コントロールセットステータス

コントロールセットには、出力 (コントロールセットステータス) が 1 つだけ設定されています。

コントロールセットステータスの可能な値は、以下のとおりです。

  • 適用不可

    選択されたカテゴリおよび時間ディメンションメンバーに対し、コントロールセットが定義されていません。

  • 実行対象

    以下のケースに該当します。

    • 選択されたカテゴリおよび時間ディメンションメンバーに対してコントロールセットが定義されており、該当するエンティティまたはエンティティグループに対してまだ実行されていません。

    • エンティティレベルでデータ入力、データロード、仕訳入力、スクリプトロジックによってデータを更新すると、カテゴリ、時間、エンティティディメンションメンバー (およびその他すべての作業ステータス決定ディメンション) に対応するコントロールセットステータスが実行対象にリセットされます。

    • 作業ステータスに追加ディメンションを追加すると、該当するディメンションメンバーのコントロールセットステータスが実行対象にリセットされます。

    • コントロールセットを変更した場合。

    • エンティティディメンションの構造を変更した場合。

      注記

      コントロールセットステータスが実行対象にリセットされた場合、計算されたコントロールデータはリセットされません。

      計算の実行時には、Planning and Consolidation 管理のクローズリセットオプションが有効化されていなければ、クローズされたコントロールが失敗した場合、常にクローズされたままになります。

      実行後にコントロールが合格した場合、またはデータが存在しない場合は、コントロールステータスが新規計算によって更新されます。

  • 合格: すべてのコントロール (ブロックおよび警告) が成功しました。

  • クローズありで合格: 最低 1 つのブロックコントロールがクローズされました。

  • 警告付きで合格: 最低 1 つの警告コントロールが失敗しました。

  • 失敗: 最低 1 つのブロックコントロールが失敗しました。

コントロールセットの実行時に、そのステータスはセットで利用できる各コントロールのステータスを集約します (コントロールに割り当てられたレベルおよびコントロールが実行されるエンティティに基づきます)。

コントロールセットステータスは、ロード済データ (現地通貨) で実行されたコントロール、換算済データ、または連結データの以下のディメンションの 1 つに必ず添付されます。

  • カテゴリ

  • 時間

  • エンティティ

  • 現地通貨またはエンティティ通貨: エンティティディメンションのプロパティ CTRL_CURRENCY_NOT_LC (Bypass LC in ctrls) の値に依存します。

ノードエンティティまたはグループのコントロールステータス結果

親メンバーまたはグループのコントロールステータスは、子エンティティのコントロールステータスに依存します。

コントロールステータスに基づき、親ステータスは以下のようになります。

  • すべての子エンティティのコントロールステータスが合格である場合、親ステータスは合格になります。

  • 1 つの子エンティティのコントロールステータスがエラーである場合、親ステータスは失敗になります。

  • 子レベルのコントロールステータスにエラーは含まれてないものの、いくつかの警告が含まれている場合、親ステータスは警告付きで合格になります。

  • 子レベルのコントロールステータスにクローズされたブロックコントロールが含まれている場合、親ステータスはクローズ付き合格になります。

  • 1 つ以上の子エンティティのコントロールステータスが実行対象である場合、親ステータスはどのエンティティでもエラーが見つからなかった場合は実行対象、エラーが見つかった場合は失敗になります。

ブロックおよび警告タイプコントロールのエンティティコントロールレベル別コントロールステータス結果

実行時にコントロールが失敗した場合、それがブロックタイプコントロールであり、そのレベルがエンティティに対して定義されたコントロールレベル以下である場合にはエラーが発生します。それ以外の場合には、コントロールで警告が発生します。

コントロールタイプ

コントロール名

コントロールレベル

エンティティコントロールレベル 1

エンティティコントロールレベル 2

エンティティコントロールレベル 3

エンティティコントロールレベル 4

ブロッキング

コントロール A

レベル 1

エラー

エラー

エラー

エラー

コントロール B

レベル 2

エラー

エラー

エラー

コントロール C

レベル 3

エラー

エラー

コントロール D

レベル 4

エラー

警告

コントロール E

レベル 1

警告

警告

警告

警告

コントロール F

レベル 2

警告

警告

警告

コントロール G

レベル 3

警告

警告

コントロール H

レベル 4

警告

上記の表に示されるように、エンティティ 1 にはレベル 1 が割り当てられます。エンティティ 2 にはレベル 2 が割り当てられます。エンティティ 3 にはレベル 3 が割り当てられます。エンティティ 4 にはレベル 4 が割り当てられます。したがって、この場合は以下にようになります。
  • エンティティ 1 はコントロール A および E に対して確認されます。

  • エンティティ 2 はコントロール A、B、E および F に対して確認されます。

  • エンティティ 3 はコントロール A、B、C、E、F および G に対して確認されます。

  • エンティティ 4 は表に示されるすべてのコントロールに対して確認されます。

関連する時間およびカテゴリごとに各エントリを実行した後、コントロールステータスが以下のようになることを前提としています。
  • エンティティ 1 がコントロール A の実行後に失敗します。

  • エンティティ 2 がコントロール B の実行後に失敗します。

  • エンティティ 4 がコントロール H の実行後に失敗します。

  • その他は合格しました。

次に、コントロール A から H をコントロールセット S に追加し、このコントロールセット S を時間およびカテゴリに割り当てます。結果は以下のようになります。
  • グループレベル: 失敗

  • エンティティ 1: 失敗

  • エンティティ 2: 失敗

  • エンティティ 3: 合格

  • エンティティ 4: 警告付きで合格

分析: エンティティ 1、エンティティ 2、およびエンティティ 4 がすべて失敗したため、コントロールセットはグループレベルで失敗しました。コントロール A はブロックタイプで、エラーを表示したため、コントロールセットはエンティティ 1 で失敗しました。コントロール B はブロックタイプで、エラーを表示したため、コントロールセットはエンティティ 2 で失敗しました。コントロール H は警告タイプであるため、コントロールセットはエンティティ 4 で警告付きで合格しました。