Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2018 年 3 月 Expense Professional Edition 管理サマリー

最終更新日: 2018 年 3 月 17 日

購入申請

購入申請行項目の必要量 (日付別) における妥当性チェックなし

以前は、たとえば、同じ支払先に対する購入申請に 3 つの行項目があり、そのうちの 1 つの日付が異なるような場合、3 つすべての日付を同じにする必要があることを示すメッセージが表示され、すべての行項目で必要量 (日付別) の日付が同じになるように日付が変更されていました。このリリースでは、異なる日付を使用することができ、メッセージは生成されません。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、購入申請の行項目に異なる日付を使用できることにより、お客様は購入申請を処理しやすくなります。

元の発注で住所が削除された場合の発注変更オーダーでの出荷先住所の追加

以前は、元の発注で出荷先住所が削除されると、発注変更オーダーの出荷先住所を変更できませんでした。このリリースでは、転送済の発注に発注変更オーダーを作成し、出荷先住所が削除された場合に住所を追加できるようになりました。

元の発注で出荷先住所が削除されている場合、発注変更オーダーを送信しようとすると引き続きメッセージが表示されます。ただし、住所を追加すると、発注変更オーダーを送信することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、出荷先住所が編集可能になり、発注変更オーダーの作成が簡単になります。

予算

2018 年 3 月 19 日に一般に利用可能になる新しい予算機能

この機能は、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、ブラジル、および英国で 2018 年 3 月 19 日に一般で利用可能になります。予算機能は、購入サービスです。

予算機能により、お客様は予算のすべての要素 (予算期間を決定する会計年度、コストセンター (プロフィット センター) レベルの支出を追跡する予算追跡フィールド、予算の目的および実際の年次予算である予算の経費タイプをグループ化する予算カテゴリー、予算項目 (会計年度、予算所有者、予算名および説明などの、予算を定義する項目) を設定できるようになります。

さらに、予算機能は Invoice の Concur モバイル アプリで利用可能です。Concur モバイル アプリのリリースは、標準リリースから 7 日から 10 日後に行われることに注意してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、承認者および予算所有者に対してリアルタイムで予算が表示され、処理可能になり、Invoice (支払申請および購入申請) のお客様が支出の意思決定を高い精度で行うことができます。

読み込み処理

無効かつ UI から削除されたシステムベースのタスク定義

2018 年 1 月のリリースより、クライアントがこれまで使用できたいくつかのタスク定義がユーザー インターフェイスから削除されました。この変更は無効なタスクまたはシステムによって自動的に管理されるタスクに限定されるため、処理は不要です。

利用可能なタスクは、[お客様管理タスク定義] タブに表示されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、読み込み処理から不要なオプションが削除されるので、ユーザー インターフェイスが簡素化され、わかりやすくなります。

その他

通知: カスタム フィールドには個人または機密データを記載しない

すべての会社は従業員の個人および機密情報を保護するために適切なすべてのステップを取る必要があります。推奨されるセキュリティ関連のベスト プラクティスに従い、カスタム フィールドには個人および機密データを含めることはできません。

会社が現在、個人または機密データ (社会保障番号、家族の名前、またはその他の個人を特定する情報など) を保存するためにカスタム フィールドを使用している場合は、サービス内の既存のフィールドからこの情報を削除し、現在の設定を修正するよう計画する必要があります。

次のステップ: カスタム フィールドの構成および使用の詳細については、Concur Support またはアカウント マネージャーに連絡してください。

アクセシビリティ

アクセシビリティ: [他のユーザーとして操作] クイック ヘルプのキーボード アクセス

[他のユーザーとして操作] クイック ヘルプには重要な情報が含まれ、すべてのユーザーが利用可能です。現在は、マウスで "?" アイコンをクリックすることでのみ利用可能です。このリリースでは、[他のユーザーとして操作] クイック ヘルプがキーボードからアクセス可能になります。

業務目的/お客様にとってのメリット: [他のユーザーとして操作] クイック ヘルプはマウス ユーザーおよびキーボード ユーザーが利用できます。

アクセシビリティ: サインイン ページのロゴの代替テキスト

2017 年 6 月に、2017 年 6 月の VPAT のアクセシビリティ テストにおいて、W3 の WCAG 2.0 グローバル標準の例外が識別されました。これらの例外は、特定の WCAG 2.0 ルールの A または AA 標準に、ロケーションまたはアクションが準拠していないという問題を示しています。適切な WCAG 標準と整合することにより、この問題が解決し目標のロケーションまたはアクションのアクセシビリティ品質が向上します。

スクリーン リーダーは、それぞれの画面要素 (指示テキスト、フィールド、オプションなど) をユーザーに読み上げるユーザー補助技術の一種です。正しいコーディング (この場合は代替テキストまたはオルト (alt) テキストとして知られている) は、リーダーが確実に正しい情報をユーザーに読み上げるようにするために必要です。

現在は、[サインイン] ページのロゴに、ユーザーにロゴの説明を読み上げるための正しいコードがないことが問題となっています。このリリースでは、この問題が解決されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 製品およびサービスをアクセシビリティに関する WCAG 2.0 標準にさらに整合させることにより、すべてのユーザー向けに製品の使いやすさが向上します。

ブラウザを使用するユーザー

ブラウザを使用するユーザー レポートの更新

ブラウザを使用するユーザー レポートは更新され、より多くの情報がすべて 1 つの場所に含まれます。すべてのユーザーと、ユーザーが使用するブラウザおよびログイン回数が一覧表示されるようになりました。

業務目的/お客様にとってのメリット: 管理者は、各ブラウザに対するレポートを生成する必要がなくなりました。すべてのユーザーは、1 つのレポートに一覧表示されます。

計画変更

このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

**計画変更** In-Product Messaging のオプトアウト (米国)

昨年、ヨーロッパで In-Product Messaging が導入された際には、ユーザーが In-Product Messaging (IPM) をオプトアウトする機能が含まれていました。

将来のリリースでは、米国のお客様にもオプトアウトする機能が提供されます。

**計画変更** 期限切れデータの新機能

この新機能によって、お客様は、誰が、いつ、どこでの基準に基づいてデータの保管期間を管理することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、データ保持に関するお客様の特定のコンプライアンス ニーズを満たすことができます。

**計画変更** 2018/5/15 に終了予定のプレーン テキスト FTP のサポート

Concur は、Concur との間でのデータの転送手段としてのプレーン テキスト FTP のサポートの終了を発表しています。

プレーン テキスト FTP は、セキュリティ保護されたプロトコルではなく、固有のセキュリティ脆弱性があります。2018/5/15 に、Concur Operations は、ファイル転送インフラストラクチャに対してセキュリティ アップデートを適用します。これにより、お客様のデータを保護し、"Concur Trust Platform" の監査されたセキュリティ要件を満たすための継続的なコミットメントの一環として、プレーン テキスト FTP の使用が制限されます。

**計画変更** アクセシビリティ: 'ConcurAccessible' のすべてのインスタンスの削除

このリリース ノートは削除されましたが、将来のリリースに含められます。

お客様通知

Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。