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機能文書トレードプロモーションの条件生成 ナビゲーション構造内でこの文書を検索

 

この機能を使用して、トレードプロモーション内の条件レコードを登録できます。条件レコードによって、トレードプロモーションの実施を制御することができます。条件の大部分は自動的に生成されます。

この機能の範囲内には、以下の 2 つのタイプの条件があります。

  • 価格決定に関連する条件

    これらの条件によって、トレードプロモーションが実行される際、または受注が開かれた際の価格決定が制御されます。

    これらは、用途が PR (価格決定)、BO (リベート)、または FG (無償品) の条件です。

  • キャンペーン設定条件

    これらの条件によって、トレードプロモーションが実行されるときにキャンペーン設定が制御されます。キャンペーン固有の条件レコードが価格決定で考慮されるようにするために、キャンペーン設定は必須です。

    これらは、用途 CD (キャンペーン設定) の条件です。

以下を登録することができます。

  • 短期トレードプロモーション

    数週間に渡る短期のトレードプロモーションを登録します。これらのトレードプロモーションでは販売額が増大し、価格決定に関する条件とキャンペーン設定条件の両方が含まれます。[計画]割当ブロックで条件生成を開始すると、価格決定に関する条件のレコードが登録されます。キャンペーン設定条件のレコードは、トレードプロモーションをリリースすると自動的に登録されます。

  • 長期トレードプロモーション

    数か月から 1 年までに及ぶ長期のトレードプロモーションを登録します。これらのトレードプロモーションでは販売額は増大せず、価格決定に関する条件だけが含まれます。価格決定に関する条件は、トレードプロモーションをリリースすると自動的に登録されます。

[割引]割当ブロックに条件生成の結果が表示されます。結果は、[販促費用]割当ブロックにも表示されます。リベートステータスは、[登録済]または[未処理]になります。ここでも条件レコードをマニュアルで変更することができます。

変動販促費用と固定販促費用の条件レコード、およびキャンペーン設定条件レコードを、製品レベル、製品カテゴリレベル、または製品グループレベルで生成することができます。

用途 BO (リベート) の条件レコードを生成すると、リベート製品に基づいてリベート契約も自動的に登録されます。条件レコードが製品カテゴリレベルまたは製品グループレベルで生成された場合、該当する製品カテゴリまたは製品グループに属する製品の一覧から、リベート製品がシステムによって任意に選択されます。

統合

キー数値計画の条件更新機能の統合

この機能によって、キー数値計画と条件生成の間のインタフェースが登録されます。また、この機能には条件レコードの一括生成のためのツールも含まれています。

前提条件

詳細については、[SAP Solution Manager] で条件生成のカスタマイジングを参照してください。

制約事項
  • 条件が生成された後で、[割引]割当ブロックで条件レコードをマニュアルで変更することができます。

  • これらの変更は、[計画]割当ブロックのキー数値計画データに影響を与えません。

  • マニュアルで変更を加えた後で条件を再生成すると、その変更内容は失われます。

機能

条件の生成では、販促費用および対応する計画のデータに加え、トレードプロモーションの基本データから取得されたデータに基づいて、条件レコードが自動的に登録されます。条件レコードには、以下のデータが組み込まれます。

  • [条件生成のカスタマイジング]に定義された販促費用の設定に基づいたアプリケーション、用途、条件タイプ、および条件テーブル

  • トレードプロモーションの販促費用の有効期間

  • トレードプロモーションの製品、製品カテゴリ、または製品グループ

  • トレードプロモーションの販売エリア

  • トレードプロモーションの計画: 顧客のデータ

  • [数量/販促費用]の計画グリッドのデータ (カスタマイジングで条件レート設定元として SAP NetWeaver Business Intelligence (SAP NetWeaver BI) を設定した場合)

