コンテンツエリア開始

Process documentation データベースコピー Locate the document in its SAP Library structure

用途

データベースコピーを使用して、新しいアプリケーションをテストしたり、操作に影響を与えずにデータベース構造をチェックしたり、新しい待機データベースを設定したりすることができます。データベースコピーは、SAP システムのシステムコピーを作成する場合にも必要となります。

データベースのコピーを作成するには、完全データバックアップを使用します。

元のインスタンスおよびコピー

This graphic is explained in the accompanying text

前提条件

      元のコンピュータおよびターゲットコンピュータに互換性がある必要があります。データベースコピーの互換性のあるプロセッサアーキテクチャを参照してください。

Note

データベースコピーを互換性のないプロセッサアーキテクチャで実行するには、Structure linkローダデータベースツールを使用します。

      ターゲットインスタンスでは、元のインスタンスと同じバージョンのデータベースソフトウェアが使用される必要があります。

Note

ただし、バージョンの違いがビルド番号のみの場合は、古いバージョンのソースインスタンスのコピーをそれよりも新しいバージョンのターゲットインスタンスとして使用することができます。

Example

ソースインスタンスのバージョン:    7.6.00.09

ターゲットインスタンスのバージョン:      7.6.00.12

      ターゲットインスタンスのデータベースパラメータは、元のインスタンスのデータベースパラメータと同じ値を使用して定義されていますが、それぞれのインスタンスには独自の作業ディレクトリがあります。

処理フロー

データベースマネージャのデータベースツールを使用します。

...

       1.      元のインスタンスの完全データバックアップを作成します。

       2.      ターゲットインスタンを新規登録するか、または既存のデータベースインスタンスを初期化します。ターゲットインスタンスと元のインスタンスのデータベースパラメータに同じ値を定義します (データベースインスタンスの作業ディレクトリは除く)。次に、元のインスタンスをバックアップしたデータキャリアを参照する、データバックアップのバックアップテンプレートを定義します。

       3.      次に、完全データバックアップをターゲットインスタンスに転送し、ターゲットインスタンスの操作状態を ONLINE に切り替え、最後にシステムテーブルをロードします。ターゲットインスタンス内の既存のデータベースユーザデータはすべて、ソースインスタンスのデータベースユーザデータで上書きされます。

参照:

レプリケーションと高可用性

データベース管理チュートリアルStructure linkデータベースコピーの作成

 

 

コンテンツエリア終了