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プロシージャの文書化 レガシシステムの準備

前提条件

旧システム上のデータの状態はデータ転送に影響を与えます。レガシシステムのデータをできる限り整えることで、スムーズなプロセスフローが約束されます。

このステップは、様々なアスペクトと関連しています。

ワンタイム得意先や必要でなくなった品目など、陳腐化したデータや、二度と使用しないデータをレガシシステムから削除します。

不整合のデータが R/3 システムに転送されないように注意してください。データを実際に転送する前に、エラーをすべて修正します。次に、 R/3 システムにおけるデータの使用状況を確認します。

たとえば、レガシシステムでは、 " 品目タイプ " のみを使用して、様々な評価に必要な小計を求めるとします。しかし、品目のサブ項目のみを R/3 品目タイプとして直接転送した後で R/3 システムで処理を行うと、誤った勘定記帳や貸借対照表が表示されます。これは、 R/3 システムに搭載されている様々な機能が、品目タイプの識別に関係しているためです。

注記

SAP では、ビジネスフローに必要がなくなった履歴データの転送は行わ ないで、別のソリューションを利用することをお奨めします。ソリューションとして、以下のオプションが用意されています。

特定の文書や文書データの転送が必要な理由を厳密に分析します。特定のビジネスオブジェクトで必要なデータを、別のビジネスオブジェクトから、より簡単で確実に転送できる場合があります。たとえば、旧請求書伝票ではなく、価格情報レコードを使用してデータを転送します。

手順

  1. レガシシステムから陳腐化したデータを削除します。
  2. データベースから不整合のデータをすべて削除し、 R/3 システムにおけるデータの使用状況を確認します。

 

 

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