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2020 年 5 月 Analysis/Intelligence Professional Edition 管理サマリー

初回投稿

リリース ノート サマリー

このセクションの項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。Professional Edition のリリース ノートには、新機能 - Professional Edition からアクセスすることができます。

モデルの変更

新しいフィールド: オーバーナイトあり

このリリースには、経費の新しい出張手当関連フィールドがあります。

説明: [旅程] フォルダの [オーバーナイトあり] フィールドでは、ユーザーが出張手当に関する追加のオーバーナイト宿泊をレポートすることができます。このフィールドは、計画されている将来の機能で使用するためにモデルに追加されました。

経費の新しい出張手当関連フィールドは、以下のフォルダにあります。

  • [経費] > [出張手当] > [旅程]

レポートの変更

更新されたレポート: ドイツ - BIK レポート (ドイツ マーケット固有レポート)

ドイツ - BIK レポートで使用されるデフォルトのドイツの現物給付 (BIK) レートが 2020 年のドイツ BIK レート (ユーロ) に更新されました。

  • 朝食のデフォルト BIK 金額は €1.80 です
  • 昼食のデフォルト BIK 金額は €3.40 です
  • 夕食のデフォルト BIK 金額は €3.40 です

また、レポートには、提供された食事の BIK 金額を読み込むための追加のフィルターが追加されました。この更新の前、ドイツ - BIK レポートには、外部アクティビティの食事の BIK 金額のみが含まれていました。

ドイツ マーケットでは、Analysis および Intelligence のお客様がドイツ - BIK レポートを使用することができます。

表示項目

[プロンプト] ページの [BIK 金額] プロンプトに表示されるデフォルトのドイツ BIK レートに、2020 年のドイツ BIK レート (ユーロ) が表示されるようになります。

レポートの場所

レポートは以下のフォルダにあります。

  • [分析 - 標準レポート] > [マーケット固有レポート]
  • [インテリジェンス - 標準レポート] ‎> [マーケット固有レポート]

詳細情報

ドイツ - BIK レポートの詳細については、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) の Chapter 13: Folder - Market Specific Reports を参照してください。

新しいレポート: モバイル測定基準詳細

新しいモバイル測定基準詳細レポートには、各従業員の SAP Concur モバイル アプリを使用して指定された時間枠に従業員によって実行された Concur Expense アクションが表示されます。このレポートには、以下のイベントの測定基準が含まれます。

  • ApprovedReport
  • CreatedReport
  • EditedReport
  • RejectedReport

モバイル レポートの更新

SAP Concur の目的は、正確で信頼できるレポート データを提供することです。既存のモバイル レポートを削除した後で、新しいモバイル測定基準詳細レポートで、これら 4 つのモバイル経費測定基準を提供するために一部を改善しました。新しいモバイル測定基準詳細レポートは、この 4 つのモバイル経費アクションでのみ提供されています。このレポートは、この標準レポートにさらに新しいモバイル アクションを追加する際に活用される予定です。

レポート出力

このレポートには、以下の列が含まれています。

  • イベント数 (従業員の姓、従業員の名が表示されます)
  • ApprovedReport
  • CreatedReport
  • EditedReport
  • RejectedReport
  • 合計: イベント

レポートの場所

レポートは以下のフォルダにあります。

  • [分析 - 標準レポート] > [モバイル使用]
  • [インテリジェンス - 標準レポート] > [モバイル使用]

詳細情報

モバイル測定基準詳細レポートの詳細については、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) の Chapter 15: Folder - Mobile Usage を参照してください。

その他の変更点

ファイル転送の更新: **進行中** SAP Concur レガシー ファイル移動の移行

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。SAP Concur では、データ交換に参加しているお客様および支払先向けにファイル転送サブシステムの保守を進め、ファイル転送のセキュリティを強化しています。

SAP Concur では、現在、ファイルの移動で従来のプロセスを使用しているエンティティを対象に、API を使用した、より効率的で安全なファイル ルーティング プロセスへの移行を開始します。

従来のプロセスを使用するように現在エンティティが構成されているお客様は、現在から 2020 年終了までのいずれかの時点で、より効率的なプロセスへと移行されます。より効率的なプロセスに移行すると、次のような点が改善されます。

  • 従来のプロセスでは、お客様は、ファイル転送スケジュールが指定された時間に実行されるまで待機する必要がありました。より効率的で安全な API ベースのプロセスでは、SAP Concur からの抽出やその他の送信ファイルは、ファイルの作成直後から、既存のオーバーナイト処理期間中に利用できます。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティと効率が強化されます。

レポートにおけるフィールドのリピーター機能に関する情報

最新の IBM Cognos フィックス パック 13 アップグレードにより、一部の Analysis および Intelligence レポートにおけるフィールドのリピーター セル オブジェクト機能に影響が及びます。この Cognos フィックス パックが更新される前は、レポートに Cognos ツールボックスのリピーター セル オブジェクトに関連付けられているフィールドが含まれている場合、レポートが Microsoft Excel にエクスポートされると、レポートの各リピーター セル フィールドのデータが Excel の個別の列にエクスポートされていました。Cognos フィックス パック 13 がアップグレードされた後は、リピーター セル オブジェクトに関連付けられているフィールドを含むレポートを Excel にエクスポートすると、レポートの各リピーター セル フィールドのデータは、Excel の個別の列ではなく、1 つの列にマージされます。

IBM は、Excel 出力が他のすべての形式と一致するように、Cognos に対してこの更新を行いました。

レポートには、経費精算レポート ヘッダーと経費精算レポート エントリの両方の [コメント] フィールドが含まれます。これらの [コメント] フィールドは、どちらもリピーター セル オブジェクトに関連付けられています。経費精算レポート ヘッダーのコメントは 2 つ、経費精算レポート エントリのコメントは 3 つあります。

この更新前は、レポートが Excel にエクスポートされると、経費精算レポート ヘッダーの 2 つのコメントは Excel の 2 つの個別の列にエクスポートされ、経費精算レポート エントリの 3 つのコメントは Excel の 3 つの個別の列にエクスポートされていました。

更新後は、経費精算レポート ヘッダーの 2 つのコメントは Excel の 2 つの列ではなく、1 つの列にエクスポートされ、経費精算レポート エントリの 3 つのコメントは、Excel の 3 つの列ではなく、1 つの列にエクスポートされます。

回避方法

この更新によってレポートの Excel 出力に影響が及ぶ場合は、現在リピーター セル オブジェクトに関連付けられているフィールドがリピーター セル オブジェクトではなく、リピーター テーブル オブジェクトに関連付けられるように、レポートを修正します。

フィールドをリピーター テーブル オブジェクトに関連付ける場合は、リピーター テーブル オブジェクトの Across プロパティに列数を追加することで、Excel のフィールドに対して作成する個別の列の最大数も定義する必要があります。

たとえば、Across プロパティに対して 8 を入力した場合、レポートが Excel にエクスポートされると、Excel では、そのフィールドに対して最大 8 つの個別の列が作成されます。これにより、経費精算レポート ヘッダー [コメント] フィールドに、6 つのコメントがある場合、Excel では 6 つの個別の列が作成されます。9 つのコメントがある場合は、Excel では個別の列が作成されますが、8 番目の列には 8 番目と 9 番目のコメントの組み合わせが含まれます。

その他: 一部の製品およびサービスが利用できない場合に表示されるホーム ページを変更 (3 月 20 日)

ユーザーが SAP Concur にサインインした際に一部の製品やサービスを利用できない場合、ユーザーに表示される [ホーム] ページが変更されます。変更後のホーム ページからは、利用できる製品およびサービスにアクセスできます。

この改善の導入前は、一部の製品やサービスを利用できないときにユーザーが SAP Concur にサインインしようとすると、503 (サービスが利用不可) というメッセージが表示され、ユーザーの [ホーム] ページにはアクセスできませんでした。そのため、ユーザーは、すべてのサービスおよび製品が利用できるようになるまで待機してから、SAP Concur にサインインする必要がありました。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、他に使用できない製品やサービスがある場合でも、利用可能な製品およびサービスを使用するタスクを完了することができるようになります。

計画変更サマリー

このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

今月は、分析/インテリジェンス固有の計画変更はありません。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。