計画作成方針の定義
生産計画/詳細計画 (PP/DS) では、さまざまな計画タスクに、計画の問題それぞれに固有のさまざまな計画作成方針を使用します。OLTP システムから転送するオーダーが正常に計画されるようにするには、計画の制限を最小限に抑える方針を使用します。詳細計画プランニングボードまたはリソース計画テーブルを使用してオーダーまたはリソースの順序を対話式に計画する場合は、限定リソース能力などを考慮する、より制限された方針設定を使用します。
計画作成方針の定義方法は、以下のようにアプリケーションによって異なります。
● 多くのアプリケーションでは、方針プロファイルを使用します。これには、対話式計画でのオーダーのマニュアル計画または再日程計画、OLTP システムから転送するオーダーの計画などが含まれます。方針プロファイルの設定オプションは、1 つのアプリケーションに固有ではありません。つまり、方針プロファイルには、可能な設定オプションがすべて含まれています。各アプリケーションでは、それぞれのアプリケーションに関連する設定のみを行った特別な方針プロファイルを使用します。
●
ヒューリスティックの場合は、ヒューリスティック設定で方針設定を定義します。これには、
SNP
オーダーの PP/DS
オーダーへの変換に使用する DS
ヒューリスティックやヒューリスティック SAP_SNGL などが含まれます。ヒューリスティック設定の方針には、ヒューリスティックを使用する計画に関連した設定オプションのみを使用することができます。

PP ヒューリスティック (SAP_PP_...) には特別な役割があります。SAP APO 4.0 へのアップグレード後に、方針プロファイルを使用するか、またはヒューリスティックの方針設定を使用することができます。詳細については、PP ヒューリスティックの方針設定の定義を参照してください。
SAP は標準方針プロファイルを提供します。独自の方針プロファイルを使用する場合は、生産計画/詳細計画 (PP/DS) のカスタマイジングを使用するか、または生産計画/管理の分野メニューで関連処理 → 現在設定を選択し、方針プロファイルを定義する必要があります。
ヒューリスティック設定を更新するには、生産計画/詳細計画 (PP/DS) のカスタマイジングで更新: ヒューリスティックを選択します。
生産計画/詳細計画 (PP/DS) のカスタマイジングの更新: グローバルパラメータ/初期値で、以下の各アプリケーションで使用される方針プロファイルを入力します。
● SAP R/3 システムから SAP APO システムに転送するオーダーの計画
● ビジネスアプリケーションプログラミングインタフェース (BAPI) を使用して OLTP システムから SAP APO システムに転送するオーダーの計画
● CTP プロセス時のオーダーの計画
●
PP/DS オーダーへの
ATP ツリー構造の変換用のオーダーの計画
方針プロファイルを使用して、対話式計画の方針設定を定義します。

対話式計画ではヒューリスティックを呼び出すことができます。このセクションでは、ヒューリスティックを使用しない計画活動についてのみ説明します。詳細については、対話式計画のヒューリスティックの方針設定を参照してください (以下を参照)。
対話式計画では、方針設定をいつでも変更することができます。対話式計画の方針設定を変更した場合は、即時に変更した設定が後続の計画活動で考慮されます。
アプリケーション |
カスタマイジング |
対話式変更 |
以下でのオーダーのマニュアル登録または変更 キ オーダービュー キ
|
生産計画/詳細計画のカスタマイジングで更新: グローバルパラメータ/初期値を選択し、対話式計画項目に方針プロファイルを入力します。 |
設定 → 方針で、有効な方針プロファイルの設定を変更します。 |
統合 DS プランニングボード(製品計画テーブルまたはオーダー処理の詳細計画プランニングボード) での作業またはオーダーの計画または再日程計画 |
生産計画/詳細計画のカスタマイジングで更新: グローバルパラメータ/初期値を選択し、統合 DS プランニングボード項目に方針プロファイルを入力します。 |
設定 → 方針で、有効な方針プロファイルの設定を変更します。 |
直接呼び出された詳細計画プランニングボード(マニュアルで、または再日程計画計画作成機能を使用して) での作業またはオーダーの計画または再日程計画 |
詳細計画プランニングボードの全体プロファイルに DS 方針プロファイルを入力します。 全体プロファイルを定義するには、生産計画/詳細計画のカスタマイジングを使用するか、または生産計画/管理の分野メニューで関連処理 → 現在設定を選択します。 |
キ 詳細計画プランニングボードの呼出時に任意の DS 方針プロファイルを入力します。 キ 詳細計画プランニングボードの設定 → 方針で、別の DS 方針プロファイルを選択するか、または有効な DS 方針プロファイルの設定を変更します。詳細計画プランニングボードの押ボタンを使用して、有効な方針プロファイルの設定を変更することもできます。 |
直接呼び出された詳細計画プランニングボードのオーダー処理機能 |
詳細計画プランニングボードの全体プロファイルに PP 方針プロファイルを入力します。 |
キ 詳細計画プランニングボードの呼出時に任意の PP 方針プロファイルを入力します。 キ 各ダイアログボックスの押ボタンを使用して、機能オーダー登録およびオーダー数量変更の有効な PP 方針プロファイルの設定を変更することもできます。 |

対話式計画の方針設定を呼び出す場合、方針プロファイルの 2 つの異なるビューから選択することができます。すべての設定は、エキスパートビューで使用可能です。各アプリケーションに固有のビュー (詳細計画 (DS) の DS ビューおよび生産計画/管理 (PP) の PP ビュー) では、関連機能に関連した設定または推奨されている設定のみ使用可能です。
DS ビューまたは PP ビューで使用可能な設定のみを使用する場合は、アプリケーションに固有のビューとエキスパートビューを何回でも切り替えることができます。それ以外の場合は、エキスパートビューのみを呼び出すことができます。詳細については、SAP ノート 587095 を参照してください。
● PP ヒューリスティック (SAP_PP_...)
PP ヒューリスティックの方針設定の定義を参照してください。
● その他のヒューリスティック
対話式計画のヒューリスティックの方針設定を変更する場合は、設定 → ヒューリスティックで必要なヒューリスティックを選択し、方針設定を変更します。
生産計画実行で処理ステップの機能またはヒューリスティックを入力し、この機能またはヒューリスティックに方針プロファイルが必要な場合は、処理ステップの方針プロファイルも入力します。この機能には、詳細計画機能再日程計画や計画が含まれます。