ファンド 
ファンドは予算のコンテナです。特定の顧客または製品などに対して、さまざまな目的でファンドを登録することができます。
[カスタマリレーションシップマネジメント] (CRM) のカスタマイジングで、以下のパスを選択して設定を実行しておく必要があります。
CRM のカスタマイジングでを選択して、ファンドタイプを定義し、ファンド属性を選択しておく必要があります。
ノート
各ファンドタイプについて、ファンド属性の組合せを選択します。選択した組合せが有効であるかどうかがシステムでチェックされます。1 つのファンドタイプに対して、ファンド属性として[顧客]と[顧客階層ノード]の両方を選択することはできません。同様に、1 つのファンドタイプに対して[製品]、[製品カテゴリ]、および[製品グループ]のすべてをファンド属性として選択することはできません。これらのうち、いずれか 1 つのみを選択することができます。
CRM のカスタマイジングでを選択して、ファンド計画タイプを定義し、ファンドタイプを割り当てておく必要があります。
ファンド属性
ファンドを登録する際、そのファンドをファンド計画に割り当てる必要があります。カスタマイジングで行ったファンド計画タイプの定義に応じて使用可能なファンドタイプの一覧が表示されるので、ここから選択することができます。ファンドタイプには、次のファンド属性の組合せを割り当てることができます。
[顧客]
[顧客階層ノード]
[製品カテゴリ]
[製品グループ]
[製品]
[テリトリ]
ファンド属性は、ファンドまたはファンド用途を定義するために使用され、ファンド決定で使用されます。カスタマイジングで定義されているファンドタイプによって、ファンドに指定する必要のあるファンド属性が決定されます。カスタマイジングでのファンド計画タイプの定義に基づいて、以下がチェックされます。
製品または製品カテゴリが、選択したテリトリに適合しているかどうか。
顧客または顧客階層ノードが、選択したテリトリに属しているかどうか。
詳細については、テリトリ階層の更新を参照してください。
通貨
ファンドの割当先となるファンド計画を選択します。カスタマイジングでファンド計画タイプに対して定義されている通貨により、ファンドに対して登録されるファンド用途の通貨と、ファンドチェックブックに表示される金額の通貨が決定されます。予算転記トランザクションの組織データによって、予算転記のデフォルト通貨が決定されます。ただし、デフォルト以外の通貨を使用して予算転記を登録することもできます。
組織データ
ファンドの管理責任者として、そのファンドを登録したユーザが自動的に割り当てられますが、このユーザは変更可能です。ファンドに対する管理責任者の組織割当に応じて、販売組織ユニット、組織ユニット、流通チャネルなどの組織データもファンドに割り当てられます。組織データを編集することができます。詳細については、パートナ処理と SAP CRM での組織管理を参照してください。
新規項目
[ファンド概要]ページで、ファンドの詳細を指定するための新規項目を追加することができます。詳細については、ファンド管理の簡易拡張ワークベンチを参照してください。
既存のファンドをコピーして、ファンドを登録することができます。ファンドのステータスが自動的に[新規]に設定され、ファンド属性を含むすべての属性がコピーされます。ただし、ファンドチェックブックのすべての金額はゼロに設定され、ファンドに対する予算転記または予算は登録されません。ファンドの属性を編集することができます。
同じファンド計画に割り当てられている既存のファンドをコピーして、複数のファンドを登録することができます。別のファンド計画に対して、新しいファンドを登録します。新しいファンドの初期予算は、以下のように設定することができます。
なし
初期予算は登録されません。ファンドのステータスは[新規]に設定されます。
初期設定
初期予算は、対応するファンドに割り当てられている合計予算に一致します。ファンドのステータスは[暫定]に設定されます。
実績
初期予算は、対応するファンドの承認済請求額合計に一致します。ファンドのステータスは[暫定]に設定されます。
予算はファンド転記によって登録され、[チェックブック]割当ブロックにのみ表示されます。ファンド属性を含むすべての属性が新しいファンドにコピーされます。ファンドの属性を編集することができます。
外部アプリケーションからファンドを一括登録することができます。詳細については、外部アプリケーションからのファンド計画とファンドの登録を参照してください。