資産振替 ( 関連会社間

目的

資産振替には、同じ企業グループ内の 2 つの会社 ( 会社コード ) 間における資産の振替が含まれます。企業グループ内の会社間振替により、以下のことが生じる可能性があります。

物理的位置の変更により、資産を新しい会社コードに割り当てる必要が生じます。

企業グループの組織構造の変更により、資産の既存の割当を変更する必要が生じます。

どちらの場合でも、マスタレコード更新によって会社コードへの資産の割当を変更することはできません。振り替えられる各資産について、受取会社コードで新規資産マスタレコード ( または部分振替についての既存の資産マスタレコード ) が必要となります。在庫管理番号を使用して、資産マスタレコードで資産の独自性を保持することができます。

システムでは、これらの活動の大部分を自動化する方法が提供されます。この方法を使用して、振替はセンダ会社コードのみに転記されます。目標会社コードへの転記は自動的に実行されます。新しい資産が目標会社コードで登録される必要がある場合、該当ダイアログボックスで資産クラスと他の重要なマスタデータを指定することができます。

この IDES プロセスでは、会社コード 1000 2000 の間で 4 つの振替をそれぞれ別の振替バリアントを使用して実行します。

このプロセスについての詳細は、 を参照してください。

このプロセスに関するデータは、 にあります。

プロセスフロー

  1. 最初に、 4 つのマスタレコードの登録を、それぞれ別の振替バリアントを使用して実行します。
  2. これらの資産マスタレコードを資本化するには、 決済勘定への取得の転記を行います。
  3. 1 のバリアント : 資産 " 総額 " の振替
  4. 2 のバリアント : 資産 " 正味額 " の振替
  5. 3 のバリアント : マニュアルによる資産と収益の振替
  6. 4 のバリアント : マニュアルによる資産と損失の振替
  7. これらの振替の影響をチェックするために、 資産エクスプローラの照会を行うことができます。