Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2018 年 8 月 Expense Professional Edition 管理サマリー

初回投稿

Currency Admin

新規通貨のサポート: ボリバル ソベラノ VES (ベネズエラ)

ベネズエラ中央銀行は、通貨のデノミネーションを実行しています。それに応じて、SAP Concur は以下の新しい通貨のサポートを追加しました。

  • ボリバル ソベラノ (VES)

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更は、ボリバル通貨を使用する SAP Concur のお客様をサポートします。

日本公共交通機関 (JPT)

ジョルダンのメンテナンス

駅および路線の日本公共交通機関 (JPT) データベースに対し、追加、名称変更、および削除などの定期メンテナンスでの変更が行われました。

業務目的/お客様にとってのメリット: Expense の一覧には、今後も JPT の最新の駅および路線が反映されます。

次世代 (NextGen) の Expense

**進行中** Concur Expense エンド ユーザーのための新しいユーザー インターフェイス

更新: お客様からのフィードバックに対応して活用し、円滑で正常な移行のための SAP Concur のコミットメントに合わせるために、次世代 Expense のための改訂された導入方針に取り組んでいます。

SAP Concur は、製品の一貫性のある改善に力を注いでいます。それは提供する機能だけでなく、それらの機能を使用するエクスペリエンスについても言えます。ユーザーが技術にどのようにかかわるかは、ニーズおよび期待とともに経時的に変わります。SAP Concur は、常にお客様の声を聞き、ユーザー エクスペリエンスをどのように改善できるかについてのフィードバックを求めています。

次世代 Expense は SAP Concur ユーザー エクスペリエンスの継続的な進化です。それは大規模なユーザー調査およびデータ分析から構築されました。680 回の 1 対 1 の対話、58 のユーザビリティ研究、調査への 3,000 以上の回答、および月間 13 億 のユーザー アクションがこれに含まれます。

お客様は必須のカットオーバーよりも前に、次世代 Expense をプレビューし、オプトインできるようになります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この結果は次世代の Expense ユーザー インターフェイスで、現代的で一貫性があり、合理的なユーザー エクスペリエンスを提供するように設計されています。この技術により、拡張された UI を提供するだけでなく、お客様の変化するニーズに応じたご要望に対して、SAP Concur がより迅速に対応できるようにもなります。

プレーン テキスト FTP

2018 年 9 月 1 日に終了予定のプレーン テキスト FTP のサポート

SAP Concur は、SAP Concur との間でデータを転送するためのプレーン テキスト FTP のサポートの終了を発表しました。

プレーン テキスト FTP は、セキュリティ保護されたプロトコルではなく、固有のセキュリティ脆弱性があります。2018 年 9 月 1 日に、SAP Concur Operations は、ファイル転送インフラストラクチャに対してセキュリティ アップデートを適用します。これにより、お客様のデータを保護し、SAP Concur Trust Platform の監査されたセキュリティ要件を満たすための継続的なコミットメントの一環として、プレーン テキスト FTP の使用が制限されます。

詳細については、Plain Text FTP Retirement FAQ (英語のみ) を参照してください。

ユーザーへの影響: 2018 年 9 月 1 日以降は、プレーン テキスト FTP を使用した、従業員、リスト、同席者などのファイル タイプであるインポート ファイルのアップロードと、SAE などの抽出ファイルのダウンロードは、SAP Concur の Filemover システムで許可されません。これにより、お客様による Concur Travel、Concur Expense、Concur Invoice などの SAP Concur 製品のご使用や、お客様の財務システムへの統合アクティビティが大きな影響を受けます。2018 年 9 月 1 日を越えて延長する例外はありません。

SAP Concur のプラットフォーム

Callout サーバー要件の更新

SAP Concur は、SAP Concur Platform Callout をサポートするサーバーをアップグレードします。このメンテナンスには、運用プロキシの移行および VM への PWS サーバーの移行が含まれます。

北米データ センターの更新は完了しています。EMEA データ センターの VM への PWS サーバーの移行は完了しました。運用プロキシの移行は、2018 年 10 月 31 日に完了する予定です。

