選択条件としてのセットの使用 

レポート用に選択するデータをさらに限定するためにも、セットを使用することができます。

特定の勘定や異なる通貨タイプの金額を表示する他にも、たとえば元帳、年度、会社などをレポートに指定することにより、選択するデータをさらに定義することができます。セットを用いたこれらの選択条件は、レポート登録 : 一般データ選択画面で指定します。

データを選択するための条件としてセットを使用する場合、データ選択に必要なすべての特性をセットの中に含めてください。行または列で特性をすでに定義している場合、データ選択にその特性を入力することはできません。

選択条件として複合次元セットは使用できませんが、選択条件に1つの値が含まれる場合に、選択条件としてそのデータセットのみを使用できます。

レポートのレポートグループ実行の際に処理時間を短縮させるために、レポートの行や列で使用する必要のないすべての特性をデータ選択条件として指定することが重要です。

レポートライタ処理の概要のレポート例では、 1995 年の第1四半期に会社 TD11 にレポートを選択することができます。会社、期間、会計年度の特性を使用するセットを入力します。

一般データの選択条件としてセット変数を使用することもできます。詳細は、 レポートライタでの変数の使用を参照してください。

セットを選択条件として使用する場合についての詳細は、 選択条件の定義を参照してください。