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オブジェクト文書 紐付方針  ナビゲーションストラクチャ内でこの文書をローカライズ

定義

どの時間順序で動的紐付によって所要量が処理されるか、どの時間順序で紐付区間内の入庫要素が所要量に割り当てられるかを決定する規定です。紐付方針により、以下のことが管理されます。

         どの所要量が最初に処理されるか

         どの入庫が最初に使用されるか

用途

動的紐付では、最早所要量要素から開始されます。次に 2 番目の所要量要素が処理され、さらにその次へと続きます。在庫が利用可能な場合、かつ在庫の利用可能日時によって以下のことが可能な場合、最初に在庫が所要量要素に割り当てられます。

         所要量要素の所要日時が過去の場合、利用可能日時が紐付区間内または区間外の所要量要素に在庫を割り当てることができる

ロットを例外として、在庫の利用可能日時は現在の日時になります。

         所要量要素の所要日時が将来の場合、紐付区間内の在庫要素のみを所要量要素に割り当てることができる

残所要量を充足するため、入庫要素を所要量要素に割り当てる必要があります。複数の入庫の利用可能日時が所要量要素の紐付区間内にあるため、最初に使用される入庫を定義する必要があります。以下のオプションがあります。

         最早入庫の使用 (FIFO)

所要量は紐付区間内の最早入庫で充足されます。つまり、紐付区間の最初の入庫が最初に使用され、次に 2 番目の入庫、さらにその次というように使用されます。この方針では、過剰入庫は後でのみ利用可能になります。

         適時入庫品の使用

この方針では、所要量は紐付区間内で最も適切なタイミングの入庫で充足されます。紐付区間の開始に向けて、最初に所要日時が検索されます。この方向で入庫が見つからない場合は、所要日時から開始し、紐付区間の終わりまで検索されます。この方針では、同期所要量生産がサポートされます。

ロケーションプロダクトでの紐付方針の定義は、紐付需要タブページで実行することができます。

注記

特性依存計画 (CDP) を実装した場合、動的紐付では所要量または入庫の特性所要および特性値の割当が考慮されます。ただし、動的紐付では、この場合の所要量および入庫も、紐付方針で定義した順序を厳格に守って処理されます。動的紐付では、品目フローについてより有利なソリューションは検索されません。このようなソリューションは、複数値割当、インターバルのある特性、または値割当のない特性を使用する場合に存在する場合があります。SAP ノート 526883 を参照してください。

追加条件

紐付方針では、ロケーションプロダクトマスタから以下の条件を考慮することもできます。

         アラートの防止

アラートの防止区分を設定すると、アラートなしで紐付関係の登録が試行されます。最初に、1 つの所要量を適切な数量の入庫 1 とリンクしようとします。したがって、納入許容範囲のコンテキストで、入庫数量が所要量数量と等しくなる必要があります。紐付区間に適切な数量の入庫が?ネい場合、所要量に複数の入庫が割り当てられるか、1 つの入庫の分割数量が割り当てられます。これも紐付方針に基づいて決定されます。ただし、ここでは日付/時間アラートの防止が試みられます。つまり、日付/時間アラートのアラートしきい値の時間インターバルにある入庫のみが所要量に割り当てられます。

         完全入庫または在庫の使用

合計オーダーの使用または合計在庫の使用区分を設定する場合、1 つの入庫要素または在庫要素の全数量が所要量に割り当てられることが必要です。分割数量を単純に使用することはできません。割当の結果として不足が生じた場合は、入庫要素も在庫要素も所要量への割当ができません。

紐付区間に示された例を使用する紐付方針を下図で説明します。

紐付方針

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入庫要素 ab、および c の利用可能日時が、黄色の所要量要素の紐付区間の範囲内にあるとします。以下で説明するように、どの入庫要素が所要量要素に割り当てられるかは、紐付方針によって決まります。

         最早入庫の使用紐付方針の場合、紐付区間の開始時点から入庫要素の検索が開始されます。そのため、入庫要素 a が所要量要素に割り当てられます。入庫要素 a の利用可能日時が所要日時と比べて 1 日以上前であるため、アラートが登録されます。入庫要素 a により 100 個ではなく 50 個だけが生産されることとなった場合、入庫要素 b からもう 50 個が所要量要素に割り当てられます。

         適時入庫の使用紐付方針の場合、所要日時から紐付区間の開始時点に向かって、入庫要素が検索されます。そのため、入庫要素 b が所要量要素に割り当てられます。入庫要素 b により 100 個ではなく 50 個だけが生産されることとなった場合、入庫要素 a からもう 50 個が所要量要素に割り当てられます。入庫要素 a および b が利用可能でない場合、この方向では入庫要素はみつかりません。この場合、紐付区間の終了時点まで検索され、入庫要素 c が所要量要素に割り当てられます。

 

 

 

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