これらのサーバーでは、以下の機能がサポートされています。

  • 同席者データ取得の呼び出し

  • リスト項目取得の呼び出し

  • イベント通知の呼び出し

  • 外部 URL 起動の呼び出し

  • Concur Salesforce Connector

このメンテナンスによって、SAP Concur では、お客様の呼び出し URL に対して以下の要件があることに注意してください。

  • エンドポイントは SSL/TLS を使用して保護されます。

  • エンドポイントでは最低でも TLS 1.0 が使用されますが、TLS 1.2 が優先されます。

  • エンドポイントでは、キーのサイズが 1024 ビットを超える Diffie-Hellman 暗号スイートが使用される必要があります。

  • SSL および標準は進化し続けているため、許可される暗号スイートの特定のリストは公開されていませんが、一般に、現代の産業でサポートされているリストが使用されることが推奨されます。

  • エンドポイントには、検証可能な有効なルートへのチェーンを含む SSL 証明書が存在する必要があります。追加の証明書をインストールせずにチェーンを検証できない場合は、SAP Concur からの呼び出しに失敗します。

業務目的/お客様にとってのメリット: このメンテナンスによって、現在のハードウェアでの保証期間切れの問題が軽減されます。

管理

**計画変更** 経費アシスタントによる出張ベースの経費精算レポートの作成が可能

管理者は経費アシスタント オプションをあらかじめ構成できるようになりました。

経費アシスタントでは出張ベースの経費精算レポートを自動的に作成でき、出張ベースの経費をそれらの経費精算レポートに追加することができます。現在、経費アシスタントでは、お客様の経費が Concur に入力されると毎月の経費精算レポートが自動的に作成されます。これは、カレンダー ベースの経費精算レポートの作成として知られています。

この拡張では、経費アシスタントで、カレンダー ベースまたは出張ベースという 2 種類の経費精算レポートのうちいずれかを作成することができます。経費アシスタントで出張ベースの経費精算レポートが作成されると、経費アシスタントでは、Concur Travel で予約された特定の出張に基づいて経費精算レポートが自動的に作成され、出張の開始日と終了日の間に発生したお客様の経費が経費精算レポートに入力されます。

経費アシスタントを使用するユーザーは、経費アシスタントでカレンダー ベースまたは出張ベースのいずれかの経費精算レポートを自動的に作成できますが、両方のタイプの経費精算レポートを作成することはできません。

経費アシスタントによって作成される経費精算レポートのタイプは、グループ レベルで定義されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能によってさらに多くの経費精算レポートの処理が自動化され、エンド ユーザーの使いやすさが向上します。

**計画変更** パーソナライズされた Concur Open

Concur Open は SAP Concur サービス ステータス ダッシュボードであり、限定された SAP Concur サービスおよびすべてのデータ センターの既知の広範囲に及ぶ機能停止およびインシデントを表示します。Concur Open では、現在のサービス ステータスおよび過去 20 日間のインシデント履歴が表示されます。

将来のリリースでは、Concur Open に新しい機能が追加されます。ユーザーは、Concur Open にアクセスし、Concur サービスの利用可能状況を表示することができます。削除される機能はありません。ただし、このリリースでは、SAP Concur ユーザーが Concur Open にログインして以下を行うことができます。

  • 会社固有のサービスおよびデータ センターのサービス ステータスを表示する

  • 会社固有のサービスに影響を与えるインシデントに関する更新のための購読オプションにアクセスする

  • 詳細な根本的原因分析情報および各インシデントに対して SAP Concur が行った対策を含む過去 2 年間のサービス履歴を表示する

業務目的/お客様にとってのメリット: お客様は Concur Open を使用して、SAP Concur サービスの機能停止、ステータス、および利用可能性を監視します。この新機能を追加すると、お客様は自身のサービス ステータスおよび利用可能性についてのパーソナライズされたビューを利用できるようになります。SAP Concur の目標は、インシデント/機能停止についてのより正確で透明性の高いビューを提供することです。

領収書イメージのアップロード

**計画変更** HTML アップロードのサポートが 2018 年 9 月 15 日に終了

HTML ファイル形式のスキャンされた領収書イメージをアップロードできなくなります。

ファイル形式 PNG、JPG、JPEG、PDF、TIF、および TIFF を使用する領収書イメージは引き続きアップロードできます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、セキュリティの欠陥が補われ、SAP Concur は、当社の多くのお客様が使用する機能にリソースを割り当てることができます。

お客様通知

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。