紐付概要
紐付概要は、ロケーションプロダクトに関するすべての紐付関係の概要を計画者に表示します。
紐付の概要では、既存の固定紐付関係を確認するか、または固定紐付関係をマニュアルで登録することができます。分割数量のみを割り当て、それらの分割数量に固定紐付関係を登録することも可能です。固定紐付関係を削除することもできます。
● 紐付概要は、製品ビュー内のタブページです。ただし、SAP APO メニューから生産計画 → 生産計画 (対話式) → 紐付概要を選択して直接アクセスすることもできます。
● 紐付概要は、製品計画テーブルにチャートで表示することもできます。
ロケーションプロダクトに対して存在する紐付関係は、テーブルにすべて一覧で表示されます。紐付によって互いに割り当てられている入庫と所要量要素は、いずれも 1 行で表示されます。以下の紐付情報が列に表示されます。
● 入庫要素
● 入庫特性
● 所要量要素
● 所要量特性
● 入庫数量
● 所要量
● 動的紐付数量
● 固定紐付数量
この数量は、1 つ以上の所要量に割り当てられている、選択した入庫要素のマニュアル固定紐付数量と自動固定紐付数量の合計です。
● 実績紐付数量
これは、固定紐付関係にある入庫から所要量へと実際に転送される製品数量です。
固定紐付関係をマニュアルで登録する場合、希望紐付数量、すなわち、所要量に割り当てる入庫の (部分) 数量を入力する必要があります。入庫から所要量へと実際に転送される数量は自動的に検出されますが、これは希望紐付数量とは異なる場合があります。参照: 実績紐付数量の計算
● 紐付タイプ
次の紐付タイプ区分を使用して、所要量または入庫要素にどのタイプの紐付関係が存在するかが示されます。
○ D: 動的紐付関係
○ M: マニュアル固定紐付関係
○ A: 自動固定紐付関係
○ C: 複合紐付関係
タイプ C は、マニュアルで固定された紐付関係や、自動的に固定 (ヒューリスティックを使用して登録) された紐付関係など、さまざまなタイプの複数の紐付関係が存在することを示します。
紐付タイプが表示されない場合、紐付を使用して入庫要素または所要量要素が割り当てられていません。
● 入庫日
● 所要日
ロケーションプロダクトの既存の計画セグメントすべてが表示される要素タブページとは対照的に、紐付概要では 1 つの計画セグメントしか表示できません。見込生産セグメントがある場合は、ここに表示されます。その他の計画セグメントは、概要ツリーから選択できます。
変更モードで、固定紐付数量項目に値を入力します。数量を入力して、紐付関係をマニュアルで登録できます。分割数量を入力することもできます。
行を選択し、
完全数量確定アイコンを選択すると、1
ステップで実績紐付数量を割り当てることができます。これによって、既存の動的紐付関係が固定紐付関係で置き換えられます。ただし、複数行を選択して複数の固定紐付関係を登録することもできます。

仮想安全在庫への固定紐付関係を登録することはできません。安全在庫要素に対して固定紐付関係を登録する場合、計画バージョン管理で安全在庫考慮項目にオプション 3 の SAP liveCache の安全在庫所要量を考慮を選択する必要があります。
固定紐付数量項目で数量を削除することによって、固定紐付関係を削除できます。
行を選択し、
固定の完全解除を選択することで、入庫要素と所要量の間の固定紐付関係を削除することもできます。
このボタンを使用して、固定紐付または動的紐付によって割り当てられていないすべての代替を表示できます。ただし、見込生産を使用している場合、これは不可能です。
次の 2 種類の標準レイアウトがあります。
● SAP 標準バリアント入庫 (入庫要素に従ってソートされた要素)
● SAP 標準バリアント所要量 (所要量に従ってソートされた要素)
レイアウト → レイアウト変更を選択して 2 つの追加項目を表示できます。
● 自動固定紐付数量
固定紐付関係を介して所要量に割り当てられている、選択済入庫要素の数量です。固定紐付関係は、ヒューリスティックを使用して自動的に登録されました。
● 所要量の不足数量 (入庫バリアント)/入庫要素の余剰 (所要量バリアント)
入庫要素の入庫数量が所要量に部分的にしか割り当てられていない場合、入庫要素によって余剰が生成されます。所要量要素に割り当てられている入庫要素の数量が所要量を満たすのに不十分な場合は、所要量要素に不足が存在します。以下の情報が表示されます。
○ 入庫要素の余剰数量 (プラスの値)
○ 入庫要素の不足数量 (マイナスの値)
この機能を使用すると、他の紐付範囲に属する入庫要素を検索できます。紐付概要タブにある代替入庫の押ボタンを選択して、代替入庫要素を検索します。
詳細については、紐付代替の選択オプションを参照してください。