有限および無限計画
詳細計画の際に、リソースの能力を上回ることが許可されないか (有限計画)、またはリソースで任意の数の作業を同時に計画することができるか (無限計画) を定義することができます。有限または無限計画を実行する場合は、計画作成方針で対応する計画作成モードを選択し、リソースを有限または無限のいずれで計画するかをリソースで定義する必要があります。リソースを有限または無限で計画するかを異なるアプリケーションに対して定義する場合は、有限性レベルを使用します。
以下の表に、有限または無限計画モードを使用した場合の有限または無限リソースにおけるシステム動作の概要を示します。
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有限計画モード |
無限計画モード |
有限リソース |
リソース負荷が考慮されます。十分な能力がある場合にのみ計画が実行されます。 リソース過負荷の場合はアラートが生成されます。 |
リソース負荷は考慮されません。 リソース過負荷の場合はアラートが生成されます。 |
無限リソース |
リソース負荷は考慮されません。 リソース過負荷の場合にアラートは生成されません。 |
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有限リソースを有限または無限のいずれで計画するかをさまざまなアプリケーションごとに定義することができます。これを行うには、リソースで有限性レベルを指定します。リソースを計画するアプリケーションの設定 (たとえば、方針プロファイルやヒューリスティック設定) で、以下のように有限性レベルを定義します。
● アプリケーションでリソースを有限で計画する場合は、リソースの有限性レベル以上の有限性レベルを入力します。
● アプリケーションでリソースを無限で計画する場合は、リソースの有限性レベルよりも低い有限性レベルを入力します。

可能な場合は、後で追加の中間値を定義できるように、有限性レベルに100 の倍数の値を選択します。概要がわかりやすいように、リソースで有限性レベルの用途にテキスト (短) を定義することができます。
入力可能な最大値は 9999 です。アプリケーションでこの値を指定すると、すべての有限リソースは有限性レベルにかかわらず有限で計画されます。値 0 を指定すると、有限性レベルを割り当てられていない、またはレベル 0 を割り当てられている有限リソースはアプリケーションで有限で計画されます。

リソースR1 は生産計画(PP) (たとえば、生産計画実行) および詳細計画(DS) (たとえば、DS 計画ボード) で計画されます。このリソースは PP では無限で計画し、DS では有限で計画する必要があります。
たとえば、リソース R1 で有限性レベル 200 を指定します。PP 方針プロファイルで、有限性レベルが 100 以下のリソースは有限で計画されると定義し、DS 方針プロファイルでこの値に 200 を入力します。R1 に関して PP では無限で計画され、DS では有限で計画されます。
アラートモニタで照会することができる有限リソースのリソース過負荷は、無限計画から発生する可能性があります。この場合、対応する
PP/DS アラートプロファイルを使用する必要があります。システムでリソース過負荷として認識されアラートが生成されるまでのリソース過負荷の最大期間をリソースで定義します。