PP/DS
での供給元決定
生産計画/詳細計画 (PP/DS) で調達提案を登録する場合は、調達提案に対して供給元が設定されている必要があります。ほとんどのアプリケーションでは、供給元決定機能を使用してこれが行われます。

PP/DS 調達提案を ATP ツリー構造から登録した場合は例外になります。この場合、供給元はグローバル
ATP
によって指定されます。PP/DS
調達提案が需給連鎖計画
(SNP)
調達提案から生成されると、PP/DS
では、供給元決定で SNP
調達提案に対して決定された供給元を採用することができます。PP/DS
では、自動供給元決定を使用して PP/DS
供給元を再決定する代わりに、この処理が行われます。詳細については、
ATP
ツリー構造の変換および
SNP/CTM
オーダーの PP/DS
オーダーへの変換を参照してください。
以下の表で、さまざまなPP/DS アプリケーションにおける自動供給元決定および対話式供給元決定の、アプリケーション固有の特性をまとめます。
アプリケーション |
テキスト |
キ アクション従属所要量の即時充足 キ 製品ヒューリスティック: 標準ロット計画 (SAP_PP_002) キ 製品ヒューリスティック: 不足数量の計画 (SAP_PP_003) |
これらの PP/DS アプリケーションでは、供給元が自動的に決定されます。自動供給元決定では、ロケーションプロダクトマスタからの調達タイプが考慮されるため、その調達タイプに対応するすべての供給元が考慮されます。計画アプリケーションによって、所要日時を引き続き遵守できるような、最も優先度が高く最もコストが低い (供給量割当済) 供給元が選択されます。この供給元は、有効な代替供給元のランキング一覧から選択されます。すべての供給元で遅延スケジュールのみが可能であれば、遅延が最短の供給元が使用されます。したがって、指定納期納入が供給元選択の際の決定要因となります。 |
製品ヒューリスティック: 最少単位費用まとめ: 外部調達 |
このヒューリスティックでは、保管経費および調達費用を考慮に入れて、最適なオーダー数量が検索されます。このとき、自動供給元決定では、ロケーションプロダクトマスタ内の調達タイプに関係なく、外部調達供給元のみが考慮されます。ここでは、保管経費および調達費用が供給元決定の際の決定要因となります。 |
入庫の対話式登録 |
有効な供給元が複数存在する場合、供給元決定は対話的に実行されます。有効な代替供給元のランキング一覧が表示されます。この一覧から独自の基準に従ってマニュアル選択を行います。詳細については、対話式計画での供給元決定を参照してください。 |
供給元の優先度を設定するために、供給元決定では供給元から以下のコストが使用されます。
● 内製供給元
プロダクションプロセスモデルの場合、プロダクションプロセスモデル計画の多段階コストで入力した固定費および変動費(つまり、数量依存コスト) から加工費が計算されます。iPPE アクセスオブジェクトおよび実行時オブジェクトのコストは 0 となります。
● 外部調達供給元
外部調達関係の場合、外部調達関係の調達コスト機能が使用されます。つまり、これらのコストは SAP R/3 から自動的に外部調達関係に転送されます。輸送レーンまたは外部調達関係 (調達コスト機能なし) の場合、輸送レーンでマニュアルにより指定したコストデータが使用されます。ブランケット、数量非依存製品調達コスト、またはコスト機能を指定することができます。システムではコスト機能が使用されるか、またはコスト機能が存在しない場合は製品調達コストが使用されます。
計画バージョンでは、PP/DS に対して、有効な供給元が利用できない場合に調達提案を登録できるようにするかどうかを定義することができます。有効な供給元のない調達提案を許可した場合、以下の調達提案が登録されます。
● 供給元のない購買依頼(外部調達製品の場合)
入庫処理時間および予定納入時間が考慮されて、購買依頼が計画されます。
● 供給元のない計画手配(内製製品の場合)。これは、1 つの製品が内製製品にも外部調達製品にもなりうる場合にも適用されます。
計画手配の期間は 0 です。これには入庫のみが含まれ、活動や従属所要量は含まれていません。希望利用可能日時に対して計画されます。
オーダー処理ビューでは、調達提案の供給元を変更することができます。具体的には、供給元を参照する購買依頼を、供給元を参照しない購買依頼に変更することができます。