供給元
製品の調達をマッピングするマスタデータオブジェクトです。
供給元により、製品の調達方法または調達場所を定義します。調達提案が登録されると、使用される供給元が自動的にまたは対話式に決定されます。この供給元を使用して、調達提案が登録されます。
外部調達と内製の調達タイプは区別する必要があります。ロケーションプロダクトマスタでは、調達タイプを使用して、製品が内製されるのか、それとも外部から調達されるのか、あるいは両方を許可するのかを定義します。調達タイプごとに特定の供給元タイプがあります。
● SAP APO の外部調達には、製品が生産または保管される別のロケーションからの製品の在庫転送と、仕入先に対する購買発注の両方が含まれます。供給元は、輸送レーンまたは外部調達関係です。
外部調達に対する供給元を使用して、供給元のタイプに応じて SAP APO 分納契約、在庫転送、または購買依頼に対して納入日程行 (分納契約) が登録されます。外部調達関係では、購買依頼によって OLTP 分納契約、契約、または購買情報が参照されます。
関連データが SAP R/3 から転送されると、SAP APO システムでは、以下のように外部調達に対して供給元が自動的に登録されます。
○ 分納契約、契約、および購買情報に対して、外部調達関係および輸送レーンが生成されます。
○ SAP R/3 品目マスタが転送されると、調達タイプとして外部調達、特殊調達タイプとして在庫転送が品目マスタに定義されている製品に対して輸送レーンが生成されます。購買データから生成されたか、またはマニュアル登録された輸送レーンが存在する場合、特殊調達タイプから生成された輸送レーンは供給元決定時に考慮されないことに注意する必要があります。
● 内製では、製品の生産によって製品を調達します。内製用の供給元は、プロダクションプロセスモデル、iPPE アクセスオブジェクト、または実行時オブジェクトです。iPPE アクセスオブジェクトおよび実行時オブジェクトは SNP および CTM とは関係ありません。内製用の供給元を使用して、計画手配が登録されます。
関連データが SAP R/3 から転送されると、SAP APO システムでは、PP/DS プロダクションプロセスモデル、iPPE アクセスオブジェクト、または PP/DS 実行時オブジェクトが自動的に登録されます。SNP プロダクションプロセスモデルは、PP/DS プロダクションプロセスモデルから自動的に生成することができます。

内製の特殊ケースは
別のロケーションでの生産です。この場合、計画を実行するロケーションではなく、計画ロケーションとは異なる製品ロケーションで生産が行われます。これを行うには、計画ロケーションおよび製品ロケーションが異なる供給元を使用します。このシナリオの場合、SAP
APO
で製品ロケーションから計画ロケーションへの製品の在庫転送はマッピングしません。したがって、輸送レーンは関係ありません。
SAP APO では、さまざまな代替供給元を製品に定義し、ここから自動計画または対話式計画で特定の基準に応じて供給元を選択することができます。製品を内製し、生産のボトルネックがある場合は仕入先から調達するか、または別の製品ロケーションから転送することができます。また、同じ調達タイプで異なる供給元を使用することもできます。たとえば、さまざまな PPM を使用して、製品を内製で製造するためにコストの高い各種のオプションをマッピングすることができます。通常は最もコスト効率の高いオプションが優先されますが、能力のボトルネックがある場合は、次に高いコストの代替オプションの使用が必要となる場合があります。その他にも、同じ製品を別のサプライヤから、異なる供給量割当を使用して調達する場合があります。使用される供給元は、供給元決定で選択されます。
供給元に対しては、供給元決定時にその供給元が使用される優先度を、以下のデータを使用して定義することができます。
● 供給元で使用する必要がある調達優先度
● 供給元を調達に使用する必要がある場合に発生するコスト
また、供給量割当を定義して、別の供給元から製品を調達するために使用される比率を指定することができます。
供給元の選択に関連するデータはアプリケーションによって決定されることに注意してください。たとえば、需給連鎖計画 (SNP) の最適化では、コストのみに基づいて供給元が選択され、調達優先度または供給量割当は考慮されません。SNP ヒューリスティックでは、調達優先度または供給量割当が考慮されます。原則として、すべての基準および指定納期納入は生産計画/詳細計画 (PP/DS) に関連しています。
通常は、時間と数量の両方に関して供給元が有効である場合、1 つの調達提案に対してその供給元のみが使用されます。この供給元には関連データを定義します。
●
PP/DS
での
外部調達