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プロセスの文書化  ビジネスパートナマスタデータのデータ転送のプロセスフロー 文書を SAP ライブラリストラクチャに組み込む

目的

以下のプロセスフローを使用して、ビジネスパートナマスタデータをレガシシステムから SAP システムに自動転送することができます。

プロセスフロー

ビジネスパートナマスタデータ転送の際、レガシシステムのデータは順次データ転送ファイルに変換され、次にRFBIDE00 または RFBIKR00 転送プログラムによってSAP システムに転送されます。データ転送ファイルには、特定の SAP 互換書式が含まれますが、これはデータ転送を正常に行うための前提条件です。

ビジネスパートナマスタデータは、以下のように転送されます。

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     1.      関連項目の識別

正しい書式でファイルを登録するために、テスト目的で空のデータ転送ファイルを登録することをお奨めします。詳細については、データ転送ファイルの登録を参照してください。

ビジネスパートナマスタレコードの登録の際に、会社コードで必要なデータを入力するには、項目を必須項目として定義することができます。この定義には勘定グループを使用しますが、この勘定グループはマスタレコードの定義時に指定する必要があります。

以下の項目は、標準勘定グループでの必須項目です。

     得意先または仕入先の名称と所在地

     検索語句

これは、マッチコードによってマスタレコードを検索するときに使用されます。

    

ここで入力した国コードに従って、郵便番号入力のためにチェックルールが決定されます。そのため、必要な国コードすべてが必ずシステムで定義されている必要があります。

     統制勘定コード

マスタレコードの登録前に、統制勘定コードを登録してください。

ビジネスパートナマスタレコードには、銀行を必要な数だけ入力することができます。銀行住所などの銀行マスタデータは、別々に保存されます。銀行詳細を含んだビジネスパートナマスタレコードを登録または変更すると、その銀行に対するマスタデータがあるかどうかがチェックされます。バッチインプットの実行中、銀行マスタデータとビジネスパートナマスタデータを転送することができます。銀行マスタデータは、セッションの処理時に自動的に登録されます。

項目ステータス設定をチェックします。要件を満たさない場合は、レイアウトを変更することができます。まず、入力が必須な項目とこれらの項目の転送データを決定してください。

必要なキーがすべてシステムに定義されているかをチェックして、不足キーを定義します。変換する必要のあるキーが存在するかどうかもチェックします。

     2.      転送構造の分析

     3.      サンプルデータ転送ファイルの構成

     4.      データ転送プログラムのテスト

     5.      旧システム上のデータの分析

     6.      項目の割当

転送プログラムにより、SAP システムで必要とされるデータを取り出すことができます。

     7.      変換プログラムの書込

     8.      レガシシステムの準備

     9.      データ転送のテスト

会社コードが本稼動ではない限り、いつでもテストデータをリセットすることができます。

  10.      データ転送の実行

結果

ビジネスパートナマスタデータがSAP システムに転送されます。

例

仕入先マスタレコード転送の例も参照してください。

 

 

 

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