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この手順に従って、ERP のインセンティブおよび手数料管理 (ICM) の基本機能を CRM-ICM で使用するためのカスタマイジングを行います。

前提条件

パッケージのアプリケーション設定を登録しておく必要があります。

ビジネスパートナデータや製品データを、ICM でのコミッションの計算に使用できるように設定しておきます。ビジネスパートナや製品のデータがないと、ICM でコミッションの計算を実行できません。

手順

  1. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択してビジネスオブジェクトを更新します。  [コミッション]   [アプリケーション管理]   [クライアント設定]   [ビジネスオブジェクト、ビジネスサブオブジェクトおよび業務トランザクション]   [更新: ビジネスオブジェクトタイプ]  

    CRM 事前設定用には、少なくとも以下のビジネスオブジェクトが必要です。

    オブジェクトタイプ

    ビジネスオブジェクトのサブオブジェクトタイプ

    組合せタイプ番号

    有効開始日

    有効終了日

    900

    90900

    990

    01/01/1900

    12/31/9999

    910

    90111

    01/01/1900

    12/31/9999

    920

    90211

    01/01/1900

    12/31/9999

    テーブル内の各番号は以下のビジネスオブジェクトを表します。

    • 90900 - インセンティブとボーナス

    • 90111 - 受注明細

    • 90211 - 販売契約明細

  2. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、取引区分をビジネスオブジェクトタイプに割り当てます。  [コミッション]   [アプリケーション管理]   [クライアント設定]   [ビジネスオブジェクト、ビジネスサブオブジェクトおよび業務トランザクション]   [割当: 取引区分 → ビジネスオブジェクトタイプ]  

    CRM 事前設定用に、以下の入力を行います。

    オブジェクトタイプ

    業務トランザクション

    有効開始日

    有効終了日

    900

    900

    01/01/1900

    12/31/9999

    910

    1

    01/01/1900

    12/31/9999

    910

    2

    01/01/1900

    12/31/9999

    920

    1

    01/01/1900

    12/31/9999

    920

    2

    01/01/1900

    12/31/9999

    テーブル内の各番号は以下のビジネスオブジェクトおよび活動を表します。

    • 900 - インセンティブとボーナス

    • 910 - 受注

    • 920 - 販売契約

    • 1 - 登録

    • 2 - 変更

  3. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して契約区分を更新します。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [組織構造]   [間接関与者とコミッション担当者などの評価パス]   [更新: 契約区分]  

    契約区分には以下が含まれます。

    • 標準コミッション契約

    • コミッション契約

    • 包括契約

  4. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、コミッション契約タイプをパートナタイプに割り当てます。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [割当: コミッション契約タイプ → パートナタイプ]  

    ICM 内にビジネスパートナを登録するには、契約タイプを割り当てる必要があります。CRM-ICM 事前設定の一部として、契約タイプが生成されます。

    以下のエントリは、CRM 事前設定で登録できる項目の例です。

    契約タイプ

    ビジネスパートナタイプ

    有効開始日

    有効終了日

    901

    9001

    01/01/1900 00:00:00

    12/31/9999 00:00:00

    902

    9002

    01/01/1900 00:00:00

    12/31/9999 00:00:00

    903

    9003

    01/01/1900 00:00:00

    12/31/9999 00:00:00

    テーブル内の各番号は以下のビジネスパートナタイプを表します。

    • 9001 - 営業マネージャ

    • 9002 - 営業員

    • 9003 - 販売代理店 (外部代理店)

  5. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、コミッション契約タイプを関与者ロールに割り当てます。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [関与規定]   [割当: コミッション契約タイプ → 関与者ロール]  

    コミッションケースに代理店のロールで外部代理店を組み込むことを計画している場合は、このアクティビティを行っておきます。これらの変更は、ICM で現在利用できる CRM-ICM 事前設定パッケージに基づくものです。

    1. [代理店]の契約タイプ (903) を選択して、[ロール契約タイプ割当有効バージョン]画面を表示します。

    2. 既存の明細をコピーし、販売代理人の[ロール]を 902 から 903 に変更します。

    3. エントリを保存します。

    4. ロール 902 に対する元の明細を削除します。

    5. エントリを保存します。

  6. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、関与者グループを更新します。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [関与規定]   [更新: 関与者グループ]  

    コミッションケースに代理店のロールで外部代理店を組み込むことを計画している場合は、このアクティビティを行っておきます。これらの変更は、ICM で利用できる CRM-ICM 事前設定パッケージに基づくものです。

