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Function documentation レプリケーションと高可用性 Locate the document in its SAP Library structure

用途

ハードウェアエラーまたは論理エラーが原因でデータベースインスタンスに障害が発生する場合があります。

データベースインスタンスをリストアするには、データバックアップとログバックアップをインポートする必要があります (バックアップとリストアを参照)。インポートするデータが大量にある場合は、データベースインスタンスのリストアに時間がかかることがあります。リストア中は、データベースインスタンスを使用することができません。

データベースインスタンスをすぐに使えるようにする (高可用性) ために、有効なデータベースインスタンス (元のインスタンス) のデータを複製することができます。レプリケーションとは、まず、有効なデータベースインスタンスが複製され、その複製が定期的に更新されることを示します。

レプリケーションメカニズム

名称

内容

必須のデータベースツールと追加ソフトウェア

データベースコピー

有効なデータベースインスタンスが一度コピーされ、その後は更新されません。

データベースコピーはレプリケーションメカニズムではありませんが、待機データベースなどの特定のレプリケーションメカニズムを設定するために必要です。

MaxDB データベースマネージャ

待機データベース

有効なデータベースインスタンスの複製を非同期で更新します。

元のインスタンスのログバックアップを待機インスタンスにコピーして、インポートします。

有効なデータベースインスタンスに障害が発生した場合は、最後の REDO ログエントリをインポートした後、待機インスタンスを使用して操作を素早く再開することができます。

MaxDB データベースマネージャ

ホットスタンバイ

データベースインスタンスの複数の複製が、同期的に自動更新されます。

すべてのインスタンスが同じログ領域にアクセスします。

データベースインスタンスに障害が発生すると、待機インスタンスが自動的に有効化されます。

MaxDB データベースマネージャ

クラスタソフトウェア

メモリ管理システム

同期

同期マネージャによって、クライアントデータベースインスタンスのテーブル内容が、セントラルデータベースインスタンスのテーブル内容と非同期で同期されます。

クライアントコンピュータはその間オフラインになる場合があります。

衝突は自動的に処理されます。

データフィルタリングのオプションがあります。

前提条件: 全データに占める変更済データの量の割合が小さい必要があります。

MaxDB 同期マネージャ

MaxDB データベースマネージャ

参照:

Structure linkMaxDB データベースのための高可用性

バックアップとリストア

管理

 

 

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