生産計画における記述特性
記述特性を参照してください。
生産計画での記述特性の主な用途は、需要計画と生産計画/詳細計画 (PP/DS) の両方において得意先レベルで計画を行うことです。詳細については、記述特性および
記述特性の使用を参照してください。

記述特性は得意先に重点を置いたものであるため、標準所要量方針 10 などの純粋な見込生産シナリオで記述特性を使用しても意味がありません。このようなシナリオで記述特性を使用すると、在庫管理で重大な不整合が発生する可能性があります。
記述特性を持つ需要計画をオーダー liveCache にリリースすると、記述特性の各値に対して、必要なカテゴリ (通常は独立所要量) のオーダーが登録されます。たとえば、得意先レベルで需要を計画し、生産を計画する 20 件の得意先が存在している場合、需要計画の各タイムバケットに対して 20 件の需要オーダーが登録されます (記述特性を使用しない場合は 1 件の需要オーダーのみが登録されます)。

この例から、記述特性を非常に限定的に使用する必要がある理由がわかります。プランニングブックで 2 つの記述特性のみを使用し、各特性に 20 個の値のみが存在する場合でも、400 件のオーダーが登録されます。3 つの特性を使用すると、8000 件のオーダーが生成されます。パフォーマンスに悪影響が生じることは明らかです。
対話式生産計画では、記述特性が割り当てられている需要予測には
アイコンが表示されます。このアイコンをダブルクリックすると、ダイアログボックスに記述特性の値が表示されます。
一般的に、受注は SAP R/3 で登録され、コアインタフェース (CIF) を使用して SAP APO に転送されます (
統合モデルおよび受注を参照)。受注に存在する項目が消費グループに含まれている場合、対話式生産計画において、受注に
アイコンが表示されます。このアイコンをダブルクリックすると、ダイアログボックスに記述特性の値が表示されます。
リソースで能力予約が更新されている場合、オーダーの記述特性値が計画中に評価されます。日程計画では、これらの能力予約が考慮されます。計画手配では、充足する所要量の記述特性値が使用されます。
記述特性値を、調達計画および CTP シナリオの従属所要量に伝播することができます。この伝播は、クライアントレベルのグローバルカスタマイジング (/SAPAPO/RRPCUST1) または製品レベルの製品マスタで関連する区分が選択されている場合にのみ行われます。従属所要量の記述特性値は、一次所要量のすべての特性の値、および従属所要量のロケーション/製品の値を使用して評価されます。
liveCache の紐付は、記述特性値に基づいていません。したがって、紐付が変更された後、従属所要量の記述特性値が、紐付けされている一次所要量の記述特性値と一致しないことがあります。このような場合は、ヒューリスティック SAP_PP_023 を使用して、新しい紐付値に基づいて記述特性値の新たな伝播をトリガすることができます。
出荷は、SAP R/3 で受注に対して登録されます。統合モデルに組み込むことによって、出荷を SAP APO に転送することができます。SAP APO では、出荷は受注の記述特性を受け取り、受注を減少させることができます。

受注に割り当てられていない出荷が SAP APO に存在し、統合モデルに対する初期データ供給が開始された場合、その出荷の記述特性は失われる可能性があります。これにより、在庫管理で不整合が発生する可能性があります。
参照: