2021 年 2 月 Invoice Professional Edition 管理サマリー
初回投稿
リリース ノート サマリー
読み込み処理
別のウィンドウでも手順が利用可能にお客様によっては、[照合] ページで請求書を確認する際に従う必要がある手順があります。これらの手順にアクセスしやすくするために、読み込み処理のお客様は [説明] セクションでオプションをクリックして、これらの手順を含む別のウィンドウを開くことができるようになります。お客様は、このウィンドウの移動やサイズ変更により、処理中の請求書の横に手順を簡単に表示することができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、請求書の処理が容易になります。お客様は、作業中の請求書の横に手順をすぐに表示することができます。
発注の照合
[行項目 - 領収書: 請求書数量と受領済数量] 発注照合ルールの動作を改善[行項目 - 領収書: 請求書数量と領収済数量] 発注照合ルールの動作が改善されました。このルールの機能が、[明細: 請求書数量と注文書数量] 発注照合ルールの機能と一致するようになっています。
業務目的/お客様にとってのメリット: この改善により、ルールの許容範囲の設定方法に応じて、ルールが正しくトリガされるようになります。
認証
**進行中** Director SAML サービスの非推奨化と SAML v2 への移行これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
Director SAML サービスのサポートは非推奨化されています。Travel Management Company (TMC) と SAP Concur の担当者は、Director SAML を現在使用中のお客様に対し SAP Concur SAML v2 SSO (SAML v2) への移行のサポートをまもなく開始する予定です。
Director SAML を現在使用中のお客様は、SAML V2 にできるだけ早く移行することが推奨されています。
Director SAML サービスに対するサポートの非推奨化は、以下の要件に基づいて行われます。
SAP Concur 技術者と TMC が、SAP Concur の既存のお客様に対し Director SAML サービスから SAML V2 への移行をサポートします。
Director SAML を現在使用中のすべてのお客様は、Director SAML から SAML V2 への移行を完了しておきます。
Director SAML から SAML V2 への移行は、以下の一般的なステップに従って行う必要があります。
お客様が SSO 管理者としての役割を果たす管理者を特定し、適切な権限/ロールを割り当てます。
SSO 管理者が SAP Concur 技術者との調整に基づき、SAP Concur SP メタデータを取得します。
SSO 管理者が IdP の SSO 設定を SP メタデータからの情報に基づいて実行します。
SSO 管理者が IdP メタデータを IdP から取得し、そのメタデータを SAP Concur 技術者に提供します。
SSO 管理者が複数のテスト ユーザーを追加し、新しい SSO 接続をテストします。
テストが成功したら、会社が SSO を SAP Concur ユーザーにロールアウトします。
シングル サインオン セルフサービス オプションの詳細については、Shared: Single Sign-On Overview (英語のみ) および Shared: Single Sign-On Setup Guide (英語のみ) を参照してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。
**進行中** HMAC の非推奨化と SAML v2 および SSO セルフサービス ツールへの移行これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
SAP Concur のハッシュベース メッセージ認証コード (HMAC) に対するサポートは、非推奨化されています。現在、Travel Management Company (TMC) と SAP Concur の担当者は、HMAC を使用するお客様に対し SAP Concur SAML v2 SSO (SAML v2) への移行をサポートしています。
SAP Concur では、お客様の管理者が SAP Concur のサポート担当者を介さずに SAML v2 接続を設定できるようにするシングル サインオン セルフサービス オプションを提供します。
シングル サインオン セルフサービス オプションの詳細については、Shared: Single Sign-On Overview (英語のみ) および Shared: Single Sign-On Setup Guide (英語のみ) を参照してください。
HMAC の非推奨化は、以下の 2 つのフェーズで行われます。
フェーズ I:
お客様は、アイデンティティ プロバイダ (IdP) または SAML 2.0 に準拠したカスタム ソリューションを保有している必要があります。
お客様が SAML v2 を使用して認証テストを開始します。
TMC が、SAP Concur の新しいお客様を SAML v2 にオンボーディングする準備を行います。
リリース ノートでお客様に HMAC の正式な非推奨化日が通知されます。正式な非推奨化日以降は、HMAC を使用して新規のお客様をオンボーディングすることはできません。新規のお客様は、SAML v2 にオンボーディングする必要があります。
HMAC を使用している既存のお客様は、SAML v2 に移行する必要があります。
フェーズ II:
TMC が、SAP Concur の既存のお客様すべてを HMAC サービスから SAML v2 に移行完了します。
HMAC サービスが非推奨化されます。フェーズ II の終了は 2021 年中頃を予定しています。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。
