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オブジェクト文書設置ベース内のオブジェクト ナビゲーション構造内でこの文書を検索

 

特定の個別オブジェクトを一意に識別し、ビジネスプロセス内で追跡することができます。これにより、特定のオブジェクトで有効な固有の情報の管理が可能になり、特定のオブジェクトへの一意の参照が必要なビジネスプロセス (オブジェクトのサービス契約など) のマッピングがサポートされます。

オブジェクトには、既存の製品オプションがすべてそろっています。製品には、商品またはサービスに関する説明などの一般情報が含まれています。ただし、この一般情報は、その製品について存在する可能性のあるオブジェクトを具体的に説明しているわけではありません。

オブジェクトには、1 つのオブジェクトについてのみ有効な個別データ、たとえばロケーションと ID 番号が含まれています。

サービスプロセスまたは販売プロセスの直接のオブジェクトではない、関連ビジネス環境オブジェクト (建物など) をマッピングするためにオブジェクトを使用することもできます。

オブジェクトの例:

  • 製造業者のシリアル番号 123xyz がついたコンピュータモニタ

  • サンフランシスコ、Fell ストリート 109 番地、Mr. Smith の洗濯機。この洗濯機には番号がついていませんが、他の洗濯機と間違えることは現実的にはありえません。

  • 一意の証券番号による識別が可能な生命保険契約

  • 特定の住所の建物

各オブジェクトは、オブジェクトファミリー (たとえば家庭用電化製品、ソフトウェアライセンス) に属します。オブジェクトファミリーレベルの設定によって、オブジェクトの更新可能な項目を定義することができます。その他のすべてのオブジェクト設定も、オブジェクトファミリーレベルで行われます。

詳細ついては、オブジェクトを参照してください。

 

設置ベースコンポーネント[オブジェクト]を使用するには、[カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングで、  [マスタデータ]   [設置ベース]   [オブジェクト/オブジェクトファミリー]  を選択して、設定を完了している必要があります。

オブジェクトは以下の方法で登録します。

  • [オブジェクトコンポーネント]の下に新規エントリを登録する方法。

    詳細については、オブジェクトの使用を参照してください。

  • 設置ベースで[オブジェクト]タイプを使用して設置ベースコンポーネントを登録し、設置する方法。この設置ベースコンポーネントが、後でオブジェクトとなります。

  • SAP から設備を複製する方法。

    詳細については、SAP CRM - SAP ECC 間の設備のレプリケーションを参照してください。

カスタマイジングでは、以下の前提条件を満たしている必要があります。

  1. 設置ベースカテゴリが登録されていること。

  2. オブジェクトファミリーが登録されていること。

  3. 各設置ベースカテゴリで使用可能なオブジェクトファミリーが定義されていること。

  4. 各オブジェクトファミリーのセットタイプが定義されていること。

    ノート ノート

    詳細については、[カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングで、  [マスタデータ]   [設置ベース]   [オブジェクト/オブジェクトファミリー]  を参照してください。

    注記の終了

    ノート ノート

    設置ベース構造で[オブジェクト]コンポーネントタイプとして割り当てたオブジェクトは、新規のオブジェクトとして設置ベースに 「登録」 されます。ただし、ID は、自動的に割り当てられません。

    すなわち、割当の際にオブジェクト ID をマニュアルで割り当てます。この割当はシステムにより内部的に行われるものではありません。したがって、割り当ての前にオブジェクトに割り当てる ID をチェックしてください。

    オブジェクト ID の入力は、必須です。追加で割り当てることのできる内容説明は、構造概要に表示されます。

    注記の終了

関係者や関係組織およびアドレスデータも、他の設置ベースコンポーネントと同様に、オブジェクトに割り当てることができます。オブジェクトは、サービスプロセスに統合されています。

カスタマイジングで設置ベースカテゴリ[システムキッチン]を定義し、オブジェクトファミリー[台所器具 (電化製品)] および[食器棚]をその設置ベースカテゴリに割り当てます。

設置ベース管理で、[システムキッチン]カテゴリの設置ベースを登録します。冷蔵庫 「Kitchennette 1007C」、製造業者のシリアル番号 「K1007 C-2000-152-fgt」 をこの設置ベースにオブジェクトとして設置し、サービスプロセスの参照オブジェクトとします。

設置ベースの構造に[オブジェクト]タイプの設置ベースコンポーネントを割り当てるには、[オブジェクトコンポーネント]画面領域で新しいオブジェクトを登録します。

  1. オブジェクトファミリー[台所器具 (電化製品)] を選択します。

  2. [カテゴリ ID] を選択します。

  3. [オブジェクト ID ]K1007C-2000-152-fgt を入力します。

  4. [内容説明]項目に、冷蔵庫 Kitchenette 1007C を入力します。

最後に、コンポーネントが構造でテキストと共に表示されるように、入力を確認します。