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ファンド決定は、以下のものに適切なファンドを割り当てるために使用します。

  • トレードプロモーション

  • 市場開拓資金 (MDF) 活動と MDF 請求のための予約

  • 請求

  • 予算転記

前提条件

[カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングで、以下のパスを選択して設定を行っておきます。

  •   [ファンド管理]   [ファンド決定]   [定義: ファンド決定プロファイル]  

  •   [トレードプロモーション管理]   [トレードプロモーション]   [ファンド統合]   [定義: ファンド統合の設定]  

  •   [請求管理]   [ファンド決定]  

  •   [ファンド管理]   [予算転記]   [ファンド決定]  

機能

ファンド決定は、カスタマイジングのファンド決定プロファイルで定義された特定の一致基準の評価に基づいて行われます。ファンド決定は、シナリオに応じて異なります。各ファンド決定プロファイルに対して、以下の一致基準を設定することができます。

  • 組織データ

  • テリトリ階層

  • 顧客階層

    ボトムアップファンド決定を使用すると、顧客階層の上位にある顧客に予算を配賦することができます。この場合、同じ顧客階層ノードに割り当てられているファンドと、顧客階層のさらに上位レベルに割り当てられているファンドが検索されます。

    トップダウンファンド決定を使用すると、予算振替の場合などに、顧客階層の下位の顧客に予算を配賦することができます。この場合、同じ顧客階層ノードに割り当てられているファンドと、顧客階層のさらに下位にある特定の顧客階層ノードレベルに割り当てられているファンドが検索されます。

    例 例

    会社 123 に割り当てられているファンド A から予算を振り替える場合には、ファンド決定で下位顧客に対するファンドを決定する必要があります。たとえば、会社 123 市区町村 X に割り当てられるファンド B、会社 123 市区町村 Y に割り当てられるファンド C などです。

    このグラフィックは添付テキストで説明されています

    例の終了
  • 製品階層

    ボトムアップファンド決定を使用すると、製品階層の上位にある製品カテゴリに予算を配賦することができます。この場合、同じ製品カテゴリに割り当てられているファンドと、製品階層のさらに上位レベルに割り当てられているファンドが検索されます。

また、呼出元アプリケーションで以下のデータも提供されます。

  • ファンド計画

  • ファンドステータス

  • 費用タイプ

カスタマイジングで、トランザクションにファンド決定プロファイルを割り当てます。トランザクションに割り当てたファンド決定プロファイルは、ファンド決定で使用されます。

トレードプロモーションのファンド決定

トレードプロモーションのファンド決定では、トレードプロモーションのファンド計画に割り当てられており、ステータスが[リリース済]に設定されているすべてのファンドが検索されます。次に、トレードプロモーションの組織データ、テリトリ、顧客、製品、および費用タイプに基づいてファンドがフィルタされます。複数のファンドが使用可能である場合には、入力ヘルプを使用してファンドを選択することができます。

詳細については、ファンド統合を参照してください。

活動と MDF 請求に対する予約のファンド決定

活動と MDF 請求に対する予約のファンド決定は、アクセス制御エンジン (ACE) の可視性に基づいて行われます。ACE は、MDF に対するチャネルパートナのアクセス権と、チャネルパートナが実行できる活動を制御します。チャネルパートナには、以下の権限が付与されます。

  • チャネルパートナは自社の資金提供による活動にのみアクセスすることができ、他のチャネルパートナの活動にはアクセスできません。

  • チャネルパートナは、システムで使用可能なすべてのテンプレートではなく、(市場開拓資金プログラムの一部として) ファンドに割り当てられた活動テンプレートのみにアクセスすることができます。

  • 自社が販売パートナとして割り当てられている、ステータスが[リリース済]のファンドに対する変更権限が付与されます。

  • 自社が販売パートナとして割り当てられているすべての活動に対する変更権限が付与されます。

市場開拓資金プログラムのファンド計画に割り当てられており、ステータスが[リリース済]に設定されているすべてのファンドが検索されます。次に、明細の組織データ、テリトリ、ACE の可視性、製品、および費用タイプに基づいてファンドがフィルタされます。

請求のファンド決定

請求 (チャージバック、直接請求、請求書の請求、控除請求、前払、繰越済前払、および直接支払を含む) のファンド決定では、[BAdI: ファンド決定]が使用されます。カスタマイジングでファンド決定プロファイルを定義すると、マーケティングプロジェクトのファンド計画に割り当てられており、ステータスが[リリース済]に設定されているすべてのファンドが検索されます。次に、明細の組織データ、テリトリ、顧客、製品、および費用タイプに基づいてファンドがフィルタされます。カスタマイジングでファンド決定プロファイルを定義していない場合は、ファンドをマニュアルで検索する必要があります。

予算転記のファンド決定

予算転記のファンド決定も ACE の可視性に基づいて行われます。ファンド計画に割り当てられており、ステータスが[暫定]または[リリース済]に設定されているすべてのファンドが検索されます。次に、明細の組織データ、顧客、および ACE 可視性に基づいてファンドがフィルタされます。

ファンド決定結果

シナリオに応じて、ファンド決定の結果は以下のいずれかになります。

  • ファンドが見つからないか、または決定規則に基づく一意なファンドが検索されて対応する明細に自動的に割り当てられます。ファンドをマニュアルで割り当てることも、システムによって割り当てられたファンドを上書きすることもできます。ファンドをマニュアルで割り当てた場合は、データ整合性チェックが実行されます。

  • 決定規則に基づくファンドが複数見つかり、対応する明細に割り当てることができません。入力ヘルプを使用して、これらのファンドの一覧を表示することができます。任意のファンドを対応する明細に割り当てることができます。また、複数のファンドを明細に割り当てることもできます。この場合、明細が複数の明細に分割され、金額が均等に配賦されます。