コントロールの登録

このトピックは、コントロールの登録についての情報を含みます。

前提条件

時間ディメンションの MONTHNUM プロパティに値が指定されていることを確認する必要があります。

手順

コントロールは、Business Planning and Consolidation 管理のコントロールページで登録します。

SAP Business Planning and Consolidation でコントロールを登録するには、以下の手順に従います。

  1. ナビゲーションパスの開始Planning and Consolidation 管理 次のナビゲーションステップ ルール 次のナビゲーションステップ コントロールナビゲーションパスの終了 の順に選択します。

  2. コントロールを登録するモデルを選択します。

  3. 開くをクリックしてそのモデルの既存コントロールの一覧を表示させ、新規をクリックします。

ディメンションの追加時、またはシステムからの削除時には、削除されたディメンションを含むコントロール定義がそれに従って更新され、変更記録に関する理由により、無効フラグが設定されます。影響を受けるコントロール定義を確認する必要があります。ディメンションがモデルから削除されると、すべてのコントロールの結果が削除されます。

作業ステータス定義に決定ディメンションが追加されると、コントロールの結果が既存のロックとともに削除されます。また、決定ディメンションはコントロール式で使用できないため、新規ディメンションがコントロール式から削除されます。ディメンションが作業ステータスから削除されると、すべてのコントロールデータがクリアされ、それに基づいてコントロール式を確認する必要があります。

定義できるコントロールプロパティには、以下が含まれます。

  • ID

  • 内容説明

  • ルールタイプ

  • (コントロール) タイプ

  • 実行レベル

  • 方程式タイプ

  • コントロールレベル

  • 明細ディメンション

  • 絶対値

  • 許容しきい値

  • ドキュメント

ID

コントロールは、一意のコードで識別する必要があります。

内容説明

コントロール内容説明では、実行される確認とその実行理由、および会計、財務、または経済のロジックが明確かつ簡潔に説明されている必要があります。たとえば、"資産 = 負債" など。

ルールタイプ

  • 標準: このオプションを選択すると、標準設定のチェックルールが使用されます。

  • カスタマイズ: このオプションを選択するということは、このルールが BADI_UJCTRL_RUN_CONTROL で実装されているチェックルールを使用するということです。

(コントロール) タイプ

以下の 2 つのコントロールタイプのうち、1 つを割り当てます。

  • ブロック: ブロックステータスが解除されるまで、ユーザは次の作業ステータスレベルに進むことができません。

  • 警告: ユーザに対し、重大ではないデータ品質の問題を通知します。ユーザは、次の作業ステータスレベルに進むことができます。

実行レベル

このコントロールが関連する 1 つまたは複数のデータのタイプを選択します。

  • ロード済データ

  • 換算済データ

  • 連結データ

システムでこの項目の使用を有効化する方法については、以下の実行レベル項目の有効化セクションを参照してください。

各実行レベルのデータチェック範囲の詳細については、SAP ノート 2263755 SAP サイトでの公開情報 を参照してください。

方程式タイプ

式のオペランドを選択します。=、>、<、>=、<=、<>。オペランドにより、式の 2 つの金額の比較方法が決定されます。

コントロールレベル

この項目は、エンティティディメンションのコントロールレベルプロパティにリンクされています。コントロールレベルは各コントロールに対して定義され、関連データを確認できるよう、ランク別にコントロールを体系化します。

4 つのコントロールレベルを使用することができます。

  • 基本: レベル 1

  • 標準: レベル 2

  • 詳細: レベル 3

  • 包括的: レベル 4

コントロールは、選択されたエンティティに関連付けられたコントロールレベルに従って実行されます。コントロールセットの実行 を参照してください。エンティティに対してコントロールレベルが定義されていない場合は、自動的にレベル 4 が割り当てられます。つまり、コントロールセットの実行時にすべてのコントロールが実行されます。エンティティコントロールレベルの詳細については、コントロールセットステータス を参照してください。

明細ディメンション

すべてのメンバーに対してコントロールを実行する必要があるディメンションを 2 つまで選択します。明細ディメンションを使用して、あらゆるタイプのデータ (入力、マニュアル調整、自動調整など) に対して実行されるコントロールを定義することができます。

CTRL1 が TOTAL_ASSET = TOTAL_LIABILITIES、明細ディメンション: DATASOURCE として定義され、TOTAL_INPUT メンバーがコントロール式で指定されています。TOTAL_INPUT は、INPUT、INPUT_ADJ1、および INPUT_ADJ2 の集計です。

コントロールが実行されると、メンバー INPUT、INPUT_ADJ1、および INPUT_ADJ2 の TOTAL_ASSET と TOTAL_LIABILITIES が比較されます。その結果、2 つのメンバーでエラーが発生した場合、以下の情報が生成されます。

