2019 年 5 月 Analysis/Intelligence Professional Edition 管理サマリー
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リリース ノート サマリー
モデルの変更
新しいフィールド: デジタル化された領収書フォルダとフィールドこのリリースには、経費に新しいデジタル化された領収書関連フォルダとフィールドがあります。
説明: [デジタル化された領収書] フォルダとそのフィールドは、NextGen Expense の領収書のデジタル化機能をサポートするために追加されました。領収書のデジタル化機能は、まだ利用できません。この機能を利用できるようになると、領収書のデジタル化機能によって、SAP Concur のお客様に国の規制や政府当局に従って、紙の領収書を法定デジタル コピーに適合させる機能が提供されます。
[デジタル化された領収書] フォルダのフィールドには、デジタル化された領収書レコードの情報が含まれるため、税の監査人はデジタル化された領収書データを検索することができます。
経費の新しいデジタル化された領収書関連のフォルダとフィールドは、以下のフォルダにあります。
- [経費] > [デジタル化された領収書]
- [経費] > [デジタル化された領収書] > [供給業者住所]
- [経費] > [デジタル化された領収書] > [金額 (レポート通貨)]
- [経費] > [デジタル化された領収書] > [金額 (取引通貨)]
- [経費] > [デジタル化された領収書] > [キー]
- [経費] > [デジタル化された領収書] > [キー] > [プロンプト キー]
このリリースには、経費に新しいデジタル化された領収書の税関連フォルダとフィールドがあります。
説明: [Digitized Receipts Taxes (デジタル化された領収書の税)] フォルダとそのフィールドは、NextGen Expense の領収書のデジタル化機能をサポートするために追加されました。領収書のデジタル化機能は、まだ利用できません。この機能を利用できるようになると、領収書のデジタル化では、国の規制や政府当局に従って、紙の領収書を法定デジタル コピーに一致させる機能が提供されます。
[Digitized Receipts Taxes (デジタル化された領収書の税)] フォルダのフィールドには、デジタル化された領収書レコードの税情報が含まれるため、税の監査人はデジタル化された領収書の税データを検索することができます。
経費の新しいデジタル化された領収書の税関連フォルダとフィールドは、以下のフォルダにあります。
- [経費] > [Digitized Receipts Taxes (デジタル化された領収書の税)]
- [経費] > [Digitized Receipts Taxes (デジタル化された領収書の税)] > [金額 (レポート通貨)]
- [経費] > [デジタル化された領収書の税] > [金額 (取引通貨)]
- [経費] > [Digitized Receipts Taxes (デジタル化された領収書の税)] > [キー]
レポートの変更
新しいレポート: 監査人デジタル化領収書検索レポートAnalysis および Intelligence のお客様は、新しい監査人デジタル化領収書検索レポートを使用して、認証された領収書デジタル化プロセスを経たデジタル化された領収書レコードを表示することができます。
このレポートには、デジタル化された領収書 ID、領収書に関連付けられた請求書番号、サプライヤー情報、領収書に関連付けられた取引日、発行日、およびデジタル化された日、ならびに取引通貨と税率が含まれます。レポートの金額は取引通貨に基づいています。
レポート出力
このレポートには、以下の列が含まれています。
- 領収書 ID
- 請求書番号
- 請求書タイプ コード
- サプライヤー名
- サプライヤー税 ID
- サプライヤー住所
- サプライヤー郵便番号
- サプライヤー都市
- サプライヤー都道府県
- サプライヤーの国
- 取引日
- 発行日
- デジタル化日付
- 取引通貨
- 税レコード数
- 税率
- 課税基準
- 納税義務
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [マーケット固有レポート]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [マーケット固有レポート]
監査人デジタル化領収書検索レポートの詳細については、Chapter 13: Folder – Market Specific Reports in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。
更新されたレポート: 非表示出費詳細および非表示出費トレンド分析支払タイプコードが COPD のすべての経費エントリには、非表示出費詳細および非表示出費トレンド分析レポートで表示支出としてマークが付けられるようになります。COPD は会社支払を表します。支払タイプが COPD のすべての経費エントリは、出張タイプに正確に一致するかあいまいに一致するかにかかわらず、表示支出としてマークが付けられます。
この更新によって、会社支払の支払方法を使用する組織は、レポートで会社支払支出を表示することができます。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [TripLink]
- [インテリジェンス] - [標準レポート] > [TripLink]
非表示出費詳細および非表示出費トレンド分析レポートの詳細については、Chapter 22: Folder - TripLink in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。
更新されたレポート: 出張の承認出張の承認レポートの [プロンプト] ページには、新しいプロンプトである [通貨] が含まれます。[通貨] プロンプトによって、お客様はレポートをレポート通貨または出張の予約通貨を使用して生成するかどうかを選択することができます。プロンプトはデフォルトで予約通貨に設定されています。
出張の承認レポートには、2 つの新しい列である [レポート通貨] と [予約通貨] が含まれるようになります。[レポート通貨] 列は、レポート通貨が [プロンプト] ページの [通貨] プロンプトで選択されている場合に表示されます。[予約通貨] 列は、予約通貨が [プロンプト] ページの [通貨] プロンプトで選択されている場合に表示されます。
表示項目
[通貨] プロンプトが [プロンプト] ページに追加されます。
[予約通貨] と [レポート通貨] 列が出張の承認レポートに追加されます。
