分類を使用する承認 ( 購買依頼 / 外部調達伝票 )
用途
この承認手続の目的は、二重管理の原則を維持しながら、マニュアル手書きの署名手続を使用せずにコンピュータ上での電子承認を使用することです。
この承認手続によって、購買依頼、外部調達伝票である見積依頼、購買発注、基本契約、分納契約、サービス入力シートを承認することができます。
購買依頼は、明細レベルまたは購買依頼全体で承認されます。
外部調達伝票の場合、明細別の承認 ( つまり部分承認 ) は行えません。 外部調達伝票は、伝票全体でのみ承認されます。購買依頼に対して分類を使用する承認手続を設定する場合、分類を使用しない手続は無効化されます。
前提条件
分類を使用する承認手続が、購買管理のカスタマイジングで設定されていなくてはなりません。
さらに、分類を使用するクラスが、各伝票 ( 購買依頼、購買発注など ) に対して登録されていなくてはなりません。購買依頼に対して全体承認手続と明細別手続の両方を設定する場合、それぞれの手続に対して
1 つのクラスを登録する必要があります。この方法については、購買管理の導入ガイド
(IMG) の関連伝票に対する 定義 : 承認手続と、購買依頼に対する設定 : 分類を使用した承認手続で説明されています。 分類の詳細情報は、 SAP ライブラリの クロスアプリケーションコンポーネント文書、分類システムのセクション CA - 特性および CA - 分類システムを参照してください。この手続により、承認基準のより広範囲な組み合わせが可能になります。
さらに必要があれば、 SAP から提供される拡張を使用してください。参照
: 分類を使用する承認手続の操作 承認手続開始後の変更 ワークフローへのリンクによる承認