  • コントロールの集計情報が表示される 1 つの行が表示されます。失敗として表示されるステータスを除くすべての列には、データがありません。

  • 指定されたコントロールに対して表示される 2 行には、詳細な計算が表示されます。どちらの行にも、データが含まれます。

注記
作業ステータス設定で決定ディメンションとして使用されるディメンション、通貨ディメンション、およびグループディメンションを除くすべてのディメンションを、明細ディメンションとして使用できます。

絶対値

絶対値を選択すると、値がプラスまたはマイナスにかかわらず、コントロールの値を絶対 (非マイナス) 値として扱う必要があることを示します。
結果 A は 100 で結果 B は -125 です。結果 A が結果 B よりも大きい (>) かどうかをチェックするルールを設定する場合で、絶対値を選択しなかった場合、これは合格します。ただし、このルールに絶対値を選択した場合、100 と 125 が比較されて結果は失敗します。

許容しきい値

許容しきい値は、2 つの金額 ("コントロール結果”) の差異と比較される金額です。コントロールの結果が許容しきい値で定義された金額以下である場合、差異は重大とみなされず、コントロールステータスは OK として考慮されます。

金額 x と金額 y のコントロールの式

比較の差異/許容値

コントロール結果

x = y

許容値未満

有効

入力された許容値: 1

金額 x: 1,000,000

金額 y: 1,000,000.5

差異: 0.5

差異が許容値より小さい。したがって、2 つの金額は等しいと見なされる。

したがって、2 つの金額が等しいかどうかをチェックするこのコントロールは有効である。

許容値よりも大きい

エラーまたは警告

x < y

許容値未満

エラーまたは警告

入力された許容値: 1

金額 x: 1,000,000

金額 y: 1,000,000.5

差異: 0.5

差異が許容値より小さい。したがって、2 つの金額は等しいと見なされる。

したがって、x が y より小さいかどうかをチェックするこのコントロールはエラーとなる。

許容値よりも大きく、x < y

有効

許容値よりも大きく、x > y

エラーまたは警告

x > y

許容値未満

エラーまたは警告

許容値よりも大きく、x > y

有効

許容値よりも大きく、x < y

エラーまたは警告

x ≤ y

許容値未満

有効

入力された許容値: 1

金額 x: 1,000,000

金額 y: 1,000,000.5

差異: 0.5

差異が許容値より小さい。したがって、2 つの金額は等しいと見なされる。

したがって、x が y 以下かどうかをチェックするこのコントロールは有効である。

許容値よりも大きく、x < y

有効

許容値よりも大きく、x > y

エラーまたは警告

x ≥ y

許容値未満

有効

許容値よりも大きく、x > y

有効

許容値よりも大きく、x < y

エラーまたは警告

式は、比較される 2 つの金額の特定に使用されます。タブの上部のパネルには、比較される最初の金額を特定するための式が含まれています。すべてのディメンションを指定する必要があります。

明細ディメンションを指定すると、そのディメンションを明細ディメンションとして識別するアイコンが列ヘッダに表示されます。

下部のパネルには、比較される 2 つ目の金額を特定するための式が含まれています。これは、別のカテゴリ、時間、またはグループの金額である場合があります。

カテゴリ項目には、カテゴリディメンションの任意のメンバーを入力することができます。年オフセット項目には、"+" または "-" 符号付の整数を入力することができます。期間項目には、時間ディメンションの MONTHNUM プロパティに関連する整数を入力することができます。相対期間については、"+" または "-" 符号を使用することができます。たとえば、前月には "-1" を入力します。

下部のパネルが空白のままである場合、上部のパネルで定義された式の最初のメンバーがゼロと比較されます。

ドキュメント

Microsoft Excel の入力スケジュールおよびレポート、Business Planning and Consolidation からのワークシートは、コントロールに添付することができます。後で、コントロールモニタでコントロールの実行に失敗した場合は、コントロール結果を開くを選択すると、添付された文書に直接ナビゲートされるので、問題の解決に役立ちます。

実行レベル項目の有効化

これらのステップに従って、実行レベル項目が Web クライアントで表示されるようにします。

  1. トランザクション SPRO に移動します。

  2. ナビゲーションパスの開始Planning and Consolidation 次のナビゲーションステップ 設定パラメータ 次のナビゲーションステップ 設定: グローバルパラメータナビゲーションパスの終了にナビゲートします。

  3. グローバルパラメータウィンドウで、ENABLE_CTRL_ON_DIFF_LEVELS パラメータを追加し、その値を X に設定します。

  4. システムのキャッシュをクリアします。