2021 年 9 月: 共通の計画変更 Professional Edition 管理サマリー
初回投稿
計画変更サマリー
このセクションの項目は、複数の SAP Concur 製品やサービスに適用され、今後のリリースに向けた変更のサマリーです。
SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
ここに表示されている項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。 Professional Edition のリリース ノートについては、月次リリース ノート ページを参照してください。Standard Edition のリリース ノートについては、月次リリース ノート ページを参照してください。
認証管理
**計画変更** 使用停止予定の CES SSO (製品: Expense、Invoice、Request、Travel)SAP Concur は、2021 年 10 月 29 日に Concur Expense Service (CES) SSO を使用停止にする予定です。SAP Concur では、お客様の管理者が SAP Concur 管理者を介さずに SAML v2 接続を設定できるようにするシングル サインオン セルフサービス オプションが提供されています。この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。
Client Web Services
**計画変更** アプリケーション管理のセルフサービス ツール (製品: Expense、Invoice、Request、Travel)
10 月のリリースより、SAP Concur Client Web Services を利用しているお客様は、新しいアプリケーション管理セルフサービス ツールの [OAuth 2.0 アプリケーション管理] へのアクセスを申請することができます。このセルフサービス ツールは、そのツールを申請した Concur Web Services のお客様に対して Client Web Services チームによって有効化されます。
[OAuth 2.0 アプリケーション管理] セルフサービス ツールを使用して、OAuth2 に準拠したアプリケーションを作成することがきます。従来の認証は 2017 年に非推奨化されており、このツールではサポートされていません。
有効化すると、[Web サービス管理者] ロールが割り当てられている管理ユーザーは、[認証管理] ページからこのツールにアクセスすることができます。
Standard エンティティで作業する管理者の場合、[管理可能] 権限を持つユーザーには [Web サービス管理者] ロールが割り当てられます。
[OAuth 2.0 アプリケーション管理] ツールを使用することで、お客様は SAP Concur Support に連絡せずに、クライアント ID (アプリ ID) およびクライアント シークレットを生成できるようになります。
SAP Concur Client Web Services を利用していないお客様は、必要に応じて、SAP Concur Support に連絡してアプリ ID を取得することができます。
翻訳
*リリース: 同席者向けの中国語 (繁体字) 翻訳 (9 月 18 日) (製品: Expense、Invoice、Request、Travel)この機能/変更のリリースが予定されています。この機能/変更の詳細については、該当する製品リリース ノートを参照してください。
その他
**計画変更** SAP Concur ホームページの変更 (製品: Expense、Invoice、Request)2021 年第 4 四半期に、米国のデータセンター内のお客様に対して、新しいホームページへのリダイレクトが開始されます。新しいホームページの外観は現在の SAP Concur ホームページと同じです。新しいホームページでは、サービスが一時的に利用できなくなった場合の機能が拡張されています。
新しいホームページのロール アウトは段階的に行われます。お客様は、第 4 四半期から徐々に新しいホームページに移行されます。この変更により、一部のサービスが利用できない場合でも SAP Concur ホームページが利用可能になり、サインイン手順の一貫性が向上します。
SAP Concur ユーザー アシスタンス
**計画変更** SAP Help Portal に誘導するヘルプ メニュー (製品: Expense、Invoice、Request、Travel)
今後のリリースでは、SAP Concur ソリューションの [ヘルプ] メニューが更新され、SAP Help Portal (http://help.sap.com) のオンライン ヘルプ コンテンツが示されるようになります。SAP Help Portal には、ヘルプ コンテンツは同じままですが、ヘルプの新しいルック アンド フィールと追加機能が含まれます。
この更新により、セントラル SAP Help Portal で SAP Concur ソリューションのドキュメントと他の SAP 製品が統合されます。
