) の管理機能は、[セキュリティ キー] ページの既存の SSO 設定を使用しているお客様にとっては代替ツールであり、組織で SSO を導入しようとしているお客様にとっては新しいツールです。すべてのユーザーが新しい SSO セルフサービス ツールに移行するまで、[セキュリティ キー] ページの既存の SSO 設定と新しい SSO セルフサービス ツールを両方とも使用できます。
その他の SAP Concur 製品およびサービスは、この初回リリースの範囲外です。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、SAP Concur のお客様に SSO を設定するセルフサービス オプションが提供されます。
Budget Insight
**計画変更** Budget Insight (レガシー) を 2019 年に廃止Budget Insight は、2019 年 6 月 30 日に廃止される予算管理ツールです。予算機能を使用するお客様には、今年前半にリリースされた SAP Concur の新しい Budget 製品を購入することをお奨めします。新しい Budget 機能では、豊富な機能、改善された UI、および SAP Concur 製品との追加統合が提供されます。特に、Concur Expense、Concur Invoice、Concur Travel、および Concur Request からの追加の経費データが含まれています (これまでは Concur Expense および Concur Request のデータしか利用できませんでした)。
業務目的/お客様にとってのメリット: Budget Insight の廃止は、お客様が新しい Budget 製品を購入する機会となります。この製品では、予算が可視化され、すぐの対処が可能になり、ほぼリアルタイムとなることで、高い価値が生み出されます。
E-Receipt
**計画変更** 航空 E-Receipt の新デザインE-Receipt と容易な経費清算レポートへの継続的な取り組みの一環として、GDS およびいくつかの TripLink 取引からのチケットおよびクーポン データに基づいて SAP Concur によって生成される航空 E-Receipt のデザインが新しくなりました。
ユーザー/お客様にとってのメリット: この変更により、航空 E-Receipt は SAP Concur の標準 E-Receipt 形式となり、Concur Expense では、より一貫したエクスペリエンスがお客様に提供されます。この形式は、NextGen Expense を使用しているお客様にも使いやすい形式となっています。この変更により、新しい航空 E-Receipt の表示が遅くなることがあるなどの、エンド ユーザーのパフォーマンス/安定性の問題も排除されます。
**計画変更** 領収書として自動的に受け入れられないE-Receipt 技術は急速に発展しています。今日では、領収書の取扱いルールはイメージ要件を満たすために、E-Receipt を受け入れるようにハードコードされています。さらなる進化に向け、E-Receipt がより一般的になり、E-Receipt に関する法令がより複雑になるにつれて、これはすべての国および状況に対して有効な前提ではありません。
現在のシステム動作を保持するお客様、つまりイメージ要件を満たすために E-Receipt の受け入れを継続するお客様は、カスタム領収書ルールを設定する必要があります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、E-Receipt を使用して継続して法令および文書の契約要件に準拠するお客様は経費を具体化することができます。
領収書
**計画変更** 領収書のデジタル化 (紙からデジタルへ) (フランス)SAP Concur では、まもなく、紙の領収書を法定価値のあるデジタル コピーに変換できるようになります。領収書のデジタル化では、国の規制や政府当局に従って、紙の領収書を法定デジタル コピーに一致させる機能が提供されます。
一般リリースで使用可能になると、この機能は、フランスの新規の顧客と既存の顧客、およびフランスに配置のある顧客が使用できるようになります。今後のリリースで、その他の国が追加される予定です。
フランスの初回リリースには、以下のような機能があります。
法定価値のあるデジタル コピーへの紙の領収書の変換の有効化
NextGen Expense (計画されている拡張) での領収書の「認証済」ステータスの表示
認証済の領収書を含む経費を検索する監査ルールを構成する機能
領収書のデジタル化機能では、ユーザーは NextGen Expense UI を使用する必要があります。このサービスをアクティブ化する前に、NextGen Expense UI に移行することをお勧めします。
法定領収書の画像を取り込むには、SAP Concur モバイル アプリも使用する必要があります。モバイル アプリでは ExpenseIt を使用できますが、これは必須ではありません。ユーザーは、モバイル アプリを使用して紙の領収書の写真を撮影します。写真を撮ると、画像がデジタル化処理されます。プロセスが完了すると、モバイル アプリの領収書の画像にスタンプが表示され、領収書が認証済であるかどうかを確認できます。
領収書の画像は、NextGen Expense の [レポートに追加できる経費]、[経費に添付できる領収書]、および経費リストでユーザーに表示されます。
承認者と処理者には、経費精算レポートおよび経費リストに、既存の Concur Expense バージョンでデジタル領収書ステータスが表示されます。経費行項目では、認証済の領収書を識別する監査ルールを作成できます。領収書には、認証済を示す新しいアイコンが表示されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、紙からデジタルへの税領収書処理およびコンプライアンスに対する現地要件や規制に準拠した、ペーパーレス領収書オプションが提供されます。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。