SAP CRM での BI ICM インタフェースのカスタマイジングに関するアクティビティ 
この手順に従って、一般 BI インタフェースを使用して ICM に BI データを転送するために必要な CRM 設定アクティビティを実行します。
BI インフォソースを定義しておきます。
RFC 宛先の定義
CRM システムのカスタマイジングで、以下を選択して、ICM の RFC 宛先を設定します。
ICM エンジン (ERP システム) の RFC 宛先を登録する際は、内容説明、対象システム、メッセージサーバ、グループ、ログオンなどのプロセスに必要な情報を必ず入力してください。
ノート
以下に、CRM で他の RFC 宛先を設定するための標準的な SAP の手順を示します。この手順のこのステップについては、他の処理をサポートするために RFC 宛先をすでに設定している場合は実行する必要がありません。
CRM システムのカスタマイジングで、以下を選択して、ICM エンジンと BI 論理システムの RFC 宛先を設定します。
[ICM エンジンおよび BI システムの RFC 宛先]ページで、以下を入力します。
ICM RFC 宛先
BI システムの宛先
これはクライアントに依存します。複数の BI システムの宛先を指定することができます。その場合は、それぞれの BI システムの宛先間をカンマまたはスペースで区切ります。
BI システムから選択されるクエリによって、後続のステップで生成される転送インタフェースのデータソースが提供されます。
転送アプリケーションの定義
CRM システムのカスタマイジングで、以下を選択して BI-ICM 転送アプリケーションを定義します。
このステップでは、新しい転送アプリケーションの名称を指定することができます。転送アプリケーションとは、ICM でコミッションプロセスを実行する目的で、BI クエリの抽出結果を ICM コミッションケースインタフェースに転送するために生成されたアプリケーションです。1 つの ICM アプリケーションに対して定義できる転送アプリケーションは 1 つだけですが、1 つの転送アプリケーションで複数のクエリをサポートすることができます。
ここでは ICM アプリケーション名を入力しますが、この段階での目的は、アプケーション間のマッピングを生成することです。ほとんどの場合、ICM アプリケーションはまだ存在していません。
[BI-ICM 転送アプリケーション]ページ:
[新規エントリ]を選択します。
BI-ICM 転送アプリケーションを入力します。
ICM コミッションアプリケーションを入力します。
転送アプリケーションを識別するのに役立つテキスト (短) と (長) を入力します。
エントリを保存します。
ノート
この手順の他のステップを完了したら、このアクティビティに戻って[区分: 転送アプリケーション本稼動]を選択することにより、アプリケーションを本稼動用に設定します。
クエリの選択およびクエリ結果のカスタマイズ
CRM システムのカスタマイジングで、以下を選択して、BI ODS またはインフォキューブとクエリを識別します。
BI-ICM 転送アプリケーションのデータソースとして、1 つ以上の BI クエリおよびインフォプロバイダ (インフォキューブまたは ODS テーブル) を指定することができます。BI インタフェースは、ICM に対するそのデータソースとしてクエリを使用します。
[確認: BI インフォプロバイダおよびクエリ]ページ:
[新規エントリ]を選択します。
BI-ICM 転送アプリケーションを選択します。
BI クエリを選択します。
[クエリテキスト取得]を選択して、項目入力の残りを完了します。
エントリを保存します。
CRM システムのカスタマイジングで、以下を選択して、BI クエリからの選択に使用できるすべての項目を CRM 選択テーブルに取り込みます。
項目提供構造に組み込む BI クエリ項目を選択します。この項目提供構造が最終的に ICM で利用可能になります。このアクティビティで行った選択によって、ICM コミッションケースインタフェースに渡されるデータが決まります。
[BI-ICM BI クエリ項目のカスタマイジング]ページ:
BI-ICM 転送アプリケーションを選択します。
BI クエリを選択します。
[クエリメタデータ取得]を選択します。
それによって、選択されたクエリのデータが BI-ICM テーブルに取り込まれます。
抽出に組み込む項目ごとに、その項目の横にある [ICM アプリケーションで使用]を選択します。
[BI-ICM BI クエリ項目のカスタマイジング]テーブル:
[項目タイプ]は BI クエリからのインフォオブジェクトのタイプです。インフォオブジェクトは、特性、キー数値、単位、時間特性、および技術特性に分かれています。これは読込専用項目です。