**計画変更** エンド ユーザー向けの新しいユーザー アシスタンス ツール (製品: Expense、Invoice、Request、Travel)
今後のリリースでは、SAP Concur 管理者に、エンド ユーザーに対して新しいユーザー アシスタンス ツールを有効化する機能が提供される予定です。この新しいツールでは、ユーザーが新しいタスクを学習する際にガイダンスが提供されるため、エンド ユーザーによるタスクの完了に役立ちます。
この機能がリリースされた場合、管理ユーザー アシスタンスを有効化しているお客様に対して、自動的にエンド ユーザー アシスタンスが有効化されます。管理ユーザー アシスタンスを有効化していない SAP Concur のお客様であっても、エンド ユーザー アシスタンスを有効化する場合は、サービス チケットを開いてこの機能を有効化することができます。
リリース前に管理ユーザー アシスタンスが有効化されているエンティティでは、エンド ユーザー向けのユーザー アシスタンスがリリースされると、デフォルトですべてのエンド ユーザーに対してユーザー アシスタンスが有効化されます。この機能は、[ユーザー アシスタンス設定] ページでグローバルに無効化することができます。
この機能により、ユーザーは、新しいタスクをより迅速かつ効率的に学習し、ユーザーによる導入を促進し、効率を高め、SAP Concur ソリューションに対するエンド ユーザーのエクスペリエンスおよびエンド ユーザーの満足度を向上させることができます。
セキュリティ
**計画変更** 一部の TLSv1.2 暗号のサポート終了 (2022 年 2 月) (製品: Expense、Invoice、Request、Travel)
- AES256-GCM-SHA384
- AES128-GCM-SHA256
*.concursolutions.com および * api.concursolutions.com への接続が中断されないように、サポートされていない暗号を使用するアプリケーションから *.concursolutions.com および * api.concursolutions.com に接続するお客様およびパートナーは、2022 年 2 月 1 日よりも前に、サポートされている暗号にアプリケーションを更新する必要があります。
この更新により、製品およびサービスのセキュリティが継続的に確保されます。
サポート対象の設定
**計画変更** Internet Explorer 11 のサポートの変更 (製品: Expense、Invoice、Request、Travel、および Intelligence)2022 年 1 月 1 日に、SAP Concur は Internet Explorer 11 (IE 11) のサポートの段階的終了を開始する予定です。この変更は、他の SAP ソリューション、業種別ベストプラクティス、および IE 11 に関する Microsoft のライフサイクル ポリシーに沿ったものです。
2022 年 1 月 1 日以降、SAP Concur の開発チームは新機能、ユーザー インターフェイスの拡張、セキュリティまたはバグ修正を設計する際に IE 11 を念頭に置きません。時間の経過とともに、IE 11 では新機能および既存の機能が適切に機能しない可能性があります。
IE 11 を使用していても、SAP Concur ユーザーのアクセスがブロックされることはありません。引き続き、SAP Concur ソリューションにサインインすることができます。ただし、ユーザーが SAP Concur ソリューションで引き続き正常かつ安全に作業できるようにするには、IE 11 での SAP Concur ソリューションの使用を許可しないようにして、より最新のサポート対象ブラウザに移行することをお奨めします。
この変更により、SAP は最新のブラウザ イノベーションの導入を迅速化し、より強力なセキュリティ方針を提供することができます。
テスト エンティティ
**計画変更** メール照合 (製品: Expense、Invoice、Request)
現在、一部の SAP Concur ユーザーは、テスト エンティティを使用して、ライブ本稼動エンティティにデプロイする前に、新しい設定を設定、テスト、およびトレーニングしています。本稼動エンティティは、ユーザーが経費精算レポートの提出や出張の予約などの実際の取引を実行する場所です。
現在、テスト エンティティは実装環境と呼ばれる個別の環境に存在しており、本稼動エンティティは本稼働環境と呼ばれる個別の環境に存在しています。テスト エンティティの安定性、パフォーマンス、監視、およびセキュリティを改善するために、SAP Concur では、Amazon Web Services (AWS) への移行の一環として、テスト エンティティと本稼動エンティティの両方を同じ環境に移行する予定です。
テスト エンティティと本稼働エンティティは、引き続き個別のエンティティとして保持されますが、同じ環境で稼働します。テスト エンティティは、移行後には本稼動エンティティに接続されません。テスト エンティティは、常に本稼働エンティティとは個別のエンティティになります。
この変更により、同じ本稼動環境でテスト エンティティと本稼動エンティティの両方が共存することになります。
テスト エンティティが AWS 本稼動環境に移行される場合、既存のテスト エンティティからの照合済のメールは新しいテスト エンティティには引き継がれません。そのため、ユーザーが将来のテスト エンティティで照合済のメール機能をテストする場合、従業員は本稼動エンティティで設定されているメールとは異なるメールを使用することをお奨めします。このプロセスは、既存のテスト エンティティのメールは、すでに本稼動で照合されている可能性が高く、別のエンティティで照合することができないために必要です。
