Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2018 年 9 月 Request Professional Edition 管理サマリー

初回投稿

Request

パーソナライズされた Concur Open

Concur Open は SAP Concur サービス ステータス ダッシュボードであり、限定された SAP Concur サービスおよびすべてのデータ センターの既知の広範囲に及ぶ機能停止およびインシデントを表示します。Concur Open では、現在のサービス ステータスおよび過去 20 日間のインシデント履歴が表示されます。

パーソナライズされた Concur Open は 9 月 11 日に使用可能になりました。

このリリースでは、Concur Open に新しい機能が追加されます。SAP Concur ユーザーは、Concur Open のパーソナライズされたビューにログインして以下を行うことができるようになります。

  • 会社固有のサービスおよびデータ センターのサービス ステータスを表示する
  • 会社固有のサービスに影響を与えるインシデントに関する更新のための購読オプションにアクセスする
  • 詳細な根本的原因分析情報および各インシデントに対して SAP Concur が行った対策を含む過去 2 年間のサービス履歴を表示する

業務目的/お客様にとってのメリット: お客様は Concur Open を使用して、SAP Concur サービスの機能停止、ステータス、および利用可能性を監視します。この新機能を追加すると、お客様は自身のサービス ステータスおよび利用可能性についてのパーソナライズされたビューを利用できるようになります。SAP Concur の目標は、インシデント/機能停止についてのより正確で透明性の高いビューを提供することです。

2018 年 9 月 1 日に終了したプレーン テキスト FTP のサポート

SAP Concur は、2017 年 11 月に、SAP Concur との間でデータを転送するためのプレーン テキスト FTP のサポートの終了を発表しました。SAP Concur は、セキュリティで保護された FTP プロトコルへの移行を完了する期間を 2018 年 9 月 1 日まで延長していました。

プレーン テキスト FTP は、セキュリティ保護されたプロトコルではなく、固有のセキュリティ脆弱性があります。2018 年 9 月 1 日に、SAP Concur Operations は、ファイル転送インフラストラクチャに対してセキュリティ アップデートを適用しました。これにより、お客様のデータを保護し、SAP Concur Trust Platform の監査されたセキュリティ要件を満たすための継続的なコミットメントの一環として、プレーン テキスト FTP の使用が制限されます。

詳細については、Plain Text FTP Retirement FAQ (英語のみ) を参照してください。

SAP Concur のプラットフォーム

Callout サーバー要件の更新

SAP Concur は、SAP Concur Platform Callout をサポートするサーバーをアップグレードします。このメンテナンスには、運用プロキシの移行および VM への PWS サーバーの移行が含まれます。

北米データ センターの更新は完了しています。EMEA データ センターの VM への PWS サーバーの移行は完了しました。運用プロキシの移行は、2018 年 10 月 31 日に完了する予定です。

これらのサーバーでは、以下の機能がサポートされています。

  • 同席者データ取得の呼び出し
  • リスト項目取得の呼び出し
  • イベント通知の呼び出し
  • 外部 URL 起動の呼び出し
  • Concur Salesforce Connector

このメンテナンスによって、SAP Concur では、お客様の呼び出し URL に対して以下の要件があることに注意してください。

  • エンドポイントは SSL/TLS を使用して保護されます。
  • エンドポイントでは最低でも TLS 1.0 が使用されますが、TLS 1.2 が優先されます。
  • エンドポイントでは、キーのサイズが 1024 ビットを超える Diffie-Hellman 暗号スイートが使用される必要があります。
  • SSL および標準は進化し続けているため、許可される暗号スイートの特定のリストは公開されていませんが、一般に、現代の産業でサポートされているリストが使用されることが推奨されます。
  • エンドポイントには、検証可能な有効なルートへのチェーンを含む SSL 証明書が存在する必要があります。追加の証明書をインストールせずにチェーンを検証できない場合は、SAP Concur からの呼び出しに失敗します。

業務目的/お客様にとってのメリット: このメンテナンスによって、現在のハードウェアでの保証期間切れの問題が軽減されます。

Concur Request APIs v4.0: 既存の申請エンドポイントのリストの取得

Concur は、追加の Request API v4.0 エンドポイントをリリースしました。これにより、お客様またはパートナーは Concur Request と連携して、既存の申請のリストを取得できるようになります。

この新しいエンドポイントは、既存の Request APIs v4.0 に含まれており、お客様またはパートナーは Concur Request と連携して、以下を実行できるようになります。

  • 既存の申請のリストの取得
  • 既存の事前申請に関する詳細情報の取得
  • 既存申請の作成、読取、更新、または削除
  • 利用可能なアクション (提出、承認、撤回、キャンセル、終了、再オープン) のいずれかによる、承認フローにおける既存申請の移動
  • 申請の想定経費 (出張セグメントを含む) のリストの取得
  • 申請の想定経費の作成、読取、更新、または削除
  • 旅行会社のオフィスに関する情報の取得

背景

SAP は、エンドツーエンドの統合を簡素化するため、引き続き API およびツールに重点を置いて投資を行っています。

SAP Concur では、オープンなエコシステムによってお客様の視野が拡大すると強く信じています。オープンなエコシステムによって、内部システム、支出、およびパートナー データを動的が接続されて、事業を発展させることができる強力な洞察が得られます。

上記の機能を調べ、次のようないくつかの既存プロセスがこの API によってどのくらい簡易化されるかを確認してください。

  • 人事システムで承認されたオフサイト トレーニングに対する Concur 出張申請の自動作成
  • 社内ポータルの "Manager" ウィジェットへの承認待ちの事前申請の表示

権限

既存のユーザー レベル権限に加えて、最新の認証サービスと Concur の新しい OAuth2 フレームワークに基づく Concur Request APIs v4.0 は、会社レベル権限の付与も管理します。お客様やパートナーは、1 つのトークン/権限を使用し、すべての会社ユーザーの代理で Request を操作できるようになります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この追加の API エンドポイントにより、Request を含む Concur のプラットフォームを使用する開発者に対して追加のオプションおよび機能が提供されます。

計画変更

このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

今月の計画変更はなし

お客様通知

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。