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用途
数量構成データ
( BOM や作業手順など ) が非 SAP 生産計画システム上にある場合でも、品目の原価見積を実行することができます。このタイプの原価見積は、 参照原価見積を使用して R/3 システムに登録します。機能
また、
R/3 システム内に BOM や作業手順がなく品目マスタレコードだけがある品目の原価見積や原価積上実行を登録することもできます。この場合は、構造接続に関する情報を持つ 明細化があることが前提条件になります。明細化を登録するには、数量構成をマニュアルで構築する必要があります。この処理を行うには、
BOM 内の各品目ごとに 原価見積 ( 数量構成なし ) ( 個別計画 ) を登録します。処理の順序は問題ではありません。この後、数量構成を持つ原価見積を介して 参照原価計算を使用して品目を原価計算したり、原価積上実行を実行したりすることができます。アクティビティ
以下の処理を実行してください。
・ カスタマイジングで原価計算バリアントを定義し、明細化が保存されるよう指定します。
・ 上で定義した原価計算バリアントの原価見積
( 数量構成なし ) を使用して、原価計算される品目の明細化を登録します。これによって、数量構成をマニュアルで登録することができます。個別計画を登録する順序は問題ではありません。また、原材料の原価見積
・ カスタマイジングで、上で定義した原価計算バリアントを使用して登録された原価見積の転送を指定する転送管理
ID を定義します。・ カスタマイジングで、その転送管理
ID を含む参照バリアントを定義します。・ 原価見積
( 数量構成あり ) による品目の原価計算に使用する参照バリアントを原価計算バリアントに入力します。転送管理
参照バリアントを使用して、原価見積
( 数量構成なし ) の明細化のデータへのアクセス、原価計算の順序の決定、原価の計算が行われます。原価計算
( 数量構成あり / なし ) の実行についての追加情報が必要な場合は、以下を参照してください。 ・ 原価見積 ( 数量構成あり ) : プロセスフロー ・ 原価見積 ( 数量構成あり ) の登録 ・ 原価見積 ( 数量構成なし ) の登録 ・ 原価積上実行 ・ 原価積上実行の登録 ・ 原価積上実行の実行

次に、品目
( 原材料 A および B を含む ) ごとに原価見積 ( 数量構成なし ) を登録するとします。このために、カスタマイジングで原価計算バリアント XPC1 を定義します。明細化を保存するようカスタマイジングで指定しています。 XPC1 を使用して品目ごとに原価見積を登録します。ユーザ独自の順序を選択することができます。これは、 BOM に多数の品目があって、構造が複雑なために表示が見にくい場合に、特に便利です。たとえば、最初に品目 E の原価見積 ( 数量構成なし ) を登録し、次に品目 C の原価見積 ( 数量構成なし ) を登録することができます。
原価見積
( 数量構成なし ) から得られた品目 E の原価は、 1 個あたり 10 USD です。この品目は 2 個あたり 2 USD の価格で原価見積に記載されます。しかし、原価見積 ( 数量構成なし ) から得られた品目 C の原価は、 1 個あたり 10 USD であり、積上結果が一致していません。品目
E の正しい価格を計算するには、原価見積 ( 数量構成あり ) を登録し、このプロセスで原価見積 ( 数量構成なし ) を参照する必要があります。そのために、カスタマイジングで以下を定義してください。-
転送管理 ID PC01 。ここに、原価計算バリアント XPC1 を持つ原価見積の転送を指定します。-
参照バリアント 01 。ここに、転送管理 PC01 を入力し、すべての明細を再評価するよう指定します。これにより、原価見積 ( 数量構成なし ) によって原価計算された数量構成が転送されるようになります。-
原価計算バリアント PPC1 。ここに、参照バリアント 01 を入力します。転送管理 ID は、参照バリアントにすでに入力されているため、原価計算バリアント PPC1 に入力する必要はありません。最後に、原価計算バリアント
PPC1 を使用して品目 E の原価見積 ( 数量構成あり ) を登録します。品目
E の 26 USD の原価が計算されます。