カウンタ基準のサービス周期のスケジューリング 
カウンタ基準のサービス周期を使用する場合は、カウンタにより、オブジェクトの損耗や供給品の利用状況や減少をモニタすることができます。参照オブジェクトのカウンタが、稼動 1,000 時間ごと、コピー 50,000 枚ごとなどの特定の計測値を表示した場合に、サービスが実施されます。
サービスの計画日付は、カウンタ値取得と、カウンタ用に設定された利用予測を使用して決定することができます。
システムにカウンタを登録し、各カウンタに計画値とその計画値の期間を入力してあること (1 日に 300 マイル、あるいは 1 か月にコピー 10,000 枚など)。
追加情報については、カウンタを参照してください。
カスタマイジングで、サービス計画明細のカウンタおよびカウンタ値取得を照会および編集できるようにするかどうかを定義しておくこと。
この設定を行うには、[カスタマリレーションシップマネジメント]のカスタマイジングで、を選択します。以下の手順を実行します。
サービス計画明細用の明細カテゴリを選択します。
ビュー[業務トランザクションカテゴリ割当]で、エントリ[サービス契約]を選択します。
[カスタマイジング明細]ビューを選択し、[カウンタの有効化]を選択します。
サービスの提供先となる設置ベースコンポーネント用に、設置ベース管理でカウンタを割り当てます。
サービス計画明細の登録時に、オブジェクト一覧の参照オブジェクトとして、設置ベースコンポーネントを入力します。
割当ブロック[カウンタと取得]で、カウンタをマニュアル入力するか、またはシステムによる提案値を受け入れます。提案値を使用する場合は、参照オブジェクトに割り当てられたカウンタと関連カウンタ情報が、選択用の個別のダイアログボックスに表示されます。参照オブジェクトに 1 つのカウンタだけが割り当てられている場合は、カウンタ情報は即座に受け入れられます。この場合、ダイアログボックスは表示されません。
自動カウンタ受入を有効にするには、[参照オブジェクトからの提案]を選択します。
現在のカウンタ値取得を定期的に記録し、変更されていない場合でも表示値として入力します。そうしないと、カウンタ値取得が実際には設定値に達していない場合でも、リリースオブジェクト (サービスオーダなど) が年間パフォーマンス予測に基づいて生成されます。
例
あるポンプでは、ポンプの使用時間が 100 時間経過するたびに保守活動を実施する必要があります。サービス計画のスケジューリング中に算出されたリリース日付にはもうすぐ到達するが、ポンプが一時的に使われていないために、ポンプのカウンタ値取得は使用時間が 50 時間しか経過していません。
必要になる前にサービスオーダが生成されるのを防ぐには、システムに新しい合計カウンタ値を入力します。これでサービス計画のリスケジューリングを実施します。リリース日付は更新されたカウンタ値取得に基づいて再計算され、このケースで後に使用できるように調整されます。
ポンプのサービス計画では、ポンプから 50,000 リットルの水が流出されるたびにガスケットをチェックするように定義されています。ポンプは設置コンポーネントとして表示され、放水量をリットル単位で測定するカウンタを持ちます。
サービス計画明細が登録されると、ポンプから 50,000 リットルの水が流出されると予想される計画日付が計算されます。この計画日付にサービス員はガスケットをチェックする必要があります。
次に、サービスオーダが登録されるリリース日付が計算されます。サービスマネージャは、計画日付よりも前になるようにリリース日付をすでに定義しているため、リソース計画を立てる十分な時間があります。
サービス員は一定間隔で繰り返しポンプのカウンタ値取得を記録し、その値をサービス計画に表示値として入力します。流水量が予想よりも早いか遅い場合は、サービスマネージャは計画日付を適宜調整する必要があります。
48,500 リットルの水がポンプから流出すると、リリース日付に到達し、サービス計画から取得したデータでサービスオーダが登録されます。
サービスオーダは時間通りに登録されるため、50,000 リットルの水がポンプからちょうど流出したときに、サービス員はポンプをチェックすることができます。