コミッション基準として支払金額を使用する場合の設定の入力 
標準の CRM-ICM 事前設定は、コミッション基準としての支払金額の使用をサポートしていません。支払金額をコミッション基準として使用する場合は、次の手順にしたがって事前設定を変更する必要があります。利用可能なその他のコミッション基準のうち、CRM 伝票の明細レベルに基づいて計算を行う基準を使用してコミッションケースを登録するよう ICM を設定している場合は、このステップは無視してかまいません。
注意
支払金額をコミッション基準として使用するときは、CRM のヘッダレベルにコミッションケースを登録します。ただし、支払金額をコミッション基準として使用するときは、コミッションケースをヘッダレベルで登録するよう ICM を設定する必要があります。明細レベルでの計算はサポートされていません。
ヘッダからコミッションの計算を実行できるようにするには、このセクション (および、概要ガイドの残りのステップ) で説明している設定ステップを使用します。
CRM 事前設定に基づいてコミッションケースを登録するように ICM を設定しておく必要があります。
コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、アプリケーションを構成します。
ノート
このアクティビティはクライアントに依存していません。
コミッション基準金額項目は、標準の CRM-ICM 事前設定で定義されている受注明細オブジェクトと販売契約明細オブジェクトでのみ利用可能です。
受注および販売契約のヘッダオブエジェクトを追加することによって、評価と報酬の処理をヘッダオブジェクトだけに対して有効にし、明細オブジェクトに対しては無効にする必要があります。この処理は、コミッションアプリケーションの設定で実行するアクティビティに追加して実行します。
例
CRM で支払金額をコミッション基準として使用するには、次のタスクを実行します。
受注ヘッダオブジェクトを更新します。
更新中のコミッションアプリケーションを入力します。
で、受注ヘッダの変更対象構造を見つけます。
ノート
この構造を展開すると、項目[合計共通金額] (COMM_BAS_VAL) が存在しないのがわかります。
項目選択パネルで CRM 固有の属性 (追加 CRM 項目) を展開します。
合計共通金額 (COMM_BAS_VAL) を選択して、受注ヘッダ構造 (VCRM01_OBJ91) にドラッグします。
エントリを保存します。
販売契約ヘッダオブジェクトを更新します。
更新中のコミッションアプリケーションを入力します。
コミッションケース → ビジネスオブジェクト → コミッションオブジェクトデータ: VCRM01_OBJ93 で、販売契約ヘッダの変更対象構造を見つけます。
ノート
この構造を展開すると、項目[合計共通金額] (COMM_BAS_VAL) が存在しないのがわかります。
項目選択パネルで CRM 固有の属性 (追加 CRM 項目) を展開します。
合計共通金額 (COMM_BAS_VAL) を選択して、受注ヘッダ構造 (VCRM01_OBJ93) にドラッグします。
エントリを保存します。
コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、アプリケーションを生成します。
ノート
このアクティビティはクライアントに依存していません。
アプリケーションの構造を変更したため、テーブル、インタフェース、ビュー、その他の領域に変更が反映されるよう、アプリケーションを再生成する必要があります。アプリケーションを再生成するには、そのアプリケーションを選択して[実行]を選択します。
コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、評価タイプを更新します。
このステップで登録する評価タイプでは、明細オブジェクトではなくヘッダオブジェクトに基づいて評価が行われます。
例
CRM で支払金額をコミッション基準として使用する場合、次のタスクを実行する必要があります。
受注ヘッダオブジェクト (90110) と販売契約ヘッダオブジェクト (90210) を表す新しいエントリを 2 つ追加します。
新規エントリの例を以下に示します。
評価タイプ |
PobjTyp |
評価結果タイプ |
有効開始日 |
有効終了日 |
名称 |
|---|---|---|---|---|---|
9003 |
90110 |
差異評価 |
01/01/1900 |
12/31/9999 |
受注ヘッダの評価 |
9004 |
90210 |
差異評価 |
01/01/1900 |
12/31/9999 |
販売契約ヘッダの評価 |
エントリを保存します。
それぞれの新規評価タイプ用のツールを割り当てます。
登録した評価タイプ (9003 など) を強調表示します。
ダイアログ構造で、[ツール割当]をダブルクリックします。
F4 ヘルプ (VALUATION_STANDARD など) および有効日付を使用して、ツールを入力します。
エントリを保存します。
割り当てられたツールのパラメータを更新します。
前述のステップの[ツール割当]ダイアログボックスから[パラメータの更新]を選択します。
決定表を入力します。
決定表の有効日付を入力します。
エントリを保存します。
例
この例では、CRM 事前設定パッケージを使用します。
手順 |
有効開始日 |
有効終了日 |
|---|---|---|
91000 |
01/01/1900 |
12/31/9999 |
ノート
新しい評価タイプを登録するたびに、この一連のステップを繰り返します。
コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、報酬タイプを更新します。
注意