    1. [代理店]のグループタイプ (9031) を選択し、[ダイアログ構造]ペインから[グループ要素有効バージョン]フォルダを選択します。

    2. 既存の明細をコピーし、販売代理人の[ロール]を 902 から 903 に変更します。

    3. エントリを保存します。

    4. [ロール] 902 に使用していた元の明細を削除します。

    5. 変更内容を保存します。

    6. [代理店 + マネージャ]のグループタイプ (9032) を選択し、[ダイアログ構造]ペインから[グループ要素有効バージョン]フォルダを選択します。

    7. 既存の明細をコピーし、販売代理人の[ロール]を 902 から 903 に変更します。

    8. エントリを保存します。

    9. ロール 902 に対する元の明細を削除します。

    10. エントリを保存します。

  7. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して標準の関与規定を更新します。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [関与規定]   [更新: 標準関与規定]  

    コミッションケースに代理店のロールで外部代理店を組み込むことを計画している場合は、このアクティビティを行っておきます。

    1. [代理店]の標準規定 (9823) を選択し、[ダイアログ構造]ペインから[規定の参加者ロール有効バージョン]フォルダを選択します。

    2. グループ 9031 およびロール 902 の行をコピーして、[ロール]を 903 (代理店) に変更します。

    3. グループ 9032 およびロール 902 の行をコピーして、ロールを 903 (代理店) に変更します。

    4. エントリを保存します。

    5. ロール 902 が設定されたグループ 90319032 の行を削除します。

      これらのデータは不要になりました。

    6. エントリを保存します。

  8. コミッションシステムのカスタマイジングで以下を選択し、取引区分/オブジェクトカテゴリごとの受領権区分を設定します。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [関与規定]   [更新: 各取引区分/オブジェクトカテゴリの受領権区分]  

    例 例

    以下のエントリは、CRM 事前設定で更新できる受領権区分の例です。

    オブジェクトタイプ

    業務トランザクション

    受領権区分

    有効開始日

    有効終了日

    900

    900

    活動 (直接受領権)

    01/01/1900

    12/31/9999

    910

    1

    活動 (直接受領権)

    01/01/1900

    12/31/9999

    910

    2

    活動 (直接受領権)

    01/01/1900

    12/31/9999

    920

    1

    活動 (直接受領権)

    01/01/1900

    12/31/9999

    920

    2

    活動 (直接受領権)

    01/01/1900

    12/31/9999

    例の終了
  9. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、標準契約を登録し、標準規定を割り当てます。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [標準契約の登録と標準規定の割当]  

    例 例

    以下のエントリは、CRM 事前設定で登録できる契約および標準規定の割当例です。

    基本契約

    名称

    90100

    営業マネージャに関係する契約

    90200

    営業員に関係する契約

    90300

    代理店契約

    例の終了
  10. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、テーブル全体の更新モードを更新します。  [コミッション]   [基本機能]   [転記処理と並列処理の準備]   [コミッション伝票、決済実行、支払システム参照]   [更新: 合計テーブルの更新モード]  

    新しいコミッションアプリケーション用に、少なくとも以下のエントリが必要です。

    テーブル

    モード

    VCRM01_SUMRE

    1 Update Mode V1

    VCRM01_SUMRE91

    1 Update Mode V1

    VCRM01_SUMSE

    1 Update Mode V1

    VCRM01_SUMSE91

    1 Update Mode V1

    VCRM01_SUMVA

    1 Update Mode V1

    VCRM01_SUMVA91

    1 Update Mode V1

    VCRM01 は、新たに登録されたコミッションアプリケーションを表します。評価、報酬、および決済にこれらのテーブルが使用されます。

  11. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、評価用の条件テーブルの内容を更新します。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [評価規定]   [更新: 条件テーブルの内容]  

    産業コードまたは産業コード/製品カテゴリの評価をベースに、CRM 事前設定の[条件タイプ 9000] を更新します。この条件テーブルでは、以下の項目を更新します。

    テーブル

    エントリ

    197

    CRM に設定されている、すべてのサポートカテゴリ ID と産業コード

    198

    アプリケーションのために CRM に設定されている、すべての産業コード

    ノート ノート

    テーブル 197 と 198 は評価に使用されます。これらのテーブルには、CRM 事前設定で利用できる産業コードデータが含まれています。

    注記の終了

    注意 注意

    たとえば、産業コード TEXT の場合 110% で評価を行うことが、テーブル 198 に設定されているとします。つまり、受注正味額が 10,000 米ドルの場合、評価額は 11,000 米ドルになります。この評価額は、コミッション計算に使用されます。