[データ型]は、ABAP ディクショナリの項目のデータ型です。これは BI のデータ定義から取得されますが、修正可能です。この BI 項目用に CRM でオブジェクトが生成される際には、ここに指定されているデータ型が使用されます。データ型の例として、DEC として格納される通貨項目、浮動小数点形式の値、文字列などがあります (これは項目の技術的な定義です)。
[参照項目]には、構造が正しく生成されるようにするために、該当の通貨と数量単位の値を指定する必要があります。
[グループ化]では、複数の BI レコードを単一のコミッションケースにまとめることができます。たとえば、BI データが 1 つの受注の複数のヘッダレコードと、1 つの受注の独立した複数の明細レコードで構成されている場合、これらのヘッダレコードと明細レコードを単一のコミッションケースにまとめることができます。
後続のプロセスで生成される [BI 抽出ログ]タブで利用可能にする各キー数値項目に対して[照会]を選択します。コミッション担当者は、トランザクションの実行時に、を選択することによって、このタブを表示することができます。
注意
項目に対して [ICM アプリケーションで使用]を選択しない場合、その項目は ICM で使用するための抽出データには組み込まれません (すべてのデータが直接転送されるわけではありません。場合によっては、抽出データは ICM コミッションケースインタフェースの項目用の値を取得するユーザ Exit や汎用モジュールで使用されることもあります)。
CRM システムのカスタマイジングで、以下を選択して、クエリ結果項目のサブセットを指定します。
それにより、転送アプリケーションの BI クエリに対応するクエリ結果構造が生成されます。
[生成: クエリ結果構造]ページ:
BI-ICM 転送アプリケーションを選択します。
ICM データを提供する BI クエリの技術名を選択します。
[実行]を選択します。
このアクティビティの確認の詳細については、トラブルシューティングを参照してください。
CRM システムのカスタマイジングで、以下を選択して、コミッションケースのグループ化基準を指定します。
それにより、ERP の ABAP ディクショナリに項目提供構造が生成されます。項目提供構造を生成した後は、ICM アプリケーション構築ツールでその構造を選択することができます。
ICM によって項目提供構造が生成された後は、その構造を開発クラスに配置することによって、一括して開発、更新、転送する必要があるすべての開発オブジェクトをまとめてそこに格納することができます。通常、1 つのトランザクションを構成するオブジェクトは 1 つの開発クラスに属します。カスタマ開発クラスは、クラス名の先頭に Y または Z が付きます。この項目はそのクラスのプレースホルダになります。現在、$TMP クラスでオブジェクトを作成することができますが、このクラスは移送できません。
ノート
これはクライアント依存アクティビティです。
[ICM での項目提供生成]ページ:
[BI-ICM 転送アプリケーション]を選択します。
BI クエリの[技術名称]を選択します。
ICM パッケージ/開発クラス (または一時パッケージ $TMP を使用) を入力します。
[実行]を選択します。
ノート
それにより、ERP システム内だけで項目提供が生成されます。CRM での項目提供は前ステップで生成されます。
このアクティビティの確認の詳細については、トラブルシューティングを参照してください。
注意
アプリケーションログを確認する (トラブルシューティングの説明を参照) 際には、ログの最終行にある[項目提供構造名]を確認しておきます。この名称は、ERP (ICM) での BI ICM インタフェースのカスタマイジングにおけるアクティビティで使用します。このログは削除される場合があるため、[項目提供構造名]は記録しておいてください。
クエリのビジネスオブジェクト ID が存在しない場合は、CRM システムのカスタマイジングで以下を選択して、番号範囲を設定します。
このアクティビティは、項目ビジネスオブジェクト ID への値の割当をインタフェースに実行させる場合に、番号範囲制限を設定する必要があるときにだけ実行します。このような値の割当は、通常、CRM-ICM へのデータの転送に使用するクエリが集計データを返すときに発生します。ビジネスオブジェクト ID が存在しない場合、BI-ICM インタフェースによって、番号範囲間隔を使用してビジネスオブジェクト ID が生成されます。
ICM アプリケーションの生成または再生成前に必要な CRM 設定アクティビティを完了しました。これらは CRM カスタマイジングで必要となる初期ステップです。通常、ICM アプリケーションの設定を完了したら、残りの CRM 設定ステップをすべて実行します。