ロールの移送と配信
ロール管理では、ロール移送用の以下のオプションがあります。
● システムからのロールのダウンロードおよび別システムへのアップロード
● RFC を使用したリモートシステムからのロールのインポート
● 移送機能を使用したロールの移送
ロールアップロードでは、権限データを含むすべてのロールデータが、ファイルから SAP システムにロードされます。ロールのユーザ割当および生成されたロールのプロファイルは、この場合はアップロードされません。
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1. ツール → システム管理 → ユーザ管理 → ロール管理 → ロール (トランザクション PFCG) を選択し、ロール管理機能を開始します。
2. 移送対象のロールを入力し、ロール移送を選択します。
ロールの一括移送画面が表示されます。カスタマイジングスイッチを使用して、オプション集合ロールの単一ロールも移送およびロールに生成されたプロファイルも移送のデフォルト設定を制御することができます (セクションユーティリティメニューの機能のロール管理機能を参照)。

移送依頼にロールを含めた後に、ロールの権限プロファイルを変更しないでください。プロファイルを変更したり、最初に生成したりする必要がある場合は、後でロール全体を再度移送してください。
3. 次に表示されるダイアログボックスで、ユーザ割当とパーソナライゼーションデータも移送するかどうかを指定します。

ユーザ割当も移送する場合は、対象システムのロールのユーザ割当全体を置き換えてしまいます。ロールのユーザ割当をインポート不可能にするためにシステムをロックするには、トランザクション SM30 を使用して、カスタマイジングテーブル PRGN_CUST でロックの設定をします。行 USER_REL_IMPORT および値 NO を追加します。
集中ユーザ管理 (CUA) をグローバルロール割当とともに使用する場合は、ロールと一緒にロールのユーザ割当を移送しないでください。この場合は、ユーザ割当の登録は、セントラルシステムでのみ行うことができます。その後、必要に応じて、定義したシステムグループにこれらの割当を送信することができます。このような環境でも CUA の子システムにロールのユーザ割当をインポートしない場合は、セントラルシステムにはユーザマスタレコードへの変更に関する情報は通知されません。このようにして変更した子システムのユーザに関するデータは、次回配信時にセントラルシステムからのデータで上書きされます。このため、ロールインポートによって子システムでローカルに登録されたユーザ割当は削除されます。
4. 移送依頼を入力します。
ロールがカスタマイジング依頼に入力されます。トランザクション SE10 を使用して、これを表示します。
プロファイルパラメータtransport/systemtype がこの SAP システムで値 SAP に設定されていない場合は、権限プロファイルはロールとともに移送されます。この値が設定されている場合は、ロールがカスタマ関連配信クラスに割り当てられているプロファイルだけが移送されます。
カスタマイジングエントリを使用して、ロールとともに権限プロファイルが移送されないようにすることもできます。移送ソースシステムで、値 NO を持つエントリ PROFILE_TRANSPORT をテーブル PRGN_CUST に追加します。この場合は、移送後にトランザクション SUPC (一括生成) またはトランザクション PFCG (個別ロールのプロファイル生成) を使用して、対象システムでプロファイルを生成する必要があります。
5. 対象システムでユーザマスタ比較を実行します。
次のいずれかの方法で、ユーザマスタ比較の実行を登録することができます。
○ バックグラウンドで比較を行う場合は、レポート PFCG_TIME_DEPENDENCY をバックグラウンドで定期的にスケジュールします。
○ この比較を即時実行するには、レポート PFCG_TIME_DEPENDENCY を開始します。
○ トランザクション PFCG で比較を即時実行するには、ユーティリティ → 一括比較を選択して、ユーザマスタ比較画面のロール項目に該当するロールを入力します。次にユーザマスタ比較の実行を選択します。
ロール管理では、対象システムのリリースステータスが SAP Basis 4.6A 以上であれば、メニュータブページでロールを配信することができます。