PP/DS
での有効期間データを使用する計画
このプロセスでは、生産計画/詳細計画 (PP/DS) で有効期間条件を考慮して製品の調達提案を計画する方法について説明します。
● SAP R/3 システムと、SAP APO の生産計画/詳細計画 (PP/DS) を使用しています。
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製品、在庫、および受注の有効期間データを SAP R/3 から SAP APO に転送できるように、SAP Advanced Planning and
Optimization (SAP APO) のカスタマイジングで、基本設定→
定義: クラスシステム (CDP または標準特性) を選択し、CDPをクラスシステムとして定義しておきます。転送に関する技術的な詳細は、SAP
ノート 339576 (SAP R/3 4.5 まで有効)、394378 (SAP R/3 4.6 以降で有効)、および 483576 に記載されています。詳細については、
マスタデータおよびトランザクションデータの統合を参照してください。
● SAP APO 製品マスタで関連製品ごとに有効期間データを更新し、計画 (有効期間参照) 区分を設定しておきます。
● グローバルATP コンポーネントでは、有効期間条件を使用する計画はサポートされていません。そのため、CTP プロセスまたは多段階 ATP (MATP) を使用するシナリオでこのプロセスを使用することはできません。
以下のグラフィックにプロセスの概要を示します。

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1. 製品、在庫、および所要量を SAP R/3 システムから SAP APO システムに転送します。SAP APO システムでは、転送された有効期間データ (在庫および所要量) か、または製品マスタからの有効期間データが使用されます。
2. 各種の PP/DS アプリケーションを使用して計画を実行します。まず、標準ロット計画に対するヒューリスティックを使用して、有効期間条件を考慮して調達提案を登録します。次のオプションが用意されています。
○ 無限計画作成方針を使用してこのヒューリスティックを実行すると、調達提案が有効期間条件に違反することはありませんが、リソース過負荷が発生することがあります。この場合、たとえば PP/DS 最適化などを使用して、有効期間条件を考慮しながらリソース計画を最適化します。
○ 有限計画作成方針を使用してこのヒューリスティックを実行すると、調達提案が有効期間条件に違反することがあります。計画の問題をなくすために、プッシュ生産または詳細計画プランニングボード (DS プランニングボード) を使用して、対話式に計画します。
3. 調達提案を SAP R/3 システムに転送します。

有効期間条件を考慮して SAP APO で所要量要素と入庫要素の間に登録された紐付関係は、SAP R/3 では認識されません。
SAP ノート 563863