SAP CRM と SAP ERP 間の設備構成選定のレプリケーション 
双方向レプリケーションのダウンロード機能で、SAP ERP カスタマサービス (CS) から SAP Customer Relationship Management (SAP CRM) に設備構成選定を転送することができます。アップロード機能により、変更がどのシステムで行われたかに関係なく、両システム間のデータの整合性が自動的に確保されます。
データ転送は SAP CRM でトリガされ、SAP CRM ミドルウェアによって実行されます。
この機能を使用するには、以下のリリース (以上) が必要です。
(有効な CRM ミドルウェアを含む) SAP CRM 5.0
SAP ERP 6.0
品目選定のすべての関連モデルがナレッジベース対象の形式で複製され、実行時バージョンと関連付けられている必要があります。
シリアル番号と設備は、これに関連付けられている選定を複製する前に、あらかじめ複製しておく必要があります。
SAP CRM の設備は、設置ベースの個別オブジェクトになります。
それぞれの設備の構成選定が、対応するオブジェクトの選定にコピーされます。
SAP ERP のそれぞれの設備の構成選定は、初期データ転送 (初期ダウンロード) 後に SAP CRM に表示されます。
それぞれの設備の新規構成選定とそれ以降の SAP ERP からの変更および更新は、デルタロードが有効化されるとすぐに SAP CRM に自動的に転送されます。
それぞれの設備が複数レベルの構成選定内のコンポーネントを参照する場合は、適切な 1 つのレベルの選定のみが複製されます。
アップロード機能により、両システム間のデータの整合性が確保されます。アップロード機能を有効化すると、すぐに SAP CRM でのデータ変更が SAP ERP にレプリケーションされます。
設備構成選定の初期ダウンロードを開始するには、以下のように実行します。
初期ダウンロードを開始する前に、オブジェクト EQUI_CONFIG を有効化します (デフォルト: 無効)。
[SAP Easy Access] 画面で、 (トランザクション R3AC1) を選択します。
オブジェクト EQUI_CONFIG を選択し、[無効]列の区分を削除して、その区分を[有効]に設定します。
注意
データの整合性を確保するために、EQUI_CONFIG オブジェクトと EQUIPMENT オブジェクトに対して同じフィルタセットを更新します。
[SAP Easy Access 画面]で、 (トランザクション R3AS) を選択します。
ロードオブジェクト EQUI_CONFIG を選択し、送信システムとして SAP ERP システム、対象システムとして SAP CRM システムを選択します。
設備構成選定のデルタロードを開始するには、以下のように実行します。
[SAP Easy Access] 画面で、 (トランザクション R3AC4) を選択します。
アダプタクラス EQUI_CONFIG を有効に設定します。アダプタクラスに EQUI_CONFIG を使用できない場合は、これを追加する必要があります。
エントリを保存します。
ノート
SAP ERP から SAP CRM にシリアル番号設定をダウンロードするには、前述した手順を実行します。ただし、その場合はアダプタオブジェクトに SERNR_CONFIG を使用します。
アダプタオブジェクト EQUI_CONFIG を有効化します。
[SAP Easy Access] 画面で、 (トランザクション R3AC1) を選択します。
オブジェクト EQUI_CONFIG を選択し、[無効]列の区分を削除して、その区分を[有効]に設定します。
[カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングので、オブジェクトファミリー 0401 のアダプタオブジェクト DNL_EQUIPMENT を入力します。
選定処理のダウンロードの参照文書: 選定可能製品および SAP ECC マスタデータの使用