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機能の文書化  既存原価計算データの使用 文書を SAP ライブラリストラクチャに組み込む

用途

BOM には以下のタイプの品目を入れることができます。

すでに原価が計算された品目

ほかのプラントで製造または保管され、そのプラントで原価が計算された品目

原価計算ではこのような既存データを使用し、それを別の原価見積に転送することができます。品目原価見積は、数量構成のある、なしに関わらず転送することができます。

以下の処理を実行することができます。

転送管理を使用した既存原価構成分割の転送

- 個別プラント転送

- プラント間転送

参照原価計算を使用して、原価計算された数量構成を転送し、すべての明細カテゴリ (M G 、および X) それぞれに再計算や再評価が必要かどうかを設定します。

前提条件

転送管理の設定

転送管理は、製品原価計画のカスタマイジングで定義します。転送管理を使用すると、既存の原価計算データを別の原価見積へ転送する際に利用できる原価見積の検索方法を指定することできます。

原価見積に使用する原価計算バリアントに転送管理 ID を入力します。

注記

標準原価見積を登録すると、転送管理を使用するかどうかに関わらず、すでにリリースされた原価見積がすべて転送されます。この詳細については、 標準原価見積のリリースを参照してください。

注記

原価計算バリアントのフラグ転送管理変更可能が設定されている場合は、品目原価見積を登録するとダイアログボックス制御パラメータに項目転送管理 ID が表示されます。原価計算バリアントに転送管理 ID が入力されているときは、この ID が提示されます。この初期値はマニュアルで上書きすることができます。原価計算バリアントの 転送管理変更可能フラグを設定すると、品目原価見積を登録する際に転送管理 ID 項目が表示されます。

参照原価計算の設定

製品原価管理のカスタマイジングで、参照バリアントを定義します。この定義で、再評価を要する原価計算明細を指定することができるようになります。原価計算バリアントで参照バリアントを定義します。

以下も参照してください。

転送管理と参照バリアントのカスタマイジング設定の詳細については、導入ガイド ( IMG) で、 製品原価計画 原価見積 ( 数量構成あり ) を選択して参照してください。

機能

転送管理を使用すると、以下のタイプの原価見積データを転送することができます。

将来標準原価見積

既存の将来 ( マーク済 ) 標準原価見積が検索されます。

現在標準原価見積

既存の現在 ( リリース済 ) 標準原価見積が検索されます。

過去標準原価見積

既存の過去標準原価見積が検索されます。

期間別転送管理による原価見積

現在作業中の原価見積と原価計算バージョンおよび原価計算バリアント ( 原価計算タイプおよび評価バリアント ) が同じ既存原価見積が検索されます。原価見積の選択に応じた日付 ( 期間あり、日付あり、日付なしなど ) を原価計算タイプに定義します。

その他の原価見積

ユーザ独自の基準に合致する既存の原価見積が検索されます。この基準は、原価計算バリアントでも原価計算バージョンでもかまいません。

原価見積 ( 数量構成あり ) と原価見積 ( 数量構成なし ) のいずれを転送するかは、品目マスタの原価計算ビューのフラグ数量構成ありの設定に従います。このフラグが設定されているときは、原価見積 ( 数量構成あり ) が検索されます。このフラグが設定されていないときは、原価見積 ( 数量構成なし ) が検索されます。この詳細については、 品目マスタ原価計算ビュー : 基本データを参照してください。

例

原価計算バリアント PPCX を使用して最終製品 ( 12.31.98) の原価見積を登録するとします。最終製品には半製品 I が含まれ、この半製品にはすでに以下の原価見積が存在するとします。

マーク済 ( 将来 ) 標準原価見積 ( 原価計算バリアント PPC1)

リリース済 ( 現在 ) 標準原価見積 ( 原価計算バリアント PPC1)

ほかの原価見積 ( 原価計算バリアント XPCX)

期間別転送管理による原価見積 ( 原価計算バリアント PPCX 、原価計算バージョン 01 12.01.98 開始 )

このグラフィックは添付のテキストに説明されています

半製品の原価再計算をしないとします。再計算ではなく、既存原価見積の結果を、期間別転送管理 ( 優先度高 ) かそれがない場合は標準原価見積として転送することにします。このため、原価見積の登録前に、カスタマイジングで原価計算バリアント PPCX に以下の転送管理が入力されているとします。

1) 期間別転送管理による原価見積

2) 現在標準原価見積

3) その他の原価見積

原価計算バリアント PPCX を使用して最終製品の原価計算を実行するときに、指定した順序で BOM 構造内の全品目の既存原価見積が検索されます。

期間別転送管理による原価見積が存在するため、この原価見積が転送されます。第一の方針で完了することができました。半製品の原価見積も原価計算バリアント PPCX 、原価計算バージョン 01 を使用して実行されます。既存の原価見積は 12.01.98 開始ですが、これは対応するフラグ ( 日付付きで保存日付なしで保存ではなく期間付きで保存 ) が切り替えられているか、原価計算タイプにある場合は、期間別になります。

以下も参照してください。

製品原価計画の導入ガイド (IMG)

原価見積 ( 数量構成あり ) の登録

品目原価見積 ( 数量構成なし ) の登録

 

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