有効期間データが考慮される PP/DS
アプリケーション
製品マスタで計画 (有効期間参照) 区分を設定した場合、以下の生産計画/詳細計画 (PP/DS) アプリケーションでは、有効期間データが考慮されます。
標準ロット計画に対するアルゴリズム /SAPAPO/HEU_PLAN_STANDARDLOTS に基づくヒューリスティック (標準ヒューリスティック SAP_PP_002 および SAP_PP_SL001 など) では、有効期間条件に従う調達提案を登録して、製品所要を充足することができます。このヒューリスティックでは、正味所要量計算や、作業の日程計画時に有効期間条件が考慮されます。リソースに十分な残存能力がない場合、有効期間条件に違反する可能性があります。
動的紐付により、有効期間データに互換性がある在庫、入庫、および所要量の間に紐付関係が登録されます。
● PP/DS 最適化
所要量と入庫の間に紐付関係が存在する場合、ロットおよび受注の成熟時間、有効期間、必要有効期間、および個別有効期間データを最適化で考慮することができます。SAP では、PP/DS 最適化を実行する前に、標準ロット計画のヒューリスティックを使用し、無限計画作成方針で計画実行を行うことを推奨しています。
● プッシュ生産
プッシュ生産では、選択した入庫の成熟時間が考慮されます。ただし、特定の状況下では、プッシュ生産によって新規所要量が登録されるのが遅すぎるため、選択した入庫の有効期間をすでに超えている場合があります。このような状況になるのは、リソースに十分な残存能力がない場合などです。
● 詳細計画
動的紐付関係の考慮が必要であると計画作成方針に定義した場合、インプット構成品目またはアウトプット構成品目の間に動的紐付関係がある作業の再日程計画時に、有効期間条件も考慮されます。作業の日程計画は有効期間条件に違反しない範囲のみとなり、動的紐付が存在する作業の再日程計画も必要に応じて行われます。