レポート通貨が [通貨] プロンプトで選択されると、[レポート通貨] 列がレポートに表示されます。
予約通貨が [通貨] プロンプトで選択されると、[予約通貨] 列がレポートに表示されます。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [出張]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [出張]
出張の承認レポートの詳細については、Chapter 23: Folder - Trips in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。
更新されたレポート: ホテルの詳細ホテルの詳細レポートの [プロンプト] ページには、新しいプロンプトである [通貨] が含まれます。[通貨] プロンプトによって、お客様はレポートをレポート通貨または出張の予約通貨を使用して生成するかどうかを選択することができます。プロンプトはデフォルトでレポート通貨に設定されます。
ホテルの詳細レポートには多くの更新が行われており、たとえば、レポートのホテル コスト情報が Concur Travel のホテル予約コスト情報と確実に一致するようにレポートが更新されています。
ホテルの詳細レポートには、以下の追加の更新が行われました。
- [レポート通貨] 列がレポートに追加されます。[プロンプト] ページの新しい [通貨] プロンプトによって、レポートに [レポート通貨] と [予約通貨] 列のどちらが表示されるかが決定されます。[レポート通貨] 列は、[通貨] プロンプトでレポート通貨が選択されている場合に表示されます。[予約通貨] 列は、[通貨] プロンプトで予約通貨が選択されている場合に表示されます。
- [ホテル支出合計] と [支出合計] 列はレポートから削除され、[Hotel Estimated Cost (ホテル見積もり費用)] 列がレポートに追加されました。[Hotel Estimated Cost (ホテル見積もり費用)] 列の計算には、[予約総額 (レポート通貨)] フィールドの値が含まれ、それには税が含まれています。[ホテル支出合計] と [支出合計] フィールドの計算では、[予約総額 (レポート通貨)] フィールドの値ではなく、[予約料金 (レポート通貨)] フィールドの値が使用されます。
- レポート通貨が [通貨] プロンプトで選択されると、[Hotel Estimated Cost (ホテル見積もり費用)] 列の合計がレポートの下部に表示されます。予約通貨が [通貨] プロンプトで選択されると、予約通貨は別の通貨の場合があるため、列の合計はレポートの下部に表示されません。
- [1 泊あたりの料金] 列は [予約料金] に名前が変更されます。
- [予約ソース]、[旅程のソース]、[予約通貨]、および [予約料金] 列はレポートで移動されています。
表示項目
[通貨] プロンプトが [プロンプト] ページに追加されます。
[ホテル支出合計] と [支出合計] 列がホテルの詳細レポートから削除されます。[Hotel Estimated Cost (ホテル見積もり費用)] と [レポート通貨] 列がレポートに追加されます。[1 泊あたりの料金] 列は [予約料金] に名前が変更されます。[予約ソース] および [旅程のソース] 列は、[第一出張者] と [支払先] 列の間に配置されています。[予約通貨] 列は [部屋] 列の後に配置されるようになり、[予約料金] 列は [ホテル契約料金] 列の後に配置されています。
レポート通貨が [通貨] プロンプトで選択されると、[レポート通貨] 列がレポートに表示され、[Hotel Estimated Cost (ホテル見積もり費用)] 列の合計がレポートの下部に表示されます。
予約通貨が [通貨] プロンプトで選択されると、[予約通貨] 列がレポートに表示され、[Hotel Estimated Cost (ホテル見積もり費用)] 列の合計はレポートの下部に表示されません。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [支払先]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [支払先]
ホテルの詳細レポートの詳細については、Chapter 24: Folder - Vendor in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。
更新されたレポート: ホテル サマリーホテル サマリー レポートの [プロンプト] ページの [出張構成] および [ルール クラス リストを入力] プロンプトは、プロンプトのリストで重複データが表示されないように、両方のプロンプトですべての照会にキーではなく名前が使用されるように更新されました。この更新によって、これらの 2 つのプロンプトがホテルの詳細レポートで機能する方法が一致します。
ホテル サマリー レポートでは、[ホテル支出合計] 列が削除され、[Hotel Estimated Cost (ホテル見積もり費用)] 列がレポートに追加されます。[Hotel Estimated Cost (ホテル見積もり費用)] 列の計算には、[予約総額 (レポート通貨)] フィールドの値が含まれ、それには税が含まれています。[ホテル支出合計] フィールドの計算では、[予約総額 (レポート通貨)] フィールドの値ではなく、[予約料金 (レポート通貨)] フィールドの値が使用されます。
表示項目
[ホテル支出合計] 列が削除され、[Hotel Estimated Cost (ホテル見積もり費用)] 列がレポートに追加されます。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [支払先]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [支払先]
ホテル サマリー レポートの詳細については、Chapter 24: Folder - Vendor in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。
標準レポートの視覚化の拡張SAP Concur は、[分析 - 標準レポート] フォルダと [インテリジェンス – 標準レポート] フォルダにある標準レポートの [プロンプト] ページとレポート出力の視覚化を標準化しています。これらの更新により、標準レポートで作業するお客様に一貫したビジュアル エクスペリエンスが提供されます。
このプロジェクトは [プロンプト] ページまたはレポート出力に表示されるコンテンツに影響しません。標準レポートの [プロンプト] ページとレポート出力の一般的なルック アンド フィールにのみ影響します。
