初回インストール手順
ユーザおよびロール管理をSAP システムで最初に設定するときは、次の手順を行ってください。
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1. システムグループのセキュリティセクションを参照してください。
2. 従業員のタスク一覧を表示します。
会社でさまざまなアプリケーションを使用する場合は、各部門と連絡を取り、各部門で定義するロールと、従業員に付与する権限を決定する必要があります。各ワークプレイスを、(書面で) 定義する必要があります。権限管理者は、どの従業員がどのデータにアクセスし、どのトランザクションとプログラムを呼び出すことができるかなどを詳細に知る必要があります。
3. トランザクション SU25 で、メニューエントリ 1: カスタマテーブルに初期値を入力を選択します。
カスタマテーブルに初期値を入力する際、SAP によって事前に設定されているチェックフラグと権限値が、該当するカスタマテーブルにコピーされます。
ユーザとユーザグループに対しては、事前に定義されているロールを割り当てます。このロールには業務に必要な一般的なトランザクションが含まれています。ロールに含まれているトランザクションに従い、トランザクションでチェックされる権限オブジェクトがロール管理ツールにより選択されます。ロールに対してメニューが登録されている場合は、関連付けられた権限がロール管理ツールによって検索されます。管理者は、これらに追加したり、修正したりすることができます。
デフォルト値の内容により、緑 (全権限)、黄 (権限管理者による更新が必要)、または赤 (組織レベルの更新が必要) の信号が、個々のロールの更新画面に表示されます。
権限のデフォルト値は、テーブルUSOBX およびUSOBT に格納されています。カスタマテーブル USOBX_C および USOBT_C には、最初にこれらのテーブルの内容がコピーされます。カスタマテーブルは、アップグレードごとに同期をとることができます。
USOBX |
トランザクションで実行する権限チェック、およびロール管理ツールで編集する権限チェックの定義をします。ロール管理ツールで編集することができる権限チェックを、チェックフラグを使用して決定します。デフォルト Yes によるチェック (旧 “PP”) フラグを割り当てられた権限チェックのみを、ロール管理ツールで編集することができます。
これらのテーブルで、トランザクション SU24 で使用されているデフォルト Yes によるチェック (旧 "PP") は、X に相当します。
権限チェックがプログラムされている場合でも、権限チェックを無効化することができます。 |
USOBT |
ロールメニューに登録されているトランザクションコードに対してロール管理ツールで使用するデフォルト値を?Aトランザクションおよび権限オブジェクトごとに定義します。 |
4. 必要に応じて、ロール管理ツールを使用する前に権限チェックの範囲を調整します。
また、チェックフラグを使用して、ロール管理ツールで表示されるチェック対象外のオブジェクト、権限プロファイルの自動生成前に編集するために表示する項目値を制御することができます。
各トランザクションに対して実行する権限チェックを要件に合わせて調整します。これを行うには、トランザクション SU25 を呼び出し、ポイント 4: トランザクション (SU24 ) のチェックフラグを選択します。
また、トランザクションSU25 (項目 5) でグローバルに権限オブジェクトを無効化することも可能です。権限チェック範囲の縮小を参照してください。
5. テーブルをシステムグループの他のシステムにコピーするには、ポイント 3: カスタマテーブルの移送を選択します。
6. 次のモデルに従ってロール管理を導入します。

共通レベルでは、共通に使用するトランザクションへのアクセスを、全システムユーザに対して登録します。これに含まれるトランザクションには、印刷、オンラインヘルプ、SAP オフィスなどがあります。会社で一般的に行われる活動に対するロールを 1 つ以上登録します。これらのロールへの変更は、すべての従業員に影響を与えます。一般的に行われるアクティビティが複数のロールの一部である場合は、すべてのロールで一般権限の変更に対する調整をする必要があります。
アプリケーションレベルでは、アプリケーションを使用するすべてのユーザに対して、このアプリケーションを使用するために一般的に必要なトランザクションを割り当てる必要があります。アプリケーションを使用するために一般的に必要な固有のロールは通常、アップグレード後も変わらないため、この処理を行うことで時間の節約をすることができます。変更を行う際は、その変更は "1つの変更がすべてに対して反映される” ことになります。
ジョブロールレベルでは、特に1 つ (または少数) の作業グループに対して必要なトランザクションと権限を割り当てます。ロールが複数の組織レベル (複数の会社コードなど) で使用される場合は、ロールの派生を実行し、派生したロールの組織レベルをダイアログウィンドウで変更することができます。
下位レベルはどちらも権限管理導入後もほとんど変わらないため、導入後の権限管理者の作業は、主にジョブロールレベルに対する作業となります。
追加情報:
● 権限管理の組織化
● 特殊ユーザの保護