条件を生成するときに、条件レコードの項目に値が自動的に入力されます。ユーザ固有項目を追加して条件テクニックの項目カタログを修正することによって、システムロジックを拡張することができます。これを行うには、[BAdI: 条件生成]を実装します ([カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングで  [トレードプロモーション管理]   [トレードプロモーション]   [条件更新]   [ビジネスアドイン (BAdI)]   [BAdI: 条件生成]  を選択します)。この BAdI では、条件生成時にユーザ固有条件項目に値をどのように入力するかに関するロジックを定義することができます。詳細については、BAdI 文書を参照してください。

活動

CRM Web クライアント UI で、以下の処理を行います。

  1. 計画: 顧客と販売エリアをトレードプロモーションに割り当てます。

  2. キャンペーンタイプを選択します。

    条件生成タイプを、キャンペーンタイプと販売エリアに割り当てる必要があります。条件生成タイプによって、条件生成が決定されます。

  3. 計画プロファイルグループを決定します。

    計画プロファイルグループおよび対応する計画プロファイルによって、[計画]割当ブロックのキー数値計画が定義されます。

  4. トレードプロモーションに関連する製品、製品カテゴリ、製品グループ、または製品セグメントを対応する割当ブロックに含めます。

    トレードプロモーションの製品次元は、選択した[製品計画基準]によって決まります。[製品]を選択すると、[製品]割当ブロックだけが使用可能になります。たとえば、[製品グループ]と[製品]を選択すると、[製品]割当ブロックと[製品グループ]割当ブロックが使用可能になります。

  5. [計画]割当ブロックで販促費用をトレードプロモーションに割り当てます。

    入力内容によって、キー数値計画が決定され、条件タイプと条件テーブルが制御されます。これらに基づいて条件が生成されます。

価格決定に関する条件
  1. [計画]に、該当する条件タイプと条件テーブルに対応する販促費用を入力します。カスタマイジング設定に応じて、販促費用の値を SAP CRM または SAP NetWeaver Business Intelligence (SAP NetWeaver BI) に入力します。

  2. [キー数値転送]を選択して、該当する販促費用の列を計画グリッドに追加します。

  3. [条件生成]を選択して、条件の生成を開始します。

    価格決定に関連する条件レコードが登録されます。販促費用の行ごとに、条件レコードが登録されていることを示す区分が表示されます。

  4. カスタマイジングで条件レート設定元として BI を設定した場合、[計画]割当ブロックで販促費用を変更することができます。

    条件生成を再開始した場合、追加の条件レコードが登録されるか、既存の条件レコードが変更されます。

  5. [割引]割当ブロックで、システムによって登録された条件レコードを照会することができます。また、必要に応じて、スケールなどでそれらを変更または拡張することができます。

  6. トレードプロモーションを保存すると、条件レコードがデータベースに保存され、基準となるカスタマイジング設定に応じて SAP ERP への転送が可能になります。

キャンペーン設定条件
  • トレードプロモーションのステータスを[リリース済]に変更します。

    キャンペーン設定の条件レコードが登録されます。[割引]割当ブロックで、システムによって生成された条件レコードを照会することができます。

  • トレードプロモーションを保存すると、条件レコードがデータベースに保存され、特定の状況下で SAP ERP に転送されます。

  • トレードプロモーションをブロック、取消、または完了すると、キャンペーン設定の条件レコードが物理的に SAP CRM から削除されます。レコードが SAP ERP に転送されている場合は、SAP ERP のレコードも削除されます。

  • トレードプロモーションのブロック、取消、または完了を取り消した場合、キャンペーン設定の条件レコードが新規に登録されます。

レポート

トレードプロモーション処理の外で条件を生成することもできます。このために以下の 2 つのレポートを使用できます。

  • CRM_MKTPL_COND_IF_R001

    このレポートは、トレードプロモーションのステータス変更を行い、キャンペーン設定の条件レコードを登録します。

  • CRM_MKTPL_COND_IF_R002

    このレポートは、価格決定関連条件レコードを登録します。

どちらのレポートも、複数のトレードプロモーションを処理でき、バックグラウンド処理を行うように設計されています。