これは継続的なプロジェクトです。最初に更新されるレポートは、お客様が最も実行する上位 50 の標準レポートです。お客様は、これらのレポートの更新が利用可能になったときに、ご覧いただけます。
更新されたレポート:
5 月のリリースでは、このプロジェクトの一環として次のレポートが更新されました。
フォルダ名 | レポート名 |
---|---|
モバイル使用 | 請求書処理モバイル測定基準サマリー |
モバイル ログイン サマリー | |
Travel モバイル測定基準サマリー | |
| |
出張 | 旅程詳細 |
出張手配者別の出張数 | |
出張者別の出張数 | |
出張の承認 | |
| |
支払先 | ホテルの詳細 |
ホテル サマリー |
その他の変更点
認証: [パスワードを忘れた場合] 機能、セキュリティの質問、およびパスワードのカスタム テキストこれらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
このリリースでは、SAP Concur の [サインイン] ページに新しい [パスワードを忘れた場合] 機能を追加します。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのエクスペリエンスが更新されます。
現在は、会社の設定によっては、パスワードを忘れた場合のプロセスでその他のオプションをいくつか使用できる場合があります。このリリースで、それらの追加オプションは削除されます。以下に例を挙げます。
- セキュリティの質問: ユーザーには、ログイン認証でセキュリティの質問プロンプトが表示されなくなります。
- ページ上のテキスト: 会社のカスタム テキストは表示されなくなります。
- パスワード ヒント: [パスワード ヒントをメール アドレス宛に送信] オプションは使用できなくなります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、ユーザー パスワードのセキュリティが強化され、ユーザー エクスペリエンスが合理化されます。
Standard Reports by Folder ガイドの改良SAP Concur では、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を改良中です。レポート プロンプトおよびフィールドの定義を追加し、各レポートのレポート フィールドに関連付けられる式を追加します。
これは継続的なプロジェクトです。お客様は、これらのガイドの更新が利用可能になったときに、ご覧いただけます。
例
新しいレポート プロンプト定義の例は、旅程詳細レポートです。
レコード ロケーター: 出張に割り当てられたレコード ロケーターによって検索するために使用します。
旅程詳細レポートの新しいフィールド情報の例:
データ項目ラベル | データ項目名 | データ項目式 | データ項目説明 |
---|---|---|---|
Purchased By | <Purchased By> | [Travel].[Trips].[Employee Last Name] + ', ' + [Travel].[Trips].[Employee First Name] | 出張する従業員の法的な姓名 (Smith John など) |
Booked By | <Booked By> | [Travel].[Trips].[Booking Employee] | 出張を予約した従業員の名前 (姓名の形式) |
乗客 | <Passengers> | [Travel].[Trip Passengers].[Passenger] | 出張する従業員 (姓名の形式) |
Is Primary? | <Is Primary ?> | [Travel].[Trip Passengers].[Is Primary] | 従業員が第一出張者であるかどうかを示します (はい/いいえ形式) |
SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります。
ここで説明する問題は、はじめは Concur Expense を使用する会社のみに影響します。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。
その他のサービスは引き続き追加されます。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。
計画変更サマリー
その他の変更点
**計画変更** 認証: 新しい SAP Concur のサインイン ページこれらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
SAP Concur は、新しい [サインイン] ページを追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。現在のシングル サインオン (SSO) ユーザーは、SSO ログイン プロセス (www.concursolutions.com) を開始できるようになります。この機能は、2019 年に向けて計画されています。
新しい [サインイン] ページの機能には、以下が含まれます。
- 2 ステップ ログイン: セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。
- マルチアカウント ログイン: 管理者が複数のアカウントを使用してログインできます (将来のリリースに向けて計画中)。
- ユーザー アバター: ユーザーのエクスペリエンスが向上します (将来のリリースに向けて計画中)。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。
**計画変更** SAP Concur 製品へのアクセスの変更点お客様は以下のドメインを使用して、SAP Concur の製品およびサービスにアクセスする必要があります。
*.concursolutions.com
*.concurcdc.cn
この変更は、2019 年 6 月 8 日を予定しています。
SAP Concur では、お客様が上記のドメインのいずれかをまだ使用していない場合は、できるだけ早く移行することを推奨しています。
この変更に関する質問については、appsec@sap.com に連絡してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、お客様は一貫した安全な方法で SAP Concur のサービスにアクセスできるようになります。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。