活動不良の計算
(PPM)
プロダクションプロセスモデル計画 (PPM 計画) で、内製製品について活動ごとに生産される不良の量を正確に指定することができます。活動で不良が生産される場合は、必要な歩留を達成するために、活動で処理されるオーダー製品の数量を増やす必要があります。したがって、活動ではより多くの構成品目が消費されます。数量依存処理時間および数量依存リソース消費の場合は、活動の
正味期間と
リソース消費が増加します。数量は PPM
の展開時に自動的に修正されます。活動の生産合計数量は、以下の式によって、計画の展開時に計算されます。
合計数量 = 歩留 x 100% / (100% - 不良率)
活動によって生産される歩留を、活動ごとに以下から選択することができます。
● オーダーの調達数量
● 後続活動に必要な合計数量
これは後続活動でも不良が生産される場合に関連します。このため、前活動では後続活動に必要な合計数量に対応する歩留が生産される必要があります。不良関連の数量増加は後続活動に渡されます。
● 活動時の活動不良を考慮できるようにするには、活動の PPM の計画で不良を比率として指定しておきます。
● 活動の不良関?Aの数量増加が後続活動に転送されるようにするには、それらの活動間の関係に品目フロー区分を設定しておきます。
オーダーは、各々1 つの処理活動から成る 3 つの連続した作業を含みます。活動 1 と活動 2、および活動 2 と活動 3 の間の関係に品目フロー区分を設定しませんでした。つまり、活動数量は、オーダー数量にもとづいて各活動に対して個別に計算されることになっています。以下のように、活動に対する不良データを入力しました。
● 活動 1 の不良: 5%
● 活動 2 の不良: 7%
● 活動 3 の不良: 5.5%
オーダーの調達数量は 100 個です。このデータを使用して、活動で処理される数量が計算されます。
● 活動 3 の数量: 100 個/0.945 = 106 個
● 活動 2 の数量: 100 個/0.930 = 108 個
● 活動 1 の数量: 100 個/0.950 = 105 個
各活動に構成品目が必要な場合、これらは活動数量に従って提供される必要があります。たとえば、活動 1 には105 個、活動 2 には108 個、および活動 3 には106 個です。
上記の例のように、オーダーは各々1 つの処理活動から成る 3 つの連続した作業を含みます。活動 1 と活動 2、および活動 2 と活動 3 の間の関係に品目フロー区分を設定しました。つまり、活動で処理される数量は、前活動から歩留として提供されることになります。活動の PPM 計画で以下の不良データを更新しました。
● 活動 1 の不良: 5%
● 活動 2 の不良: 7%
● 活動 3 の不良: 5.5%
オーダーの調達数量は 100 個です。このデータを使用して、活動で処理される数量が計算されます。
● 活動 3 の数量: 100 個/0.945 = 106 個
● 活動 2 の数量: 106 個/0.930 = 114 個
● 活動 1 の数量: 114 個/0.950 = 120 個
100 個を出荷するオーダーでは、最初の活動で 120 個、2 番目の活動で 114 個、3 番目の活動で 106 個を処理する必要があります。構成品目は、活動数量に従って提供される必要があります。たとえば、活動 1 には120 個、活動 2 には114 個、および活動 3 には106 個です。
不良計算 (PPM、R/3 RTO) を参照してください。