    警告の終了
  12. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、報酬タイプ活動を更新します。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [報酬規定]   [活動依存報酬に関する規定]   [更新: 報酬タイプ活動]  

    報酬タイプ 9030 と 9040 に対しては、REMUNERATION_STANDARD ツールを割り当てる必要があります。計算決定表 9001 を、両方の報酬タイプのツールに対するパラメータとして指定します。

    標準報酬タイプの一覧は以下のとおりです。

    報酬タイプ

    テキスト

    9010

    報酬タイプ管理 (受注/再販受注)

    9020

    報酬タイプ営業員 (受注/再販受注)

    9021

    報酬タイプ管理 (販売契約)

    9040

    報酬タイプ営業員 (販売契約)

    9090

    ボーナス報酬

  13. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して店舗決定基準を更新します。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [報酬規定]   [活動依存報酬に関する規定]   [保存: 決定基準]  

    SELTABA90 と SELTABA98 のエントリを更新します。

    1. SELTABA90 については、CRM 事前設定で使用するトリガサブオブジェクトタイプと関与者用に、少なくとも以下のエントリが必要です。

      トリガオブジェクトタイプ

      選択番号

      90111

      9010

      90211

      9020

      90900

      9090

    2. SELTABA98 については、CRM 事前設定で使用するトリガサブオブジェクトタイプと関与者用に、少なくとも以下のエントリが必要です。

      ロール

      トリガオブジェクトタイプ

      選択番号

      901

      90211

      9300

      902

      90111

      9100

      902

      90211

      9200

      902

      90900

      9090

      903

      90111

      9100

      903

      90211

      9200

  14. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、決定組合せ/組合せ割当を設定します。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [報酬規定]   [活動依存報酬に関する規定]   [設定: 決定組合せ/組合せ割当]  

    1. 以下のエントリをテーブルに追加します。

      組合せタイプ番号

      バージョン

      有効開始日

      有効終了日

      選択

      計算対象タイプ

      計算対象

      912

      1

      01.01.2002

      31.12.9999

      01 - 業績連動報酬

      9030

      913

      1

      01.01.2002

      31.12.9999

      01 - 業績連動報酬

      9040

    2. 組合せタイプ No. 900 用に以下の組合せ割当を追加します。

      選択テーブル

      選択番号

      KombArtNr

      VCRM01_SELTAB98

      9300

      912

      VCRM01_SELTAB98

      9200

      913

    3. 組合せタイプ 910 用に以下の組合せ割当を追加します。

      選択テーブル

      選択番号

      KombArtNr

      VCRM01_SELTAB90

      9030

      912

  15. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、報酬条件タイプの内容を更新します。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [報酬規定]   [活動依存報酬に関する規定]   [更新: 条件テーブルの内容]  

    [条件タイプ 9001] を更新します。

    例 例

    以下は、標準規定の入力例です。

    規定

    名称

    S00000000000000009201

    営業マネージャに関係する標準規定

    S00000000000000009202

    営業員に関係する標準規定

    S00000000000000009203

    (外部) 代理店に関係する標準規定

    例の終了

    ノート ノート

    報酬比率は、標準規定に対して設定するか、または個々のコミッション規定に設定することができます。個々のコミッションに対して設定する場合は、標準規定に設定した比率 (または金額) をガイドラインとして使用することができます。

    注記の終了
  16. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、インセンティブ向け報酬条件テーブルの内容を設定します。  [コミッション]   [基本およびマスタデータ]   [標準コミッション契約]   [報酬規定]   [活動依存報酬に関する規定]   [更新: 条件テーブルの内容]  

    [条件タイプ 9090] を設定します。

    インセンティブのベースにする規定 (標準規定など) とインセンティブのベースとなる金額の比率を入力します。

    ノート ノート

    CRM 事前設定を使用している場合は、比率を入力します。インセンティブはボーナスと似たようなもので、定期的に計算されます。

    注記の終了
  17. コミッションシステムのカスタマイジングで、以下を選択して、数量権限を割り当てます。  [コミッション]   [権限]   [数量権限]   [登録: 数量権限グループ]  

    1. コミッションアプリケーションのエントリを新たに追加します。

    2. グループ ID と内容説明を入力します。

    3. エントリを保存します。

結果

CRM-ICM で使用する ERP の ICM の基本機能がカスタマイズされました。