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Process documentation バックアップとリストア Locate the document in its SAP Library structure

用途

データベースインスタンスのデータ領域とログ領域のデータおよび REDO ログエントリをデータキャリアに定期的にバックアップすることをお奨めします。

ハードウェアの不良や論理エラーによってデータベースインスタンスが停止した場合、バックアップに保存されているデータおよびログエントリをインポートしてデータベースインスタンスを整合性のある状態にリストアすることができます。

Note

インポートするデータが大量にある場合は、データベースインスタンスのリストアに時間がかかることがあります。リストアは ADMIN 操作状態で行われるため、リストア中はデータベースインスタンスを使用することができません。ユーザがデータベースインスタンスをより迅速に使用できるようにする方法については、レプリケーションと高可用性セクションを参照してください。

データベースマネージャをバックアップとリストアに使用します。データベースマネージャでは、他のプロバイダが提供するバックアップツールの使用がサポートされています。

処理フロー

...

       1.      どのバックアップをいつ実行するかを計画します。

定期管理タスクを参照してください。

Recommendation

バックアップとリストアは、テストコンピュータでテストしてから本稼動システムで開始することをお奨めします。

       2.      バックアップテンプレートを定義します。

バックアップテンプレートとデータキャリアを参照してください。

       3.      通常のデータベース操作中に、データと REDO ログエントリを定期的にバックアップします。バックアップは ONLINE 操作状態で実行することができるため、バックアップ中もユーザはデータベースインスタンスを使用することができます。

参照

データのバックアップ

ログエントリのバックアップ

Note

データベースマネージャを使用して、リモートコンピュータ上のデータキャリアにバックアップし、これらのバックアップをデータベースインスタンスのリストアに使用することができます。リモートコンピュータによるデータのバックアップとリストアを参照してください。

Microsoft Windows オペレーティングシステムで作成したバックアップを UNIX オペレーティングシステムと Linux オペレーティングシステムで使用することができます。また、その逆も可能です。

Caution

ローダデータベースツールでエクスポートされたデータは、データのバックアップではありません。これらのデータには整合性がない場合があり、データベースインスタンスのリストアには適していません。

       4.      データベースインスタンスでバックアップが正常に実行されたかどうかをチェックします。

監視を参照してください。

       5.      ファイルタイプのデータキャリアをログバックアップに使用することができます。これらのログバックアップの結果であるバックアップファイルを定期的にアーカイブする必要があります。

バックアップファイルのアーカイブを参照してください。

       6.      データバックアップとログバックアップを使用して、システム停止後にデータベースインスタンスをリストアすることができます。

データベースインスタンスのリストアを参照してください。

バックアッププロセス

This graphic is explained in the accompanying text

例: バックアップとリストア

参照:

他のプロバイダのバックアップツールの使用

データ領域の凍結 (スナップショット)

エクスポートとインポート

管理

データ記憶域

 

 

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