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用途
原価積上ステータスによって以下のことが行われます。
・ 現在の処理ステータスの通知

原価見積のステータスは、
KA ( エラーなしで原価積上済み ) です。したがって、この原価見積は、マークやリリースがまだ行われていません。原価見積のステータスは、
VO ( エラーなしでマーク済み ) です。原価計算が完了し、原価見積はマークされていますが、リリースはされていません。・ エラーの通知

原価見積のステータスは、
KF ( エラーありで原価積上済み ) です。エラーメッセージ ( タイプ E) が発生しています。原価見積のステータスは、
KA ( エラーなしで原価積上済み ) です。情報メッセージ ( タイプ I) や警告メッセージ ( タイプ W) などのメッセージは一切発生していません。・ 不正なデータの受け渡しの防止

ステータスが
KF の原価見積結果は、品目マスタに転送することはできません。・ システムによる機能の繰り返しの防止

すでにリリースされている
( ステータス FR) 標準原価見積に対して、原価計算、マーク、およびリリースを再度行うことはできません。システムによってエラーメッセージが発行されます。機能
原価積上ステータスは、以下に対して設定することができます。
・ 原価積上実行
・ 原価見積
・ 原価見積の原価計算レベル
ステータスによって、以下のようにエラーまたは成功のどちらかが指摘されます。
エラー
原価計算時にエラーメッセージ
( タイプ E) が発行された場合、 エラーありのステータスが設定されます ( たとえば、品目がエラーありで原価計算された場合は KF 、品目がエラーありでマークされた場合は VF) 。ステータスがエラーありの原価見積結果は品目マスタに転送することはできません。結果を品目マスタに転送するには、発生したエラーを修正し、原価計算をもう一度実行しておかなければなりません。
原価積上実行の品目選択や
BOM 展開時にエラーステータスが設定された場合は、原価積上実行の次のステップ ( BOM 展開や原価計算 ) を実行することはできません。原価積上実行についての詳細は、 原価積上実行. を参照してください。
タイプ
E のメッセージだけが、原価積上ステータス エラーありにつながります。メッセージをエラー、警告、情報のいずれに関するものにするかを、全種類のメッセージに対して定義することができます。詳細については、 ユーザ定義のメッセージタイプを参照してください。成功
原価計算がエラーなく完了した場合は、ステータス
KA ( エラーなしで原価積上済み ) が設定されます。成功のステータスが設定されると、そのステータスによって同じステップの繰返しを防止することができます。たとえば、原価見積をリリースすると、ステータス
FR が設定されます。このステータスを持つ原価見積をもう一度リリースしようとすると、エラーメッセージが発行されます。このステータスは各原価計算レベルごとに設定されます。つまり、
原価積上実行自体のステータスが KF であっても、特定の 原価計算レベルについては、積上結果をリリースすることができるということです。以下は、設定可能な原価積上ステータスの例です。
ステータス |
定義 |
ER |
オープン状態 ( 指図など ) |
SE |
エラーなしで選択済み |
SF |
エラーありで選択済み |
KA |
エラーなしで原価計算済み |
KF |
エラーありで原価計算済 |
VO |
エラーなしでマーク済 |
VF |
エラーありでリリース済 |
FR |
エラーなしでリリース済 |
FF |
エラーありでリリース済 |
FM |
品目元帳決算を使ってリリース |