ユーザーのメール アドレスに関しては、領収書認識サービスによってユーザーのメール アドレスが照合されます。そのため、ユーザー アカウントには、メール アドレスの 1 つのインスタンスのみを関連付けることができます。本稼動環境でテストする場合、お客様は、現在どの本稼動ユーザー アカウントにも関連付けられていない代替メール アドレスを使用する必要があります。お客様が対応するユーザー プロファイルにすでに関連付けられているメール アドレスを使用して本稼動でテストアカウントを設定しようとすると、照合プロセスが失敗します。
AWS に移行されると、テスト エンティティは、本稼動エンティティと同じセキュリティ、安定性、監視、およびパフォーマンスを得ることができます。
**計画変更** テスト エンティティのログイン更新 (製品: Expense、Invoice、Request)
現在、一部の SAP Concur ユーザーは、テスト エンティティを使用して、ライブ本稼動エンティティにデプロイする前に、新しい設定を設定、テスト、およびトレーニングしています。本稼動エンティティは、ユーザーが経費精算レポートの提出や出張の予約などの実際の取引を実行する場所です。
現在、テスト エンティティは実装環境と呼ばれる個別の環境に存在しており、本稼動エンティティは本稼働環境と呼ばれる個別の環境に存在しています。テスト エンティティの安定性、パフォーマンス、監視、およびセキュリティを改善するために、SAP Concur では、Amazon Web Services (AWS) への移行の一環として、テスト エンティティと本稼動エンティティの両方を同じ環境に移行する予定です。
テスト エンティティと本稼働エンティティは、引き続き個別のエンティティとして保持されますが、同じ環境で稼働します。テスト エンティティは、移行後には本稼動エンティティに接続されません。テスト エンティティは、常に本稼働エンティティとは個別のエンティティになります。
この変更により、同じ本稼動環境でテスト エンティティと本稼動エンティティの両方が共存することになります。
現在は、テスト エンティティと本稼動エンティティは個別の環境に存在しているため、テスト エンティティと本稼動エンティティで同じログイン ID を更新することができます。将来的に、テスト エンティティと本稼働エンティティの両方を同じ AWS 本稼動環境に移行する計画により、各ログイン ID は一意である必要があるため、同じログイン ID を更新することはできなくなります。
この更新に関してお客様がアクションを実行する必要はありませんが、変更がテスト エンティティの特定の領域に表示されるので、お客様にこの更新について認識してもらう必要があります。この変更に対応するため、SAP Concur では、移行時とユーザー作成時の両方で、すべてのテスト エンティティのログイン ID に ".uat" ドメインが追加され、それらが一意であり、既存の本稼動ログイン ID と競合しないようになります。たとえば、"johnsmith@123.com" は "johnsmith@123.com.uat" となります。
この変更により、本稼働ログイン ID との競合を防ぐことができます。
**計画変更** 移行されない [最近使用されたもの] リスト (製品: Expense、Invoice、Request)
一部の SAP Concur ユーザーは、テスト エンティティを使用して、ライブ本稼動エンティティにデプロイする前に、新しい設定を設定、テスト、およびトレーニングしています。SAP Concur では、Amazon Web Services (AWS) への移行の一環として、テスト エンティティの移行を計画しています。
この移行をサポートするために SAP Concur が行う必要があるアーキテクチャ上の変更により、テスト エンティティが新しい環境に移行される際には、テスト エンティティ内の [最近使用されたもの] (MRU) の一部のリスト項目は移行されません。
MRU リストは、ユーザーが最近行った選択によって構成されます。これらのリストは、ユーザーがさまざまなメニューやその他の定義されたリストを操作することで時間をかけて生成されます。これらのリストは、テスト エンティティが新しい環境に移行された後に再生成されます。
AWS に移行されると、テスト エンティティは、本稼動エンティティと同じセキュリティ、安定性、監視、およびパフォーマンスを得ることができます。
お客様通知
アクセシビリティの更新
SAP では、最新の Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) をより適切に満たすように変更を実装します。SAP Concur ソリューションに加えられたアクセシビリティ関連の変更に関する情報は、四半期ごとに公開されます。Accessibility Updates (英語のみ) ページで、四半期ごとの更新を確認することができます。
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
サポート対象ブラウザ
サポート対象ブラウザは、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。