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この機能を使用して、業務トランザクションが登録されたときに、既存のサービス契約の検索および照会が行われるようにするかどうかを定義することができます。

前提条件

トランザクションタイプ

サービスオーダ、サービス確認、およびクレームのトランザクションタイプに対する契約決定の方法を定義する設定を、カスタマイジングで行っておきます。この設定を行うには、[カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングで、  [トランザクション]   [基本設定]   [定義: トランザクションタイプ]  を選択し、区分[契約決定]を使用します。以下の設定を行うことができます。

  • 契約決定なし

  • マニュアル契約決定

  • 明細レベルでのみ (標準 SAP カスタマイジングでの設定)

  • ヘッダレベルおよび明細レベルでの契約決定

先行する業務トランザクションカテゴリとして[クレーム、サービスプロセス、サービス確認]、または[販売]を選択している場合、項目[契約決定]は、トランザクションタイプの定義の詳細表示のみに表示されます。

これらの設定の追加情報については、項目[契約決定]の項目ヘルプ (F1) でトランザクションタイプのカスタマイジングを参照してください。

カスタマイジングで、トランザクションタイプと明細カテゴリの両方に対してコピー管理を設定しておきます。

明細カテゴリ

契約明細カテゴリのカスタマイジングで、上記の業務トランザクションの 1 つで明細が登録された時点で、オブジェクト一覧または製品一覧が空である契約明細も検索されるようにするかどうかを定義しておきます。この設定を行うには、[カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングで、  [トランザクション]   [基本設定]   [定義: 明細カテゴリ]  を選択し、区分[オブジェクト一覧による契約明細フィルタ]および[製品一覧による契約明細フィルタ]を使用します。これらの区分を表示するには、業務トランザクションカテゴリ[サービス契約]の明細カテゴリを選択し、さらに、 [カスタマイジング明細]を選択します。

これらの設定の追加情報については、この 2 つの項目の項目ヘルプ (F1) で明細カテゴリのカスタマイジングを参照してください。

SAP 標準カスタマイジングには、検索結果に空の製品一覧とオブジェクト一覧を表示する契約が含まれています。

機能

カスタマイジングで契約決定を有効化したトランザクションタイプを指定して、業務トランザクションをサービスに登録すると、次の選択基準にもとづいてサービス契約が決定されます。

  • 受注先

    サービス契約と業務トランザクションの受注先が同じでなければなりません。

  • 販売組織および流通チャネル

    サービス契約と業務トランザクションの販売組織および流通チャネルが同じでなければなりません。

  • サービス組織

    サービス契約にサービス組織を入力する場合は、業務トランザクションのサービス組織と同じでなければなりません。

  • ステータス

    サービス契約明細のステータスが[リリース済]でなければなりません。

  • 有効性

    業務トランザクションの項目[依頼された開始日付]の日付が、サービス契約明細の有効期間内に入っている必要があります。

  • オブジェクト一覧

    標準カスタマイジングでは、契約決定は以下の順序で行われます。

    1. 業務トランザクション明細に対して入力された参照オブジェクトがサービス契約明細のオブジェクト一覧にある契約、または、サービス契約明細に対して空のオブジェクト一覧を持つ契約が検索されます。

    2. 業務トランザクション明細に対して参照オブジェクトが入力されていない場合は、サービス契約明細のオブジェクト一覧に入力された業務トランザクションヘッダ用に参照オブジェクトを持つ契約、または、サービス契約明細に対して空のオブジェクト一覧を持つ契約が検索されます。

    3. 参照オブジェクトが業務トランザクション明細または業務トランザクションヘッダのいずれにも入力されていない場合は、空のオブジェクト一覧のあるサービス契約明細が検索されます。

  • 製品一覧

    業務トランザクション明細の製品は、サービス契約明細の製品一覧に入力されている必要があります。または、サービス契約明細の製品一覧が空であってもかまいません。

    追加情報については、サービスおよび製品一覧を参照してください。

ビジネスアドイン定義 CRM_SERVICE_CONTRACT ([サービス契約決定のためのビジネスアドイン]) を使用して、ビジネスアドインを組み込むことができます。これを使用して、独自の選択基準を指定したり、SAP 提供の選択基準 (前述) を制限したりすることができます。

有効なサービス契約が決定された後、契約データがサービスの業務トランザクションに自動的にコピーされるか、コピーする契約を一覧から選択するように求められます。

活動

明細レベルでのサービス契約の自動決定
  1. 自動契約決定をカスタマイジングで有効化する業務トランザクションの明細を、サービスに登録します。

  2. 前述の基準に従って該当するサービス契約が選択され、有効なサービス契約明細がすべて表示されます。

    ノート ノート

    • 業務トランザクション明細に入力した製品を含む製品一覧を持つサービス契約明細のみが選択され、選択対象として表示されます。

    • また、カスタマイジング設定に応じて、製品一覧のないサービス契約明細も選択されます。

    • 業務トランザクション明細に入力した参照オブジェクトを含むオブジェクト一覧のあるサービス契約明細のみが選択され、選択対象として表示されます。

    • また、カスタマイジング設定に応じて、オブジェクト一覧のないサービス契約明細も選択されます。

    注記の終了
  3. サービス契約明細を選択する際に、サービス契約明細のデータがサービスの業務トランザクションにコピーされ、さらにサービス契約の価格契約と SLA パラメータもサービストランザクション内で有効になります。

  4. 業務トランザクション明細の詳細ビューでは、契約 ID がセクション[サービス契約と保証]に表示されます。この ID をクリックすると、対応する契約が表示されます。

ヘッダおよび明細レベルでのサービス契約の自動決定
  1. 自動契約決定がカスタマイジングで有効化されている業務トランザクションを、サービスに登録します。ヘッダデータを更新し、参照オブジェクトを指定します。

  2. 前述の基準に従って該当するサービス契約が自動的に選択され、有効なサービス契約明細がすべて表示されます。

  3. 有効なサービス契約明細を選択した後、その契約明細に属する製品一覧に入力された製品が、業務トランザクションにコピーする対象の初期値として表示されます。

    製品一覧にエントリが含まれていない場合は、契約明細で合意済みのサービス製品が、サービストランザクションへのコピー対象として提示されます。

    表示で選択され、コピーされた製品すべてが、サービストランザクションの明細として自動的にコピーされます。

    ノート ノート

    [日付]割当ブロックには、トランザクションタイプの日付プロファイルの日付が表示されます。業務トランザクションを保存すると、現在の日付が設定されます。

    注記の終了
サービス契約のマニュアル決定

カスタマイジングでマニュアル契約決定を設定しておくと、業務トランザクションを新規に登録するときに、押ボタンを使用してサービス契約の決定をマニュアルで開始することができます。