他のプロバイダのバックアップツールを使用して、データとログエントリをバックアップしたり、データをエクスポートおよびインポートしたりすることができます。
これらのバックアップツールの一部は、データベースシステムによって直接サポートされています。オペレーティングシステムのスクリプトでは、パイプのバックアップを処理することができる他のすべてのバックアップツールを使用することもできます。
MaxDB で直接サポートされていないバックアップツールを使用する場合は、次のことに注意してください。データベースマネージャでは、パイプにバックアップされる場合はバックアップが成功したかどうかがチェックされません (データベースマネージャのバックアップ履歴にも、これに関して参考となる情報は含まれていません)。オペレーティングシステムのスクリプトを使用して、バックアップが成功したかどうかをチェックします。
パイプへのバックアップにはこの他にも制限があります。さまざまなデータキャリアタイプに関する情報を参照してください。
データベースシステムで直接サポートされるバックアップツールを使用してデータがバックアップまたはエクスポートされる場合、各バックアップまたはデータストリームには、外部バックアップ ID が指定されます。
他のプロバイダのサポート対象バックアップツール
名称 |
内容 |
TSM (IBM/Tivoli) |
TSM クライアント adint2 または Backint for Oracle インタフェースを使用して、TSM に接続することができます。adint2 を使用すると高いパフォーマンスを得ることができますが、このプログラムは、一部のプラットフォームでは使用することができません。 インストールマニュアル、TSM との接続を参照してください。 |
NetWorker (Legato) |
インストールマニュアル、NetWorker との接続を参照してください。 |
NetBackup (Veritas) |
インストールマニュアル、VERITAS NetBackup との接続を参照してください。 |
Backint for MaxDB をサポートするすべてのバックアップツール |
Backint for MaxDB インタフェースで満たす必要のある要件については、文書 Backint for MaxDB を参照してください。 |
Backint for Oracle をサポートするすべてのバックアップツール |
追加情報については以下を参照してください。www.sap.com/softwarepartnerdir |
参照:
インストールマニュアル、他のプロバイダのバックアップツールの接続
データベースマネージャ GUI: 他のプロバイダのバックアップツールを使用したバックアップ
データベースマネージャ CLI、データベースインスタンスのバックアップとリストア
データベース管理チュートリアル、他のプロバイダのバックアップツールを使用したバックアップ
ローダ、他のプロバイダのバックアップツールによるエクスポートとインポート