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機能文書 有効期間データを考慮した標準ロットの計画  ナビゲーションストラクチャ内でこの文書をローカライズ

用途

未充足製品所要に対する有効期間条件を考慮して調達提案を登録するには、標準ロット計画に対するアルゴリズム /SAPAPO/HEU_PLAN_STANDARDLOTS に基づくヒューリスティック (標準ヒューリスティック SAP_PP_002 および SAP_PP_SL001 など) を使用します。

有効期間条件を考慮する計画プロセスでは、標準ロット計画に対するヒューリスティックを以下のように使用することができます。

         このヒューリスティックは、無限計画作成方針を使用して実行することができます。無限計画作成の結果として発生する計画問題を解決するには、ヒューリスティックの後に PP/DS 最適化を実行します。

         このヒューリスティックは、有限計画作成方針を使用して実行することができます。計画問題は、詳細計画プランニングボードおよびプッシュ生産を使用して解決することができます。

前提条件

         製品マスタに計画 (有効期間参照) 区分を設定します。

         有効期間条件を考慮するヒューリスティックを有効にするには、ヒューリスティック設定に計画 (有効期間参照) 区分を設定する必要があります。SAP では、この区分が設定された標準ロットの計画 (有効期間あり) に対する標準ヒューリスティック SAP_PP_SL001 を提供しています。

機能

計画プロセスは、有効期間のない計画の場合と同じです。以下の表に、有効期間条件による計画時の特別機能を計画ステップごとに示します。

計画ステップ

有効期間条件による計画時の機能

正味所要量計算

         正味所要量計算では、互換有効期間データによってのみ、在庫、入庫、および所要量?フオフセットが行われます。

         正味所要量計算の場合、アラート最小化手順を定義しておく必要があります。すなわち、ヒューリスティック設定ではじめに確定入庫を考慮区分は設定しないようにします。

調達数量計算

ロケーションプロダクトマスタの調達数量計算に関連するパラメータを、有効期間条件に応じて調整しておく必要があります。以下のパラメータは、入庫の有効期間よりも小さくする必要があります。

§         期間ロットまとめの期間、目標在庫日数、または発注点在庫日数といった、所要量のグループ化が制御されるパラメータ

§         利用可能日と所要日の間のバッファ時間が指定される安全在庫日数

これらのパラメータが有効期間よりも大きい場合、ヒューリスティックによって警告が計画ログに登録されます。

有効期間条件に違反することなく、ヒューリスティックで計画手配の日程計画を希望ロットサイズで実際に行えるかどうかは、リソース利用可能状況および計画作成方針によって決まります (下記参照)

供給元決定 (PPM およびモード選択)

再登録する計画手配について、有効期間条件に違反せずに利用可能日ができるだけ遅くなるように、プロダクションプロセスモデルおよびモードがヒューリスティックで選択されます。

詳細計画

§         新しく登録された調達提案の日程計画をヒューリスティックで行えるようにするには、 関連方針プロファイルに計画方向として逆方向または反転ありの逆方向を定義しておく必要があります。調達提案の希望利用可能日時は、所要日から成熟時間を引いた日時です。この日付から過去に遡り、ヒューリスティックによって計画作成日付が検索されます。

§         登録された未充足の所要量を充足するために、有効期間条件に違反することなくヒューリステッィクで計画手配の日程計画を実際に行えるかどうかは、計画手配の計画作成方針、リソース利用可能状況、構成品目利用可能状況、および調達数量によって決まります。たとえば、大規模なロットサイズと有限計画作成を使用する場合、ヒューリスティックでは計画手配の日程計画を時間どおりに行えない可能性があります。結果: 有効期間条件の違反、所要量の未充足、または新たに登録された計画手配によって余剰が登録される可能性があります。ヒューリスティックでは、これらの問題を修正できません。

再利用

ヒューリスティックでは、常に再計画が行われます。すなわち、既存の未確定調達提案を再利用せずに、新規調達提案が常に登録されます。したがって、定義した再利用モードとは関係なく、未確定入庫の削除再利用モードが使用されます。

 

 

 

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