業務トランザクションのセットタイプ
マスタデータに製品を記述するために使用するセットタイプ以外に、業務トランザクションでのみ処理することができるセットタイプを使用することができます。このようなセットタイプは区別することをお奨めします。これは、業務トランザクションのセットタイプが、カスタマ固有の基準にもとづいて製品を定義するデータを記述するためです。
マスタデータで使用するセットタイプも業務トランザクションに統合されます。セットタイプに応じて、業務トランザクションのマスタデータから設定を変更することができます。追加情報については、金融サービス商品のセットタイプを参照してください。
● 業務トランザクションでビジネスパートナの銀行詳細を選択するには、ビジネスパートナのマスタデータにこの情報を入力しておく必要があります。
追加情報については、銀行詳細を参照してください。
● ローン明細の支払方法を定義するには、カスタマイジングで関連国の可能な支払方法を定義しておく必要があります。
追加情報については、金融サービスのカスタマイジングの契約獲得 → 金融サービスオファー (FS オファー) → 定義: 支払方法を参照してください。
● 接続されているローンシステムに支払方法を配信することができるようにするには、接続されているローンシステムの支払方法を SAP カスタマリレーションシップマネジメント (SAP CRM) に割り当てておく必要があります。追加情報については、金融サービスのカスタマイジングの基本機能 → 外部システム接続 → 非同期 → ローン管理への接続 → 割当: 支払方法を参照してください。
接続されているローン管理システムで、システム間の支払方法を両方のシステムに割り当てておく必要があります。追加情報については、ローン獲得の XI インタフェース: 新規ビジネスを参照してください。.
以下のセットタイプは、金融サービス商品 (FS 商品) のマスタデータでは使用することができません。標準システムでは、業務トランザクションでこれらのセットタイプを編集することができるのみです。
● ローン: 支払スケジュール (CRM_PROD_FS017)
このセットタイプには、接続されているローン管理システムで計算された支払スケジュールが示されます。
追加情報については、支払スケジュールの計算を参照してください。
● ローン: 銀行詳細 (CRM_PROD_FS018)
このセットタイプを使用して、ビジネスパートナの銀行詳細を選択します。
金融サービスオファー (FS オファー) では、ビジネスパートナはさまざまなビジネスパートナロールに存在する可能性があります。システムでは、以下のロジックを使用して、ビジネスパートナが検索されます。
○ ローン明細に別の支払人がいる場合は、この支払人のデータが採用されます。
○ ローン明細にローン受取人がいる場合は、このローン受取人のデータが採用されます。
○ ローン明細に別の支払人もローン受取人もいない場合は、FS オファーのヘッダデータから受注データが採用されます。

また、FS オファーには得意先の支払方法も入力します。支払方法は価格設定の一部です。支払方法によって、得意先が支払に使用する方法が指定されます。支払方法は、返済などの入金のキーとなります。
■ デビットメモや銀行回収などの支払方法に対しては、銀行詳細も入力する必要があります。
■ ローン受取人の国にもとづいて支払方法を定義します (取引先機能カテゴリ 0002 出荷先/サービス受領者)。
● ローン: 結果 (CRM_PROD_FS019)
このセットタイプには、実効金利計算の結果が表示されます。この結果は、ローン管理システムでの支払スケジュールの計算結果です。名目金利以外に、実効金利計算には以下の値が含まれます。
○ 手数料
○ 決済日
○ プレミアム/割引
○ 返済契約
● 担保契約: 契約詳細(CRM_PR_FSCA02)
このセットタイプでは、ローンが、不動産の複数の明細を同時に投資援助全額まで抵当に入れる地代であるかどうかを定義します。

SAP CRM によって、接続されている担保管理システムに担保データが転送されるため、SAP CRM の設定がバックエンドシステムの設定と一致していることを確認する必要があります。
● 不動産: 担保物件詳細 (CRM_PR_FSC_02)
このセットタイプでは、居住エリアや築年数など、不動産の具体的データを記述します。
● 不動産: 担保物件所在地 (CRM_PR_FSC_03)
このセットタイプでは、不動産の場所および環境を記述します。

業務トランザクション内でのセットタイプの割当を変更したり、新しいセットタイプを登録して、業務トランザクションに統合したりすることができます。
参照: