ユーザへの標準ロールの割当
SAP によって事前定義されたロールをユーザに割り当てると、そのユーザが SAP システムにログオンするとき、日次作業に必要なユーザメニューと権限がそのユーザに自動で提供されます。
ユーザは、自分に割り当てられた機能から個人的な "お気に入り" を定義することもできます。ユーザは、"お気に入り" またはジョブ構造ツリーからトランザクション、プログラム、またはインターネットおよびイントラネットアプリケーションを呼び出します。
従業員に対して独自のロールを登録する前に、SAP から提供されたロールを使用して会社のジョブを記述できるかどうかをチェックしてください。
SAP によって出荷されたロールの一覧を入手します。プログラム RSUSR070 により、既存のサンプルジョブの内容説明が出力されます。このプログラムを実行するには、ツール → 管理 → ユーザ管理 → 情報システム → ロール → 複合選択基準別ロール → ロール名別を選択します。または、トランザクション SE38 を使用してレポート RSUSR070 を開始します。ロール内容説明を選択すると、事前定義されたロールの内容説明テキストは、その名称とともに表示されます。表示される一覧には、SAP 標準で出荷されたロールが表示されます。

事前定義されたロールは、接頭辞が 'SAP_' のテンプレートとして出荷されます。この接頭辞を持つロールは、アップグレード時、またはサポートパッケージのインポート時に、同じ名称のロールによって上書きされます。そのため、ロールを変更するには、最初にこれらのテンプレートをカスタマ名称領域にコピーする必要があります。
以下に、未変更のロールをユーザに割り当てる方法を説明します。
SAP システム SAP Easy Access 第一トランザクションには、管理者用の追加機能が含まれます。これらの追加機能を使用するには、ロール管理者としての権限が必要です。
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1. 第一トランザクション SAP Easy Access で他のメニューを選択します。
ロール名ダイアログウィンドウが表示され、ここでロール名を入力するか、項目最大該当対象数を空のままにして検索開始を選択して、単一ロールまたは集合ロールの一覧を照会することができます。
2. 表示された標準ロールの一覧から、ロールまたは集合ロールをダブルクリックで選択します。
選択したロールまたは集合ロール (SAP_FI_FM_BU_PLANNING など) のユーザメニューが表示されます。この段階ではまたユーザへの割当は登録されません。

3. 現在表示されているロールを 1 人以上のユーザに直接割り当てるには、ユーザ割当を選択します。
4. 割り当てるユーザの名称を入力します。ユーザ選択により、システムにおける現行ユーザの複数選択一覧が表示されます。

ユーザは、割り当てる前に、すでにシステムに登録されていなければなりません。追加情報は、ユーザマスタレコードの登録と更新を参照してください。
5. ユーザのコピーを選択します。
6. ロールのプロファイルが生成され、ユーザマスタが調整されることを確認します。権限プロファイルがプロファイルジェネレータによって生成され、選択したロールのユーザメニューに加えて、選択したユーザのユーザマスタにも登録されます。
プロンプトを確認しない場合は、選択したユーザに割り当てられるのは、ユーザメニューだけです。権限プロファイルは生成されず、ユーザマスタにも登録されません。ロールを、すでにユーザに対して生成されているプロファイルに割り当てている場合は別です。

SAP 出荷の標準ロールの権限データをユーザ企業の要件に合わせて修正します。少なくとも組織レベル項目を定義し、すべての空白項目に入力する必要があります。
ロールが割り当てられたユーザは、システムにログオンすることができます。ユーザが作業に必要とし、必要な権限も揃っている機能が登録されたユーザメニューが表示されます。