サポート問合せ権限の保持者
SAP Concur サポート ポータルのプロファイルへのセキュリティ/データ保護連絡オプションの追加 (12 月 3 日)SAP Concur では、サポート問合せ権限の保持者 (ASC) がセキュリティまたはデータ保護のトピックに関して連絡する必要があるかどうかを指定できるオプションを SAP Concur サポート ポータルに追加しました。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、セキュリティまたはデータ保護のトピックに関する会社内の連絡先と ASC が受信する通知について、より適切に管理できるようになります。
ファイル転送の更新
ファイル転送用の期限付き PGP キーを利用可能 (1 月 15 日)SAP Concur ソリューションに転送されるファイルは、SAP Concur の公開 PGP キー concursolutionsrotate.asc を使用して暗号化する必要があります。
concursolutionsrotate.asc
キー ファイルはお客様のルート フォルダ内にあり
キー ID 40AC5D35
RSA 4096 ビット署名および暗号化サブキー
キーの有効期間は 2 年間
期限切れ前のキーの交換はお客様の責任で行う
次の期限日: 2022 年 9 月 4 日
SAP Concur では、お客様のルート フォルダ内にある現在の期限付き公開 PGP キーを、有効期限の 90 日前に交換する予定
SAP Concur の旧 PGP キー (キー ID D4D727C0) は、既存のお客様に対しては引き続きサポートされますが、将来的には非推奨化される予定です。
SAP Concur では、より安全な期限付きの公開 PGP キーをファイル転送に使用することを強くお奨めします。より安全性の高い期限付き公開 PGP キーのファイル転送における使用を促進するため、SAP Concur は 2021 年 1 月 15 日 (金) に既存のお客様のホーム フォルダにこのキーを追加しました。
この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。
st.concursolutions.com
mft-us.concursolutions.com
vs.concursolutions.com
st-eu.concursolutions.com
mft-eu.concursolutions.com
業務目的/お客様にとってのメリット: 期限付き公開 PGP キーは、ファイル転送の安全性を高めます。
**進行中** SAP Concur レガシー ファイル移動の移行このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。SAP Concur では、データ交換に参加しているお客様および支払先向けにファイル転送サブシステムの保守を進め、ファイル転送のセキュリティを強化しています。
SAP Concur では、現在、ファイルの移動で従来のプロセスを使用しているエンティティを対象に、API を使用した、より効率的で安全なファイル ルーティング プロセスへの移行を進めています。
従来のプロセスを使用するように現在エンティティが構成されているお客様は、現在から 2021 年 7 月 31 日までのいずれかの時点で、より効率的なプロセスへと移行されます。より効率的なプロセスに移行すると、次のような点が改善されます。
従来のプロセスでは、お客様は、ファイル転送スケジュールが指定された時間に実行されるまで待機する必要がありました。より効率的で安全な API ベースのプロセスでは、SAP Concur からの抽出やその他の送信ファイルは、ファイルの作成直後から、既存のオーバーナイト処理期間中に利用できます。
この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。
st.concursolutions.com
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティと効率が強化されます。
リリース ノート
公開されなくなるプレビュー リリース ノートSAP Concur Technical Publications では今後プレビュー リリース ノートを公開しません。この変更により、お客様へのご案内が合理化されます。この変更により、各月次リリース サイクルで、ドラフト リリース ノートと最終リリース ノートの 2 つのリリース ノートのセットのみが公開されます。
2021 年リリース カレンダー (英語のみ) は、この変更を反映して更新されています。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、リリース ノートの通信が簡素化されます。
ドラフト リリース ノートおよび最終リリース ノートの公開日付の詳細については、2021 年リリース カレンダー (英語のみ) を参照してください。
計画変更サマリー
このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の SAP Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2021 年 2 月: 共通の計画変更 Professional Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。
Concur Invoice
**計画変更** [請求書] ページの [購買へすべて送信済] リスト ビューからの Excel 形式でのダウンロード – ステータス更新現在、SAP Concur では、この変更の再評価が進行中です。次のリリースでこの情報は削除されます。この変更が再度考慮される場合は、リリース ノート ドキュメントに情報が記載されます。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。