このステップは、CRM で支払金額をコミッション基準として使用する場合のみ必要となります。
このステップで登録する報酬タイプでは、明細オブジェクトではなくヘッダオブジェクトに基づいて評価が行われます。
これらの新しい報酬タイプは、基本機能のカスタマイジングのステップ 12 で登録する報酬タイプに追加して登録します。
新規エントリを 4 つ追加します。そのうち 2 つは受注ヘッダオブジェクト (90110) 用で、2 つは販売契約ヘッダオブジェクト (90210) 用です。
例
新規エントリの例を以下の表に示します。
報酬タイプ |
報酬グループ |
評価オブジェクトタイプ |
評価タイプ |
名称 |
|---|---|---|---|---|
9050 |
9010 |
90110 |
9003 |
報酬タイプ管理 - 受注ヘッダ |
9060 |
9000 |
90110 |
9003 |
報酬タイプ販売 - 受注ヘッダ |
9070 |
9010 |
90210 |
9004 |
報酬タイプ管理 - 契約ヘッダ |
9080 |
9000 |
90210 |
9004 |
報酬タイプ販売 - 契約ヘッダ |
エントリを保存します。
登録したそれぞれの新規評価タイプ用のツールを割り当てます。
登録した報酬タイプ (9050 など) を強調表示します。
ダイアログ構造で、[ツール割当]をダブルクリックします。
F4 ヘルプ (例: REMUNERATION_STANDARD) および有効日付を使用して、ツールを入力します。
エントリを保存します。
割り当てられたツールのパラメータを更新します。
前述のステップの[ツール割当]ダイアログボックスから[パラメータの更新]を選択します。
決定表を入力します。
決定表の有効日付を入力します。
エントリを保存します。
例
以下の表では、CRM 事前設定パッケージを使用します。
手順 |
有効開始日 |
有効終了日 |
|---|---|---|
9001 |
01/01/1900 |
12/31/9999 |
ノート
新しい報酬タイプを登録するたびに、この一連のステップを繰り返します。
コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、決定基準を保存します。
注意
このステップは、CRM で支払金額をコミッション基準として使用する場合にのみ必要となります。
標準の事前設定をサポートするために現在明細オブジェクトだけで構成されている選択テーブルを、ヘッダオブジェクト用に更新します。
SELTABA90 と SELTABA98 のエントリを作成します。
SELTABA90 については、CRM 事前設定のヘッダ報酬で使用するトリガサブオブジェクトタイプと参加者用に、少なくとも以下のエントリが必要です。
トリガオブジェクトタイプ |
選択番号 |
|---|---|
90110 |
9050 |
90210 |
9070 |
SELTABA98 については、CRM 事前設定のヘッダ報酬で使用するトリガサブオブジェクトタイプと参加者用に、少なくとも以下のエントリが必要です。
ロール |
トリガオブジェクトタイプ |
選択番号 |
|---|---|---|
901 |
90110 |
9500 |
901 |
90210 |
9700 |
902 |
90110 |
9600 |
902 |
90210 |
9800 |
903 |
90110 |
9600 |
903 |
90210 |
9800 |
コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、決定組合せ/組合せ割当を設定します。
注意
このステップは、CRM で支払金額をコミッション基準として使用する場合のみ必要となります。
この設定手順では、報酬の計算時に使用する報酬タイプを設定します。ヘッダオブジェクトの 4 つの新しい報酬タイプをサポートする 4 つの新しい報酬タイプを登録する必要があります。
CRM 事前設定パッケージを使用する場合は、テーブルに以下のエントリを追加します。
組合せタイプ番号 |
有効開始日 |
有効終了日 |
ClC オブジェクトタイプ |
計算対象 |
|---|---|---|---|---|
915 |
01/01/1900 |
12/31/9999 |
01 - 業績連動報酬 |
9050 |
916 |
01/01/1900 |
12/31/9999 |
01 - 業績連動報酬 |
9060 |
917 |
01/01/1900 |
12/31/9999 |
01 - 業績連動報酬 |
9070 |
918 |
01/01/1900 |
12/31/9999 |
01 - 業績連動報酬 |
9080 |
販売用に登録した新しい[組合せタイプ番号]に対応して、組合せタイプ番号 900 の組合せ割当を更新します。
選択テーブル |
選択番号 |
KombArtNr |
|---|---|---|
VCRM01_SELTAB98 |
9500 |
915 |
VCRM01_SELTAB98 |
9600 |
916 |
VCRM01_SELTAB98 |
9700 |
917 |
VCRM01_SELTAB98 |
9800 |
918 |
管理用に登録した新しい[組合せタイプ番号]に対応して、組合せタイプ番号 910 の組合せ割当を更新します。
選択テーブル |
選択番号 |
KombArtNr |
|---|---|---|
9050 |
900 |
|
VCRM01_SELTAB90 |
9050 |
900 |
VCRM01_SELTAB99 |
9050 |
900 |
9070 |
900 |
|
VCRM01_SELTAB90 |
9070 |
900 |
VCRM01_SELTAB99 |
9070 |
900 |
エントリを保存します。
支払金額をコミッション基準として使用するための設定を入力しました。